ゲームの重要性(ミニゲームの捉え方) ②
ゲームの重要性(最初からゲーム)①で、サッカーは、“局面”の中で上手になる、また、最初からゲームで良いのでは、という1つの解釈を提示しました。
では、次にどれくらいの局面が良いのか、と言うことになります。人数や広さの問題がありますが、まずは人数の話です。
サッカーを実際にプレーしたことがある人ならば、感じた事はあるかと思いますが、自分にボールが来たときに、実際にプレーしている感覚は、11対11ではなく3対3、4対4程度です。時折、遠い選手が見えたりもしますが、遠くが明確に見えており、近くはぼんやりしております。
サッカーは、
① 1対1
パスが存在しない
② 2対2
パスは存在するが、
複雑なことがあまり起きない、
(似てる状況がたくさん起きる)
ボールは触れる。
③ 3対3
三角形は1つできますが、
複雑な事は少ない、
(似ている状況がたくさん起きる)
ボールは触れる
④ 4対4
三角形がいくつかでき、
複雑なことも多少動き、
(似ている状況も多いが、異なる状況も増える)
ボールも適度に触ることができる
⑤5対5
三角形が多くできる
複雑なことも多い、
ボールに触る確率が減ってくる
また、フリーマンを作り3対3+1、4対4+1にしても良いかと思います。
選手は局面の中でボールにたくさん触れ、成功と失敗を繰り返しながら、自己表現できる感覚に喜びを覚えるのだと思います。
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