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イベント用ネームカードの作成
はじめに
徐々にコロナ禍前の状況に戻りつつあるように感じています。そろそろ、趣味のイベントに参加したいと思うようになりました。
以前より盆栽の展示会に参加しています。展示+即売が基本なのですが、少しずつ知り合いも増え、話ができるようになってきました。
Twitterで盆栽クラスターの方々とはほとんど顔とお名前が一致していないと思います。ただ、Twitterの場合、お顔は分からなくても、お互いの棚場や鉢を紹介しあっているうちに、それぞれの個性などが少しずつあぶり出されてきています。
盆クラ市で一度お会いしたまるこさんのカバン
ゴソゴソと明日の準備☺️ https://t.co/973DRzZXF3 pic.twitter.com/fNI9FsAWAk
— まるこ🐰 (@marukomarurin) March 23, 2023
これを見て思いました。Twitterの方々との交流はバッチ交換があると。
このかばんを持って会場を歩くだけで、Twitterをしている人であることがわかり、お声もかけやすくなります。
結局何がしたいのか。整理してみました。
・Twitterでつぶやいていることを知ってほしい。フォローしてほしい。
・noteで記事を書いていることを知ってほしい。たくさん記事を読んでほしい。
・盆栽および盆栽のための装置作りに興味があることを知ってほしい。情報交換したい。
・バッチの交換がしたい。
こんなところでしょうか。
そのための施策は
・ネームカードを作る。
・バッチを作る。
ではないかと思います。
とぼんやり考えていたところに、古い記憶がよみがえってきました。
大阪万博EXPO’70の迷い子ワッペン
迷子ワッペン ミノルタカメラが提供した迷子探しシステム。 入場口付近に設置されたワッペンスタンドで迷子ワッペンをもらい、親子に切り分け持つ→迷子になったらナンバーによってコンピューターで探し出すというシステムです。なお、子供用には安全ピンが...
Posted by 万博ミュージアム on Saturday, June 7, 2014
この「迷い子ワッペン」が家に十数枚あって私の宝物でした。星、鳥、チューリップ、蝶々全種類そろっていました。これらの図柄はホログラムになっており、見る角度を変えると、図柄が変わりました。
この迷い子ワッペンの素敵なところは、子につけるバッチと親が持つ控えがあり、そこにIDが振っています。迷い子の照合をこのIDと「テレビ電話」によるリモート対面で行うというものでした。
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余談ですが、私は当時迷子のピクトグラムが火星人のように見えていました。子供が顔に手を当てて泣いている様子をデザインしたものだと思われますが、顔と手が三角頭のイカのように見えていました。というか今でもそう見えてしまいます。
あと2年すれば、EXPO25がやってきます。
少しずつEXPO25を盛り上げる情報が多くなる中、私もそれにあやかって、高度経済成長期真っただ中のあの輝かしい時代に思いをはせながら、何か作ってみたいと思いました。
つくったもの
名刺とバッチを一枚の紙に印刷し、ホログラムを張り付けて、安全ピンを留めたものを作りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1682410125140-iHqacjl1Q1.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1682410137817-p6km4kY2Sb.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1682410187732-5hoAA2wDHm.jpg?width=1200)
つくりかた
1.Figmaを使ってデザインを決めました。
キャッチコピー、Twitter名、ツイッターID、ノートへのリンクを表記し、ノートへのリンクをQRコードで表し、画像を挿入しました。右側はバッチ用のデザインにしています。
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2.100均や文具店で手に入るものを探しました。
・切取線カッター
・安全ピン
・サークルカッター
・コーナーカッター
・ステープラー
3.用紙を探しに行きました。
できるだけ厚手のものを探しました。A4サイズでは0.25mmあたりが厚めのものでした。
もう少し厚めはないか見てますと、ハガキサイズにするともう少し厚手の紙が手に入りました。
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4.はがきサイズの用紙から一枚しか作れないのでコスパはあまりよくありませんが、まずは効率を考えずに作ってみることにしました。
5.ホログラムを丸く切っていきます。サークルカッターは真ん中に穴が開いてしまうので、これを避けるため、保護当て板があるのですが、これをすると高さが変わり、カッターにうまく力を入れることができず、切り抜くのがとても難しくなります。私はあまり器用ではないので、この方法を断念しました。
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6.ホログラムを丸く切ることがとても大変でした。カッターナイフでフリーハンドで切ると、少しいびつな円になります。はさみでも同じでした。コーナーカッターの一番大きいRを使って、角R付きの四角にしました。最初は調子よかったのですが、シールの糊がパンチに付着し、きれいに切れなくなってきました。最後は、カッターナイフで八角形に切るようにしました。これが一番手間がかからず、見栄えもそれほど悪くなりませんでした。
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![](https://assets.st-note.com/img/1682468312602-qWqXiPnJDC.jpg?width=1200)
7.紙をカッターで切り出しました。名刺の一部を切欠き、バッチの安全ピンを留めるベロにしました。隅はコーナーパンチで処理しました。名刺とバッチを切り離す場所に、切取線カッターで切りこみを入れました。
![](https://assets.st-note.com/img/1682468351166-AqzceMSayO.jpg?width=1200)
8.ホログラムシールを名刺に貼りました。うまく貼れるか心配でしたが、少しぐらいのずれはあまり気にならないので、きれいにできました。
9.安全ピンをステープラーで留めます。
![](https://assets.st-note.com/img/1682468456335-ngiekx1yDJ.jpg?width=1200)
10.以上で完成します。
改良版を作りました
一度通しで作った結果、いくつかの課題が見えてきました。
・用紙の切り取りの手間を減らしたい。
・ステッカーを丸く切る手間を減らしたい。
このような感じです。
・用紙の切り取りの手間を減らしたい。
については、最初から切れている紙を使えばよいと思っていました。
名刺サイズで横開きできる用紙を使用して、打ち出します。
![](https://assets.st-note.com/img/1682468503816-4h2dAnF7lX.jpg?width=1200)
・ステッカーを丸く切る手間を減らしたい。
少し悩みました。最初は丸く切る方法ばかり考えていました。100均でクッキーの型抜きを買ってきてゴムハンマーで叩こうかとか考えたり、ならば、レザークラフト用のポンチを使ったらどうだろう。半径20mmの丸ノミを使うのはどうだろう。などいろいろ考えてみましたが、最終的には、丸にカットされているステッカー用紙を使うことにしました。この時点でホログラムでもなくなり、ゴールド地になりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1682468532921-PBFMHxyTs7.jpg?width=1200)
ダイソーで針の向きを変えられるステープラーを見つけました。
![](https://assets.st-note.com/img/1682468708141-JOnPmk6E6l.jpg?width=1200)
キャッチコピーについて
「盆栽とITで作る新しい世界」というキャッチコピーはChatGPTさんと相談して決めました。
よくわからないままお話をはじめてなんとか着地点を見つけました。
私: 以下の文章をまとめて、キャッチコピーを20字以内で作ってください。:
ChatGPT: 文章:
この春、美肌を手に入れよう!自然由来成分配合のスキンケアで、潤いと透明感のある肌へ。さあ、輝く未来への第一歩を。
キャッチコピー:
自然由来美肌へ。潤いと透明感ある肌への第一歩。
私: 盆栽初心者が盆栽に軸足をおいてIT技術と交わります。よりよく盆栽ライフを送るための工夫を私なりの楽しみ方でお届けしたいです。
ChatGPT: キャッチコピー:
ITと盆栽の融合で、初心者でも楽しく盆栽ライフを!
私: 10文字以内だとどうなりますか?
ChatGPT: キャッチコピー:
IT×盆栽で楽しむ初心者ライフ!
私: 初心者を外して
ChatGPT: キャッチコピー:
ITと盆栽が織りなす新感覚ライフ!
私: ライフを言い換えて
ChatGPT: キャッチコピー:
ITと盆栽でつくる新しい世界!
私: ありがとう!いいのができた。結局、「盆栽とITで作る新しい世界」にしたよ。
ChatGPT: 素晴らしいキャッチコピーですね!盆栽とITの融合が生み出す新しい世界を楽しんでください。
お題を出す前から、キャッチコピーを提示してきたので、びっくりしましたが、話を進めるうちに、だんだんと形になってきました。お礼を言って終わろうとしたら、最後まで絡んでくる感じが少しくどいなと思いましたが、すごいなChatGPT。役に立ちました。
ホログラムについて
バッチができて、一息つき振り返ってみました。
ホログラムのバッチを作ろうと思い立って作り始めましたが、少し感じが違ってきました。
昔はこれを「ホログラム」と言っていたと思うのですが、少し世代が下ると「ホログラム」といえば、ビックリマンシールを連想される方がほとんどです。今回私が作ったバッチもビックリマンシールタイプでした。見る角度によって、虹色に輝いています。私の知っている「ホログラム」はもっと素朴なものでした。
もやもやしていたので、調べてみると「レンチキュラー」というのが正しいようです。続編を作る機会があれば、「レンチキュラー」版も試してみたいと思いました。
![](https://assets.st-note.com/img/1682468597841-jsuqb1yn6N.jpg?width=1200)
おわりに
今回はあまり時間がなかったので、急ごしらえの雑なつくりになってしまいましたが、文化祭ノリのいい味が出たと思います。
今週末に開催されるMaker Faire Kyoto 2023に持参し出展者の方々との交流ツールとして使っていきたいと思います。
今回は参加できなさそうですが、大宮盆栽まつりや盆クラ市、または各地の盆栽展でもTwitterの方々との交流ツールとして使っていきたいと思います。
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