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韓国 雑談ねた 2024.6.28 ややこしい韓国式の年齢、さようなら?…満年齢統一法


4月の出生児数が19ヵ月ぶりに持ち直し

今年4月に生まれた赤ちゃんが1年前より2%以上増え、1年7ヵ月ぶりに増加傾向に転じた。出産の先行指標に挙げられる結婚件数は25%近く増え、これまでの4月中では最も大きな増加幅を見せた。昨年は出生児数と結婚件数があまりにも少なかったため、数値が良くなる基礎効果などが影響を及ぼした中、底を打って持ち直したと見るには時期尚早だという評価が出ている。

●一時的な持ち直しの中、累積出生児数は過去最低

26日、統計庁が発表した人口動向によると、今年4月の出生児数は1万9049人と集計された。1年前より2.8%(521人)増えた規模だ。出生児数が前年より増加したのは、2022年9月(0.1%)以来初めてのことだ。ただ、今年1~3月に出生児数が減少したため、今年に入ってから4ヵ月間の累積出生児数は7万9523人で過去最低値を記録した。

統計庁の関係者は、「基礎効果と、2022年8月以後増えた結婚などが複合的に働いたと見られる」と話した。実際、昨年4月の出生児数は前年より12.5%激減し、過去最小値を更新したことがある。また、結婚して第1子を産むまでは平均2年がかかるが、2022年8月から昨年上半期までの結婚件数は増加傾向を示した。

韓国人口学会の会長を務めたソウル大学のイ・スンウク名誉教授は、「出生児数の持ち直しの流れが続くかは見守らなければならない」とし、「内需低迷など韓国経済が活力を失いつつあることは、結婚と出産を阻害する要因として働く可能性がある」と話した。

出生児数は一時的に増加したが、死者数が依然として出生児数を上回っており、人口は9610人が自然減少した。韓国国内人口は54ヵ月間、自然減少を続けている。世宗(セジョン)を除いた全国16の市道で人口が自然減少した。

https://www.donga.com/jp/article/all/20240627/5027287/1

 韓国でも人口減少が続いている。日本も、2005年から人口が減少している。理由は、簡単で、生まれる人口より、亡くなる人口のほうが多いからだ。

 厚生労働省が詳細なデータを公開している。最新の2022年データでは、年間156万人が亡くなっている。この数字は、戦時中のデータがない時代を除いて、過去最高の数値になっている。高齢の人が増えたという理由もあるだろうが、それだけでは説明ができない。

 新型コロナで増えたとも言えるが、2022年で新型コロナが原因とさえる死者数は、4万7638人だ。

2019年の死亡数 138万人、2020年の死亡数 137万人
2021年の死亡数 143万人、2022年の死亡数 156万人

 新型コロナ以外の原因で亡くなったとしても、新型コロナに感染している場合は、死因は新型コロナの感染とされるという話を考えても、数が割り増しされていると考えていい。それでも新型コロナで亡くなった人の数を引いても、数が合わない。


昨年の麻薬犯は2万7611人で過去最多、3人に1人は10代や20代

昨年、韓国国内で摘発された麻薬犯罪件数が初めて2万人を超え、過去最多となった。特に摘発された麻薬犯3人に1人以上は、10代と20代であることが分かり、女性犯罪者も急増している。

最高検察庁が26日発刊した「2023麻薬類犯罪白書」によると、昨年の麻薬犯罪者は2万7611人で、2022年(1万8395人)より50.1%増加した。麻薬犯罪者は2019年の1万6044人から2020年は1万8050人に急増後、2021年は1万6153人に減ったが、2022年から再び増加傾向を見せている。

特に、10代の青少年麻薬犯罪が急増したことが分かった。昨年、麻薬犯罪者のうち10代は1477人で、前年(481人)の3倍水準に急増した。20代の麻薬犯罪者も8368人で、2022年(5804人)より44.2%増えた。麻薬犯罪全体のうち、10代と20代の割合は35.6%に達した。麻薬犯罪者の3人に1人が10代と20代であることになる。

女性麻薬犯罪も者8910人で、2022年の4966人より79.4%増加した。全体麻薬犯罪者のうち、女性の割合は2021年は23.6%、2022年は27%、昨年32.3%などで毎年増加傾向を見せている。麻薬を作って販売する供給犯罪も9145人で、前年より87%急増した。

昨年、国内で押収された麻薬類は998キロで、前年(804.5キロ)より24%増加した。特に「ヒロポン」と呼ばれるメタンフェタミンや、ヤバ・ケタミン・JWH-018(合成大麻)など向精神薬が全体の82.5%を占めた。麻薬密輸犯罪が増えたのも特徴だ。麻薬密輸量は昨年は637.87キロで、2022年(393.47キロ)より62.1%増えた。最高検察庁は、「コロナのエンデミックで国際交流量が増加し、密輸量がパンデミック前より格段に増加した」と説明した。2019年は196人だった外国人密輸犯も昨年590人で、5年間で約3倍に増えた。

https://www.donga.com/jp/article/all/20240627/5027293/1

 アメリカでは合成麻薬である「フェンタニル」が安価であることから蔓延して問題になっている。安価でありながら、依存性が高い。

 韓国では、ヒロポンが多いということなので、アメリカの状況とは違うようなのだが、それでも急速に麻薬が広まっている。

 経済状況の悪化とも、無関係ではないだろう。


ややこしい韓国式の年齢、さようなら?…満年齢統一法の施行から1年経過=韓国

韓国の法制処は28日で施行1年を迎える‘満年齢’統一法により年齢の混用を経験した混乱が次第に減っていると27日、明らかにした。

法制処はこの間、行政基本法と民法だけ満年齢使用原則を確立し、既に‘年年齢’基準を規定した6つの法律と2つの施行令を満年齢基準に改正したと紹介した。また、年齢基準の変更による国民の混乱や不便がないよう、年齢確認の関する法律改正案6件を22代国会に再発議したと明らかにした。

満年齢は生まれた時を0歳とし、誕生日ごとに1歳ずつ加える。一方、‘韓国式の数え年’は出生年度から1歳で始まり、新年ごとに1歳ずつを加える。年年齢は現在の年度から出生年度を引いた年齢を意味する。

例えば、(サッカーの)ソン・フンミン選手(1992年7月8日生まれ)の場合、6月27日時点では満年齢で31歳、韓国式年齢33歳、年年齢32歳となるが、今は満年齢で統一することによって31歳となる。

法制処は「行政・民事上の年齢基準の原則が満年齢であることを明確に規定し、生活の中の年齢計算法を統一したことに意義がある。制度的に異なる年齢基準を使わなければならない場合や、国民の便宜上必ず必要な場合を除き、法令上の年齢基準を満年齢で統一した」と説明した。

https://www.wowkorea.jp/news/read/440948.html

 日本では、満年齢で統一されている。神社での厄年などは、数え年で計算する。日本では、明治政府が太陽暦を導入するまでは、太陰暦だったからだ。正確には、太陰太陽暦ということなんだが・・・何が違うのかわからん!という感じだ。

 太陰暦は、月の満ち欠けで1月を計算する。月を見れば、月のどのくらいなのかがわかる。1年は、地球が太陽を1周する日数で計算するので、太陰太陽暦ということになる。

 しかし、月の満ち欠けで計算する1年(12カ月)と、地球が太陽を1周する1年では周期がずれる。1年で11日短いので、3年に1回、閏月を設けて調整する。

 閏月に生まれた人は、3年に1回しか誕生日が来なくなる。そこで、数え年の場合は、年が変わればみんな一緒に1歳、年を加算することにしている。

 太陰太陽暦では、節分の日に年が変わるので、その時に、年を加算して、厄年の人は、みんな揃って神社でお祓いなどをする。昔は、カレンダーなんて普及していないし、60干支(甲子、乙丑、丙寅、丁卯・・・)で年、月、日を表していたので、普通の家では、馴染みがない。

 ちなみに、今日は、甲辰年、辛未月、癸亥日ということになる。余程、60干支に慣れていないと、全く意味不明だ。

 韓国の場合は、満年齢と韓国式年齢と年年齢があるという。

 満年齢は、そのまま0歳から始めて、誕生日で加算する。

 韓国式年齢は、出生年度から1歳で初めて、新年ごとに1歳加算する。

 年年齢は、現在の年度から出生年度を引いた年齢。

 満年齢は、誕生日で加算する方法で、これは日常的に使っているので、わかる。次に、韓国式年齢は、いわゆる数え年だ。満年齢に1歳足すのだが、誕生日に関係なく、その年になる年齢に1歳足す。次の、年年齢は、満年齢に近いのだが、誕生日とは関係なく、年が変わればみんな1歳加算するということになる。

 いや、面倒くさい・・・

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