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【かんすい升製作日誌】モニタリング9-さらに分析を進めます。

前回の記事

【かんすい升製作日誌】モニタリング8-水分計テストのあとで

で、水分計センサーの校正を2つのボタンで手動にするとよいのではないか。というアイデアが浮かんだところで力尽きました。

今回は、5-6月のデータの振り返りをしながら、モニタリング装置の次の改良点について、検討していきたいと思います。

Ambientからデータをダウンロードし、並べてみました。

水分%、温度、湿度、カウントをグラフにしました。カウントはAmbientに送るデータに送信ごとに1を足すカウント値を送信しています。これにより、装置をリセットしたかどうかがわかります。

正常に値の取得ができていない湿度とカウントの数値を省きグラフ化してみました。1カ月の変化だと、横軸が長くなり、うまく変化のイメージができないため、約1週間ごとに区切って見てみることにしました。

5/9~15のグラフ

かんすい升立ち上げ直後で、水分計センサーの数値のトレンドがわからず苦戦していました。水分計の数値はドブ漬けしていたためか、高めに出ています。

5/16~22のグラフ

関西梅雨入り。天候不順で日照ほぼなし。モニタリング装置をかんすい升から外し、目視による水やり。水分計のトレンドが見えず、水分計のテストを行いました。

5/23~31のグラフ

週の後半から日差しが強くなる。モニタリング装置をかんすい升から外し、目視による水やり。気になったタイミングで水やりしました。

5/23~31のグラフ2

水分%の最小最大を狭めました。
ずいぶん見やすくなりました。

今度は写真のデータから追いかけてみます。
鉢の乾き具合を判定するために、写真を撮っていました。

①2021.05.23-12:17-44.34%
私の判定:湿っている

②2021.05.28-07:44-42.36%
私の判定:湿っている

③2021.05.29-08:58-40.8%
私の判定:乾いている

④2021.05.29-09:44-45.78%
私の判定:湿っている

⑤2021.05.29-13:18-42.46%
私の判定:湿っている

⑥2021.05.29-17:33-42.92%
私の判定:乾いている

⑦2021.05.29-18:06-47.14%
私の判定:湿っている

⑧2021.05.30-09:08-45.43%
私の判定:湿っている

⑨2021.05.30-15:17-40.65%
私の判定:乾いている

⑩2021.05.30-17:38-46.34%
私の判定:湿っている

⑪2021.05.31-08:08-48.02%
私の判定:湿っている

⑫2021.06.01-06:57-40.99%
私の判定:乾いている

⑬2021.06.01-07:19-46.46%
私の判定:湿っている

⑭2021.06.02-07:38-73.97%
私の判定:湿っている

このような状況でした。このように写真で振り返りながら見ていると、下記の2つは状況が逆転しているようです。

42.46% 湿っている
42.92% 乾いている

湿っている判定のものには直射日光があたっており、このような状況では数値が高めに測定されるのかもしれません。難しいものです。

また、⑭のテストでは、今までかんすい升の外で通常の水やりを行っていたのを、再度かんすい升に戻しました。
⑬と⑭を見比べたとき、見た目の湿り具合は同じ様に見えますが、

⑬2021.06.01-07:19-46.46%
⑭2021.06.02-07:38-73.97%

大きく値が異なっています。かんすい升内での、水分計の変化について、更に調べる必要があります。

ということで、調べ始めた途端、モニタリング装置の調子が悪くなり、その日のデータが飛んでこない状態になりました。
水分計が水没し、装置がダメージを受けたのではないかとか、良からぬ想像をたくさんして不安になりましたが、その晩、装置の状態を確認し、再起動したところ、復帰しました。

半日ほど装置を稼働させていますが、かんすい升内での水分計の数値は、乱高下し、5/9~19の様になっています。
もうしばらく様子を見て、検証作業を行っていきたいと思います。

#自動潅水装置 #かんすい升 #水分計センサー #製作日誌

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