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控え野手の層の薄さがベイ優勝できない理由

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

日本シリーズ2戦目はオリックスの選手層の厚さが勝因

初戦8-0で負けたオリックスが、日本シリーズ第2戦は8-0で勝ちました。
勝因はオリックスの選手層の厚さです。オリックスは初戦とスタメンの打順を7人変えてきました。5番頓宮と7番紅林だけが同じでした。オリックスの強さは20歳前後の池田、紅林という若手もいますが、30代中盤に差し掛かろうとしている西野、小田、T-岡田といったベテランも元気です。オリックスの強さはこの選手層の厚さです。レギュラー選手だけが突出して良ければ勝てるというものではなく、若手もベテランもいつでもレギュラーが狙えるぐらいのスタンバイが出てきているのがオリックスの強さです。打順もポジションも固定せず、総合力で勝てるチームという当たりがオリックスの強さ。ベイスターズも学ぶべきでしょう。

控え野手の打率1位は引退した藤田

規定打席に到達していない控え野手で一番打率がいいのが引退した藤田で.286です。次が投手の濱口で.278。次にようやく捕手の山本打率.277というのが出てきます。続いてオースティン.277。山本48安打、オースティン13安打という次第。次は今永の.263です。その下は打率.250以下です。戸柱が打率.242,大和が打率.235,ソトが打率.234,京田が打率.227。怪我で後半一軍から落ちた梶原が打率.226,伊藤光が打率.225,CSで佐野の代わりをした大田が打率.217,終盤遊撃手レギュラーの林が打率.206。これ以外の選手は打率1割台です。楠本、神里、柴田と多くのベイファンが左打者多いから今年のドラフトは失敗と言っている理由の控えの左打者が打率1割台でお話にならない状況です。94試合出ている楠本が30安打。86試合出ている柴田は7安打で22試合登板の今永10安打より少ないです。ドラフト1位の度会、4位の石上、6位の井上といった選手にこの控えの層の薄さを埋めてもらわないと、試合運営が難しいぐらいの状況に陥る可能性があります。今季ハマスタで試合を見たファンならわかると思いますが、控えの左打者のスイングが頼りないのです。代打戸柱の方が強いスイングだし、濱口や今永の方が鋭いスイングです。一塁のスタメンに大和や京田を使わなくてはいけない状況がよくわかると思います。遊撃手ばかり取ってきたことの弊害が出ています。しかも打率1割台の選手がバントも成功率低いんです。神里は脅威の犠打成功率.000 、楠本も.667です。石上は打力が目立たないという話ですが、バント成功率10割ならそれはそれでベイスターズでは宝です。

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