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エスコンフィールドを作った男は元ベイスターズ


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

エスコンフィールドでの交流戦 ベイファンは盛り上がった

日本ハムとの交流戦でベイスターズは初めてエスコンフィールドに遠征しました。多くのベイスターズファンがエスコンフィールドを満喫し、ベイスターズの南場オーナーも来場しました。そしてエスコンフィールドはメジャーリーグの本拠地のコンセプトである市街地の公園に球場を作るという横浜スタジアムのスタイルを参考にしているとメッセージしました。

エスコンフィールドを作った男・前沢賢はベイスターズの元取締役事業本部長

エスコンフィールドを作った男と言われる前沢賢株式会社 ファイターズ スポーツ&エンターテイメント常務取締役事業統括本部長は横浜DeNAベイスターズで取締役事業本部長をしていました。閑古鳥が鳴いたハマスタ集客の礎を作り、池田元球団社長の横浜スタジアム買収に向けた熱意とボールパーク構想の中で街とスタジアムの一体化という、今までのNPB球団が成し得なかったスタイルを前沢氏は体験したのです。2015年から日本ハムが新球場建設プロジェクトを立ち上げ、初期の段階から「共同創造空間」というコンセプトは出ていて、北海道に地域社会の活性化や社会への貢献をするためにも、自分たちだけではなくて、企業や人などいろいろな方たちとの共創の中で、新しい体験をつくるというベイスターズで池田がやろうとしていたことを前沢は北海道日本ハムで実践したのです。Fビレッジでは来場者アンケートやXの「#聞いてよ F ビレッジおじさん」など様々な手段で、お客さまの声を収集し、顧客満足の向上に生かしているといいます。横浜スタジアムで観戦後にイベントの感想等のアンケートメールが飛んでくる仕組みとそっくりです。

ファイターズ、ベイスターズ、エスコンが作るスポーツエンターテインメント開発会社

株式会社日本エスコン、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント、株式会社ディー・エヌ・エーの3社は、スポーツを含むエンターテイメントに特化した不動産開発、および国内スタジアム・アリーナを核としたまちづくりプロジェクトへの事業参画・サポート等を目的とした新会社「株式会社エスコンスポーツ&エンターテイメントを2023年12月に設立しました。北海道ボールパークFビレッジ内の事業を手始めに、日本全国のスタジアム・アリーナを核としたまちづくりの支援・コンサルティング等にも従事するそうです。既にDeNAの中ではベイスターズを中心としたスポーツ事業及び地域開発事業が主力事業となっています。今後はエスコンだけでなく、他球団の本拠地運営などにも乗り出す可能性があります。

2026年に関内が変わる

横浜スタジアムのある関内は「横浜市旧市庁舎街区活用事業」が着工されました。DeNAも開発グループに入っています。街づくりコンセプトは「MINATO-MACHI LIVE(みなとまち ライブ)」。ホテルや大学、ライブハウスなどがあり、横浜スタジアムからの接続デッキもできます。エスコンとはまた違った横浜公園、横浜スタジアムを核とした街づくり、地域活性化がなされるのです。横浜スタジアムは常にほぼ満員の集客ですが、入りきらないファンのためにライブビューイングなどを充実させたり、いろんな形でベイスターズの収益を増やす施策ができそうです。

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