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雑談ねた J20戦闘機1000機でも突破困難…中国で米「ステルス機C型包囲網」構築に懸念の声 2024.8.5

 今日も、暑い1日でした。今週は、雨が降りそうなので、暑さも小休止?ご安全に。


J20戦闘機1000機でも突破困難…中国で米「ステルス機C型包囲網」構築に懸念の声

米軍が、最新鋭ステルス戦闘機F35の在日米軍配備計画を連発しました。7月初めに、青森の三沢空軍基地、山口の岩国海兵隊航空基地などにF35AとF35Bを配備するという米国防総省の発表がありました。7月中旬には、米海軍が岩国の第5空母航空団(CVW5)にF35C飛行隊を配備することとしました。 
 
この配備計画が完了すれば、在日米軍に固定配備されるF35戦闘機の数は80機ほどになるものとみられます。その代わり、1980年代から在日米軍で活躍して来たF15とF16、FA18ホーネットなど旧型戦闘機96機は一線から退きます。
 
 米国が西太平洋一帯の空軍力をF35中心に再編するのは、中国の空軍力増強に対応するためだと言えます。中国はステルス戦闘機「殲20(J20)」を年間100機のペースで生産し、空軍に配備しているところです。中国では、米国が、同盟国である韓国と日本、オーストラリアなどが保有するF35をひとまとめにして中国に対する「ステルス機C型包囲網」を構築しようとしているのではないか…という懸念の声が出ています。

■韓半島に投入される空母ジョージ・ワシントンにもF35搭載

 米軍の「スターズ・アンド・ストライプス」紙は7月15日、米海軍が岩国のCVW5にF35Cを装備する第147戦闘攻撃飛行隊(VFA147)を新たに配備すると報じました。VFA147は2017年からCVW5で活動して来たVFA115のFA18ホーネット戦闘機と交代することになる、と同紙は伝えました。

 有事の際に韓半島に投入される空母ロナルド・レーガンが今年5月、母港の横須賀を離れて帰国の途に就きました。代わりに空母ジョージ・ワシントンが、今年下半期に在日米軍に投入される予定です。新たに配備されるF35C飛行隊は、まさにこのジョージ・ワシントンで運用されます。ジョージ・ワシントンはF35Cの発着艦が可能なように施設や装備をアップグレードしたといいます。F35Cを搭載する空母は、このほかにもカール・ビンソンとエイブラハム・リンカーンがあります。
 
 これに先立ち、米国防総省は7月3日、在日米軍配備の戦闘機を大幅に交代させる計画を発表しました。沖縄の嘉手納基地にいる48機のF15C/DをF15EX「イーグルII」戦闘機36機に替え、青森の三沢基地に配備されている36機のF16を48機のF35A戦闘機で代替することとしました。また、岩国海兵隊航空基地に配備するF35Bの数も調整されるといいます。古いF15・F16戦闘機を大幅にF35ステルス戦闘機に交代させる計画でした。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/07/30/2024073080154.html

 F15やF16、FA18までも、F35に変更しているアメリカ軍。中国との戦争を意識しているのがわかる。

 F15については、後継機が採用されているので、それに変わると思うのだが、F16、FA18とF35を変えることで1つ問題がある。

 それは、航続距離だ。F16で、4000km程度。FA18のE/F型のスーパーホーネットで、3700km程度。F35は、2200km程度しかない。

 航続距離は、単純にどこまで飛べるという話でもなく、その空域にどれだけ滞在して、その空域の制空権を維持できるかというのにも関わる。

 中国のステルス戦闘機J20は、5,000kmくらいの航続距離があると言われているので、それを考えると、F35は、半分くらいの時間しか飛べない。

 航続距離なので、飛んで帰ってこないといけないので、補給がなければ、行動できる距離は短くなる。

 当然、空中給油ができるので、空中給油機の配備次第で変わってくる。

戦闘行動に入れば、アフターバーナーも多用するし、急激な減速、加速もするので、大量の燃料を消費する。

 数で押してくる中国を考えると、ちょっと不安だ。そもそも、中国との戦争を意識していることが、普通ではない。

 沖縄を含めた離島からの避難計画が出されるなど、確実に戦争になることを意識している。

■台湾侵攻に備えた主力機入れ替え

 太平洋空軍(PACAF)の司令官を務めたケネス・ウィルズバック航空戦闘軍団(ACC)司令官は2022年、あるシンポジウムで「東シナ海で、われわれのF35戦闘機が近くからJ20を見守る機会が多かったが、懸念すべきレベルではなかった」としつつ「J20に対する中国の指揮・統制は相対的に印象的だった」と語りました。

 在日米軍からF35配備を本格化するのは、中国の台湾侵攻や南シナ海紛争に備えるためという側面も大きいといえます。F35は優れたステルス機能を基に、有事の際は中国のレーダー網を突破して侵入し、中国軍の指揮部や空軍基地、ロケット軍基地などに致命的な打撃を与えることができます。ネットワーク機能に優れ、F15EX・無人機などと連携して中国内部の目標を合同攻撃することも可能だといいます。台湾侵攻を夢見る中国軍としては、乗り越え難い障壁だと言えます。
 
 米国ハドソン研究所の村野将研究員は、日経新聞のインタビューで「F35は第5世代戦闘機で、優れたネットワーキング能力とステルス性能を持っている」とし「FA18のような第4世代戦闘機は、いくら性能を改善しても追い付けない機種」と語りました。さらに村野研究員は「F35が中国の新型戦闘機に対抗し、空対空対決に投入されることもあり得る。中国から発射される対艦弾道ミサイルや巡航ミサイルを迎撃する上でも活用される可能性がある」としました。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/07/30/2024073080154_2.html

 アメリカは、中国と本格的に戦争はしないだろう。戦争する意味がない。日本を守るため???いや、日本に米軍が駐留しているのは、守るためではない。

 中国との戦争では、自衛隊が主力として注入されるだろう。米軍は、後方で支援のみだ。

 その布石として、在日米軍が「統合軍司令部」となり自衛隊はその隷下に加わる。

 そして、自衛隊の基地もアメリカ軍が使えるようになっている。

日米両政府は、米首都ワシントンで現地時間10日に予定する岸田文雄首相とバイデン米大統領との会談で、自衛隊と在日米軍による施設の共同使用を促進することで合意する方向で調整に入った。米軍が緊急時に日本国内の空港や港湾を柔軟に利用できるようにすることでも一致する見通し。首脳会談の成果文書に盛り込むことを目指す。複数の日本政府関係者が5日、明らかにした。

基地や訓練場などの共同使用の促進は、共同訓練の増加などが念頭にあり、自衛隊と米軍が同じ施設を柔軟に融通し合う相互運用能力を強化する狙いがある。

現状、米軍が滑走路などの自衛隊施設を共同使用する場合は原則、日米地位協定に基づく日米合同委員会の合意に加え、閣議決定が必要となる。煩雑な手続きを簡素化することで円滑な運用につなげたい考え。5月末に日本で開催予定の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)で具体策を協議する方向だ。

日本の空港、港湾については米軍も平時から利用できるが、地元との調整などが必要になる。このため、大規模地震時などの対応を想定し、柔軟化を図る。滑走路などが被災し、使用できなくなる場合に備え、別の空港など代替手段を確保する。有事での継続的かつ安定的な部隊運用につなげる狙いもある。

首脳会談では、陸海空自衛隊の一体的運用を図る「統合作戦司令部」が今年度末に設置されることを見据え、在日米軍司令部の機能拡充など日米の指揮統制について連携強化を確認する方向だ。

防衛装備品の共同開発・生産を推進する方針でも合意する見通しで、共同開発の具体的な装備品として航空自衛隊の戦闘機パイロット用の練習機「T4」の後継機が浮上している。

https://www.sankei.com/article/20240405-FITLLDZMYRPY7G2UMGAWJH2FPU/

 有事になれば、完全に自衛隊は、基地ごとアメリカ軍に編入されるようなものだ。こういうことが、公には報道されずに行われている。

 アメリカ軍として編入された自衛隊は、中国への戦争に投入される。軍では、命令は絶対だ。逆らえば軍法会議だ。上からの命令は絶対だ。

 「統合軍司令部」となった在日米軍が、自衛隊を自由に使うことができる。

 戦争となった日本には、アメリカはウクライナと同じように、武器だけ提供して、軍需産業が利益を得るだろう。そして、戦争が終われば、しっかり請求書を送りつけてくる。

 こういう手口も昔から行われていることで、珍しいことでもない。いわゆる、「天丼」ってやつだ。

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