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【ミニバスで何を教えるべき?】子どもたちはファルコンパンチを打ちたい生き物である。

「成り行きでコーチになったけれど、何から教えたらいいかわからない」に関する話。


バスケットボールは人生に必須のものではない。
娯楽であり、ゲームと同じだ。

誰しも一度は触ったことのあるゲームに「スマブラ」こと大乱闘スマッシュブラザーズがある。

とりあえずファルコンパンチしたかったでしょう?


私はしたかった。豪快なファルコンパンチで相手を吹き飛ばしたかった。

当然相手もファルコンパンチされたくないので、ジャンプして避けたり、シールドを張ったりする。上手い人ならシールドから緊急回避を入れて背後を取ってスマッシュ攻撃でカウンターする。

そして初めて気づく。

ファルコンパンチ、ダメじゃん。


1発に頼るよりも、ワンツーパンチで地道に削ったりした後に、動きの小さい強攻撃を当てる方が勝てることに気づく。
シールドからのつかみが強いことにも気づく。

つかみから投げてのコンボも研究する。

スマブラがうまい人とはそうやって実戦の中で必要性のある課題を無意識に作り出して、それを解決することで上達していくのだ。

想像してみてほしい。

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