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【逐条感想】麒麟・川島明 where are you

最近ワンリピの、麒麟・川島明さん「where are you」の感想をつらつらと。
妄想ですが、元カノとの出来事が実話で、神田沙也加さんが川島さんから聞いて歌詞にしていたら面白いだろうな、とともに、元カノさんは、どう思うんだろうなと。
では、逐条感想スタート。

・今の僕じゃ 二度と戻れない傘があるのです まだあるのです

「傘」は別れた彼女との思い出とか場所のような概念でしょうか。「今の僕じゃ」と「まだある」、で主人公が元カノを忘れられていないことを表しているのかな…

・何百分の一の偶然で逢って叱られたい 「変わんないわね」と

「叱られてもいい」に、それでも会いたい、という気持ちの強さを感じる…

・「肩が濡れる」 腕を引かれた 生憎の空もいい

いい女性だなぁ。惚れてまうやろ~案件。

・望んだんだ その程度の"良い恋"だ それでも欲張りなのか

ここはちょっと分からないです。ただ、2人での何気ない日常があれば、それで良かった、そんな感じでしょうか。

・立派にはなれずにいるのに 未熟とはもう言えない 箱の中

主人公が普通の会社員だとすると、「立派」と言えるほどの職業人になれていないけど、経験年数から、弱音は吐けない、そんな心情でしょうか。主人公が川島さんだとすると、吉本の中で、理想とする芸人さんみたいになれていないけど、中堅芸人になっちまったな、みたいな感じかなぁ。

・酸素をなくした世界の上 せめて同じ天気の下 いさせて

「酸素」は、元カノさんそのものの表現でしょうか。あなたがいてくれないと息苦しくて死んでしまいそう、みたいな。
「同じ天気の下」は、例えば東京で、君も僕も住んでいて、同じ空を見ている、と考えてしまうことを許してほしい、みたいな感じでしょうか。
いやー、引きずってんなー笑
ちなみに「世界の上」が、なぜ「世界の中」じゃないんだろうと思ってたけど、「天気の下」の「下」で、自分の場所を挟むような表現なのかな、とか思ったり。

・ゲーム一度始めたら没頭してしまうのとか 人見知りだとか
・運動はからっきしだし うまくカッコもつかずに ごめんな はぁ

「運動はからっきし」に、アメトーークの「運動神経悪い芸人」に被せてますねw
例えば、何やってもカッコいい友達との対比をしているのでしょうか、カッコ悪くてごめん、で、ため息。俺なんかと付き合ってくれて、ごめん、って、ごめんじゃなくてありがとうやろ!ってそんな自己肯定感低めな男子。はい、分かる、分かるよー。

・それでもさ 「雨だし部屋で映画見ようって言ったら」 「コンビニ行こう」上下部屋着のままで 笑ってもくれてありがとうな

ごめん、じゃなくて、ありがとうと思えた瞬間の表現でしょうか。じーん。

・誰かが噂する通り 僕はどんどん君の嫌な僕 ふたり 元いたフレームから はみ出してく 進みだしてく where are you now?

「君」から見た「僕」の嫌いなところ、付き合っているときに指摘されてケンカして、でも「僕」は直せなくて。そんな「僕」の振る舞いを「僕」からではない人から聞いた、みたいな。
それで「元いたフレーム」、ふたりが一緒のシーンから、それぞれの別々シーンに。もう、同じシーンの撮影は、ない。

・ひと一人幸せにするの こんなに難しいなんて それごと忘れないように あったかもしれない日々たち 描いて もう戻れない傘があるのです

「君」のおかげで、誰かを幸せにすることの難しさに気づいた、感謝の気持ち。これから、自分の道を進まなければならないと分かっていながら、今はまだ、「同じ天気の下」にいさせてほしい、という思いですかね。

いやぁ、いい歌だなぁ。個人的に、陰キャ・うじうじ男子の恋愛を描いた歌が好きなんだと気づかされました。カップリングの「若者のすべて」は、やっぱりオリジナルのフジファブリックがいいんですが、同じような世界観かなと。

って、わしゃ何でこんな長文書いとんねん。
https://youtu.be/fPkDlLrLrGk

#川島明
#whereareyou

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