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韓国 雑談ねた 韓国柔道「希望の星」女子57キロ級・許海実、価値ある銀メダル パリ五輪 2024.7.30

 今日も、暑い日でした。暑い時に、オリンピックが開催されるというのも、どうなんでしょうね。


韓国が初めて日本を逆転する可能性も…韓日の輸出額の差、今年上半期は過去最少

韓国の輸出額が、半導体と自動車の好調ぶりにけん引されて過去最高に迫る中、今年上半期(1-6月)における韓・日の輸出額の差が過去最少になったことが分かった。
 
 グローバル市場経済統計データを提供するCEIC社が明らかにしたところによると、今年上半期の韓国の輸出額は3348億ドル(約51兆円)で、前年同期比で9%増加した。同じ期間に日本の輸出額は3.6%減の3383億ドルだった。これにより、上半期における韓国と日本の輸出額の差は35億ドルで過去最少となった。この傾向が続けば、今年は韓国の輸出額が史上初めて日本を上回る可能性が高いとの分析が出ている。韓日の年間輸出額の差は2008年に3599億ドルで最大となり、2010年代までは1000億ドル台の範囲で推移していたが、2020年代に入ってからは632億ドル(22年)、850億ドル(23年)と縮小している。
 
 韓日の輸出額の差が縮小しているのは、輸出が拡大傾向にある韓国に対し、日本は輸出が停滞気味だからだ。日本の輸出は2011年に8236億ドルで最大となった後、主力の自動車や中間財などの産業が苦戦し、右肩下がりになっている。一方で韓国は、AI(人工知能)ブームに乗った半導体産業や電気自動車(EV)の販売拡大など、輸出はこのところ上昇曲線を描いている。韓国の輸出は22年に6836億ドルで過去最高を記録し、昨年は6322億ドルに減少したが、今年は半導体と自動車輸出が好調で過去最高の7000億ドルを達成しそうな勢いだ。

 特に韓国の今年の輸出増加は世界の主要国の中でも際立っている。CEICの統計によると、世界の10大輸出国のうち今年1-5月の前年同期比輸出増加率が最も高いのは韓国で、9.9%に達する。次いでメキシコ(4.4%)、米国(1.4%)、中国(0.1%)の順で、日本(マイナス3.2%)やドイツ、フランスなどはむしろ輸出が減少した。1-5月の累計輸出額では韓国が世界7位で、昨年7位だったフランスを逆転したが、年末まで輸出の増加傾向が続けば、日本を抜いて中国、米国、ドイツ、オランダに次ぐ世界5位の輸出国になる可能性もあるとの期待が出ている。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/07/30/2024073080039.html

 韓国、凄いですね・・・とはならない。韓国は、経済の中で輸出の比率が高いのは、有名な話。日本は、経済摩擦などの問題から、国内の工場から輸出する方式を変更して、海外の現地で工場を作り、現地で生産する方式に変更してから、もう長い。

 それに、為替リスクも存在するので、現地生産というのが主流になっている。人件費の問題などから、国内の工場の多くが海外に出ていった。これは、円高であった影響もある。

 韓国は、まだ国内で生産して輸出するというスタイルだ。これは、国内の電気料金が安いなど、多くの利点があるからだろう。輸出が多いというのは、為替リスクなども含んでいる。

 韓日の輸出額の差が縮小しているのは、輸出が拡大傾向にある韓国に対し、日本は輸出が停滞気味だからだ。日本の輸出は2011年に8236億ドルで最大となった後、主力の自動車や中間財などの産業が苦戦し、右肩下がりになっている。一方で韓国は、AI(人工知能)ブームに乗った半導体産業や電気自動車(EV)の販売拡大など、輸出はこのところ上昇曲線を描いている。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/07/30/2024073080039.html

 日本の自動車などが苦戦しているなら、なんでトヨタの世界販売台数は、世界一位なんだろうね?輸出主体の社会構造から変化したのを知らないのか?知っていても、日本を超えたー!と言いたいから、書かないのか?

 AIブームに乗った半導体産業でも、サムスン電子は、NVIDIAの試験にパスできていないし、EVはもう世界で売れていない。輸出が好調なら、なんで韓国経済は、低迷しているのか?

 こういう記事を見て、「日本は終わった」「韓国が凄い」とか報道するんだろうね。


韓国柔道「希望の星」女子57キロ級・許海実、価値ある銀メダル パリ五輪

柔道女子韓国代表の許海実(ホ・ミミ、21)=慶尚北道体育会=が2024年パリ五輪で銀メダルを獲得した。韓国の女子柔道選手が銀メダルを取ったのは2016リオデジャネイロ五輪48キログラム級の鄭普涇(チョン・ボギョン)以来、8年ぶりのことだ。
 
世界ランキング3位の許海実は29日(現地時間)、フランス・パリのシャン・ド・マルス・アリーナで行われた女子57キログラム級決勝戦で、世界ランキング1位の出口クリスタ=カナダ=に反則負けを喫して銀メダルとなった。これは柔道韓国代表選手が今大会で獲得した初めてのメダルだ。
 
 許海実は試合開始から背負い投げを試み、出口を責め立てた。膝を痛めた出口は体力が落ちて疲労困憊(こんぱい)の状態だった。延長まであと3分2秒というところで2人とも指導を受け、その後、延長まであと1分56秒のところで許海実が指導をもう1回受けた。

 勝負は0-0で延長戦の「ゴールデンスコア」に突入した。延長1分48秒で出口が指導を受け、両選手とも指導が2回となった。しかし、許海実は延長2分35秒で指導をもう1回受けて3回目となり、反則負けを喫した。

 韓国人の父と日本人の母の間に生まれた許海実は、亡くなった祖母の遺言によって韓国国籍を選び、太極マーク(韓国国旗のマーク)を付けて韓国代表となった。

 許海実は日本による植民地支配時代に抗日の檄文(げきぶん)を貼って投獄された独立運動家、許碩(ホ・ソク)義士(1857-1920年)の5代目の子孫だ。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/07/30/2024073080013.html

 たまたまリアルタイムで、女子柔道を見ていたのだが、ホ・ミミ選手と出口クリスタ選手の順々決勝の試合だった。ホ・ミミ選手は、東京生まれで東京育ちで、早稲田大学在学中だ。出口クリスタ選手も、大学までは日本代表として、試合に出ていた選手だ。父親がカナダ人ということで、カナダ国籍を選択したようなのだが、日本生命に所属している。

 いや、もうこの時点で頭のなかは「???」だった。

 これって、結局2人とも日本の柔道界で育ったということなんでは???まあ、国籍を選ぶのは、個人の自由だからいいのだが、なんかしっくりこない。

 別の記事では、こんなことが書かれている。

 ホ・ミミもそれはよくわかっている。また、今回の五輪の舞台の経験が今後大きな財産になることは明らかだ。ホ・ミミは「(4年後には)年齢を重ねて体力はもっと強くなっているはず(笑)。次の五輪では必ず金メダルを取れると思う」と話した。

 大きな山を一つ越えたホ・ミミは、全ての試合後には日本に帰って休息を取る予定だ。大学4年生で卒業を控えているので、最後の学業も進めなければならない。ホ・ミミは「たくさんの応援を受けて試合をしたことがあまりなかったが、すごく嬉しかった。私を見て柔道をする子どもがたくさん生まれてほしい」と明るく笑った。

https://japan.hani.co.kr/arti/culture/50737.html

 日本に帰って休息を取る予定って・・・なんか不思議だ。

 話は、変わって柔道の別の話なのだが、兄弟同一日に金メダルに挑戦していた阿部 詩選手なのだが、2回戦で負けてしまった。負けた後の呆然とした表情と号泣シーンは、見ていて辛いものがあった。

 しかし、この試合で勝ったウズベキスタンのディヨラ・ケルディヨロワ選手は、阿部詩選手に一本負けしたことがあり、そこから阿部詩選手に勝つことを目標にしていたという。相手も、偶然とかではなく、しっかり対策をしていたということだ。ディヨラ・ケルディヨロワ選手は、金メダルを獲得している。素晴らしい。

 さらに、もう1つ阿部詩選手に関係する人と言えば、48kg級で金メダルを獲得した角田夏実選手だ。角田選手は、元々阿部詩選手と同じ階級の52kg級の選手だった。

 若手だった阿部詩選手がめきめきと実力を上げていることなどから、階級を4kgも下げてオリンピックを目指すことにしたという。そして、今回の金メダルに繋がっている。阿部詩選手をきっかけに、2人の選手が金メダルを手にしている。

 これだけの影響力を持った阿部詩選手のこれからのさらなる活躍を願うばかりだ。

 それと、角田夏実選手は、大学に入ってから柔術を習って、寝技を得意とするようになったという。柔術と言っても種類が多いので、どの流派から知らないが、この影響も大きかったのだろう。

 柔道と言えば、嘉納治五郎が古流である天神真楊流と起倒流を学び、そこから新たに体系化したものだ。技術的な基本部分に古流の考えがある。

 古流の柔術が元なので、本来は当身と呼ばれる打撃も存在する。しかし、柔道が近代スポーツとして変化していくなかで、打撃技は、試合で使われることはなくなった。

 古流に共通するのだが、柔術も、力とスピードだけの勝負ではない。三船久蔵十段の空気投げは、55kgしかない三船久蔵十段が、力だけではどんなに頑張っても無理な技だ。それから、海外に柔道を広げた前田光世七段も、異種格闘技で柔道の強さを広め、ブラジルに渡って柔道を教え、その中のエリオ・グレーシーがグレイシー柔術となり、日本に逆輸入された。

 今の柔道選手も当然強いのだが、柔道の達人レベルには到達していない気がする。

 武道も近代化され、力とスピードが重視されるようになったのだが、日本に古来から伝わる武術というのは、そういうものではないのだろう。

 ちなみに、柔道もすっかり国際化され、指導3つで反則という意味不明のルールになったりするのも、国際柔道連盟になってからだろう。

 この国際柔道連盟なのだが、最初は、欧州で設立されたヨーロッパ柔道連盟が元になっている。その後に、1952年に全日本柔道連盟が加盟している。

 つまり、欧州で作られた国際柔道連盟が先にあって、そこに全日本柔道連盟が加盟するという形であって、柔道の発祥は日本だが、国際的な組織である国際柔道連盟は、欧州が先。

 欧州の組織なのでIOCに加盟するのも1960年と早かったように思える。日本は、こういう国際的な取り決めとか組織を作るのは、いつも苦手だ。

 柔道着も、古流の柔術から柔道になった時に作られたもので、空手着も柔道着をベースにしているという。これは、初めて知った。日本に空手を広めた船越義珍先生が、講道館で空手を演武するさいに、柔道を着たというのが始まりらしい。

 空手も本来は、流派はないのだが、本当に多くの流派が存在する。私が学んだ空手は、親泊先生の流れで、親泊先生は糸洲先生の晩年の高弟なのだが、船越義珍先生は糸洲先生の直系ではないので、沖縄空手の正統ではないというのだ。

 日本に空手というのを伝えた先駆者として船越義珍先生は有名だが、本家の沖縄では、もっと有名な人が多い。

 空手の歴史も調べてみると面白い。

 歴史と言う意味では、オリンピックの歴史も面白い。というのも、オリンピックと言えば、ギリシャで初めて開催され、ずっと実施されているような感じなのだが、近代オリンピックは、1986年に開催され、現在まで続いている。

 以外と歴史は、浅い。

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