思い出したこと(好き/嫌い)
「がんちゃんは平和主義者だから、きっと分からないよ」
小学校だか中学校で、友達から言われた言葉が、妙に記憶に残っている。シーンは、教室で、誰かと誰かがいがみ合っているのを話している。僕が「どうしたの?」と聞いた返事がそれだった。
「あいつが嫌い」「あいつのことが許せない」
はっきりと聞かれる場面は少ないけど、周りの人がそう思っているのをよく感じた。そして、ずっと違和感があった。
「あいつが言ったことが嫌い」「あいつの行動が許せない」
そういってくれると分かるのだ。何でちょっとした行動でその人の人格を嫌いになれるのかが分からなかったのだ、と最近気づいた。
自分から見た他者の人格というのは言動の積み重ねが多くの部分を占める。でも、だからこそ、人格全体を好きか嫌いか判断するなら、可能な限りその人の要素を知った上で、じゃないと、判断を見誤る可能性が高くなるような気がしているんだな、うん。
でも、頭で分かっていても、自分もそう捉えてしまうことがある。疲れ、怒り、不安、ストレスが溜まっているときだ。だから、自分は健康でなければいけない。だから、今日もおいしいコーヒーとご飯と果物と酒と文字数。
結構本気なところがあって、自分の感覚器官を通してしか世界を感じることができないのだから、感覚器官を喜ばせておかないと、つまりご機嫌だぜ(©DA PUMP)な状態じゃないと、他者との関係性構築に負の影響を与えちゃうんじゃないかなと。
少しそれますが、「~~しなければならない」「~~するべきだ」という思考になると、感覚器官をいじめることになるので、そのワードが浮かんできた瞬間にそっぽ向くことにしてます。ぷいっ。
さ、コーヒー淹れ「なきゃ」・・・ん?
ぷいっ
コーヒー淹れ「たい」☕
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