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闇染Liberator -闇堕ち勇者と堕ちる戦姫- 感想

闇染 Revenger の続編。世界観が同じなだけでストーリー上の関連はない。前作の Revenger は エスクード らしい遊べるエロゲーとして高く評価するがこれは凡作。まず絵がごちゃごちゃして見にくい。一般的に続編は装飾過多で見にくくなる傾向があるが、これはまさにそれ。特にエロシーンの一枚絵はごちゃごちゃで何がどうなってるのかさっぱり分からない。全体的に陰影がなく目が泳ぐ。これで抜けない。そしてテキストが凡庸。前作は悔しがったり耐えたりするヒロインの心情があったが、これはまったくそういうのがない単調なエロシーンが続く。遥臣という想い人がいるヒロインが無理やり犯されてる最中にあんなテンプレ漫才を繰り広げるだろうか。この辺は残念ながらシナリオライターの力不足だ(ライターは前作とは別の人)。ゲーム部分についても特筆すべきものはない。攻撃技をセットしてゲージが溜まったら発動するだけだ。これをクリアまで何十回と繰り返すので飽きる。一応そのうち新しい技を使えるようになるが周回前提なので1週ではほとんど技を取得できず変化は乏しい。もっとも初期技のダークエッジとブラッディバーストが有能なのでクリアするだけなら無理に取得する必要もないが。一応攻撃力を増やす補助魔法やヒロインの攻撃を無効化するアンチ技もあるがたいして有効ではないので、それより殴る手数を増やしたほうが良い。率直言って期待はずれだった。エスクードは有能なシナリオライターを発掘しないとやばい。


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