あたしは地獄の赤鬼卒

19歳は地獄の赤鬼だった。比喩とかじゃなく。
3歳ぶりのアトピーがぶり返して顔も体も地獄の業火色になっていたので。(唐突に挨拶、こんばんみbayc)

毎日毎日
「掻くのやめろ、薬塗れ」
といわれていたけど

「意思でやめられるんやったらとっくの昔にやめとりますねん。こちらも好きでやってるわけとちゃいますねん……怖い、危ない…ッ」
と都度、心の中の岸大介を暴れ狂わせた。

岸大介さん

長い長い戦いの末、21歳になる頃には鬼を卒業して人間に戻った。今、赤鬼卒2年目。

当時を振り返ると、ほ〜んと周りの目が苦痛でキツくて最悪だった。

そういうストレスを汲み取って心配したりアドバイスくれる友達と親にも、ありがたいとは思ったけど、「気にしないようにしてるんだから思い出させてくれるなよ」っていう苦しさがあった。

総じて最悪だった。

唯一、私が掻きむしった頭皮のフケを毛繕い式に取ってくれた強い女は別。お前は最高。

デフォが赤鬼を経験した私の総評は、

全員に効く治療法、無い


無いです。(個人の意見ですからネ)

私的にステロイドとか飲み薬が効いたとか思ってないし、化粧水と乳液をしっかりつけたから変わったわけでもないと思っている。

でもなんで治ったのかという疑問。

私の場合はタバコを吸い始めてから治った。(と思っているだけでただの個人の意見ですからネ)

タバコを吸うことで未知の害が身体に入り、
いろんな細胞がそっちに気を取られて、痒いのを忘れたと思っている。マジで。

タバコのおかげで5キロ痩せたし。

絶対に真似しないでね。
でもアトピーってこういう気の持ち方で変わるみたいなところあると思う。これは本当にマジ。
(貰った薬はしっかり使った上でね)


このお茶を飲めば治る!とか
お風呂の温度は〇〇℃にしろ!とか
そういう記事とかブログとかいっぱいあって、
最初はそれを読んで過度に生活を変えていたし、
今、私と同じようにしてる人もいると思うけど、

全部気にしないのが一番の早道だったと思うよ。
これも本当に本当にマジ。



で、話を変えて

赤鬼卒を経験すると思うこと。

・肌から謎の液体が出ない
・顔を触っても皮膚がポロポロしない
・痒くない

の時点で大満足してしまうから
メイクしないで堂々と街を歩ける。

一方で、鬼を経験してからというものの
今、顔おかしくないかなとか
赤くなっているのでは
と無駄に確認するようになった。


そういう気持ちがあるから、
外にいる時は基本、内カメで顔をみてしまう。


もう調子良くなって2年経ったのに今もまだ確認してしまう。

ま、アトピーに完治とかないだろうし、
ちょっぴり気にかけてるぐらいで丁度いいんだろうけど。


で、写真フォルダがこれ。

ナルシストネキ草


載せてないやつとか撮ってすぐ消したやつも含めると、ほぼ毎日撮っている。主にバイト先の喫煙所、それかトイレ。

「確認のため、だけどとりあえず決め顔しておく」というギャルマインド。

ナルシスト写真フォルダと思うだろうが、コチラは自信を取り戻すために必死なのでなるべく同情してほしい。


赤鬼だったとき、いろんな人のブログとかnoteとか読んでbadな心を労っていたから、これもbadな誰かが読んで元気になってほしい。

みんな気にしないでね、時が解決する場合もあるからヨ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?