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私に関するカミングアウトと「捨てる勇気」
突然だが、私には理想とする生き方のスタンスがある。
「できる限りやりたいことをやり、できる限りやりたくないことをやらない。」
というものだ。
どういう印象を抱くだろうか?
日頃から私の思考に触れてくれているマガジン読者は「ああ、いつもの。」と思うかもしれないし、今回初めて私の文章を読む人は「甘い考え」と思うかもしれない。
いま27歳の私は、人生最初の25年間、今とは異なり、私は冒頭に示した考え方が「甘い考え」「都合の良すぎるダメなもの」という潜在意識を持っていた。
この潜在意識によって無自覚に随分と苦しめられてきたように思う。
・苦労せずに何かを得てはいけない。
・やりたくないことも我慢してやらなければいけない。
そういう認識が、幸せにつながるであろう行動の選択を邪魔していた。
◆
これを書き始めた2021年10月6日、私は27歳になった。
ここ数年の人生を振り返りつつ、その中で大きな転機となった「捨てる」という概念について記録していきたい。
プチカミングアウトみたいなこともしつつ、同様の悩みを今現在抱えている人にとって何かしら参考になる文章になれば嬉しく思う。
◆
25歳になりたての時、私は
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