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石田裕太郎マダックス完封で交流戦有終の美


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

ベイスターズ7連勝目は石田裕太郎の完封

6月16日ベイスターズは西武に5-0で完封勝ちしました。ルーキーの石田裕太郎が一軍初登板から2試合連続勝利という球団史上初の快挙を成し遂げました。しかも投球数95球のマダックス達成です。石田は9回被安打4,与四球0
の完封でした。石田のいいところはストライクゾーンを縦横無尽に使えるところです。細かいコントロールがあるというよりは、大胆にストライクゾーンで勝負できる気持ちが好投に繋がっています。中大時代は巨人の西舘の陰に隠れてはいましたが、最優秀防御率のタイトルを取るなど着実に実績を残してきた投手です。打者から遠い外角のストライクゾーンギリギリを狙いたがる投手が多いベイスターズですが、その投球をボールとコールされて崩れるパターンがほとんどでした。三浦監督になってストライク先行を打ち出して投手陣に課したものの、なかなか浸透していません。ストライク先行という三浦監督の考えを石田裕太郎は早くも実践している感じです。

ベイスターズファンでハマスタに通い詰めていた石田裕太郎

石田裕太郎は「ベイスターズファンじゃないと野球をやらせない」と言う程の熱烈なファンである父の影響もあって、幼少期からのベイスターズファンで、小学校時代からベイスターズ入団を将来の目標にしていたそうです。大貫の全盛期のような飄々としたピッチングが期待できそうな投手です。

打線は9安打5点

牧、筒香がヒットを打てなかった試合でしたが、オースティンが指名打者で出場して本塁打、ツーベース、単打の猛打賞、佐野もタイムリーツーベースを放つなど主力打者2人が機能すれば得点能力があがることを示しました。また一軍に再び上がってきた度会が6試合連続打点をあげて、打線を活性化させています。外野手のポジション争いが激しい中で、昨年のゴールデングラブ賞桑原が蝦名、梶原にポジションを譲っていましたが、この日は1番打者としてツーベース2本、2つの死球で4打席で出塁してポジション奪還をアピールしました。肉離れで登録抹消の蝦名がいないうちに桑原がベテランの意地を見せました。けが人も増えていますが、着実に選手層も厚くなっており、二軍は6月16日現在でイースタンリーグの首位に立ちました。2年目の松尾が首位打者でチームを引っ張っていて、チーム全体がいい感じになっていることがわかります。今年の交流戦ベイスターズは11勝7敗で3位で終わりました。一時は借金6まであったベイスターズですが、交流戦を終わって貯金1としました。

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