見出し画像

スタレビ 宮城県スポーツランドSUGOでの野外ライブから25年の想い出

今年でスタレビが宮城県で大掛かりな
野外コンサートを開催してから丁度25年に
なります。

25年も昔の事ですので殆ど記憶が残って
いませんが、記憶のあるうちにおぼろげ
であっても記録を遺しておくのも必要かな
と感じましたので、あくまで個人的な
忘備録として披露させて頂きます。

尚、当日のセットリストに関しては
記憶の断片しか残っておらず、アルバム
『Moody Blues』初回限定盤に封入されて
いましたブックレット「THE REVUE」を
参考にさせて頂きました。

これは1995-1996の艶TOURから1998年の
FACE TO FACE TOURまでセットリストや
写真などが掲載されてる資料です。

現行の再発盤には多分封入されて無いと
思いますので、CDのプラケースが厚めの
初回限定盤を中古屋さん等で探すのを強く
お勧めします。

セトリやツアー日程も記載され、当時の映像作品がほぼ無い事を考えるとかなり貴重です


プラケースの厚みの違い分かりますかね?アルバム『DEVOTION』との比較になります。

私は1996年より進学の関係で数年間
宮城県に引っ越ししていました。
当時の私は洋楽のハードロック等を
中心に聴いていましたがルーツは
スタレビでした。

まさか自分と同年代で
スタレビを聴いてる人は居ないと
思っていたら、同級生でKANの
FCにも入るほどのファンで、その
繋がりからスタレビも聴いてる人に
出会い意気投合。当時発売された
アルバム『Goodtimes & Badtimes』
のツアーを一緒に行きたいねという
話になり、1998年1月中旬の土曜日。
仙台駅前のエスパルにあった
プレイガイドで二人して並び、
一般発売でチケットを買いました。


一般発売初日でこの席が1番前方でした。

この日一般発売で並んだのは
私たち以外に若めのカップル
1組だけでした。色々会話して
いたら斉藤和義さんもお好きだと
いう事で、実はこの公演日は
斉藤和義さんも仙台にある
電力ホールでワンマンライブの
予定でした。その話したら
その方も存じ上げてて、
「和義ゴメン」って
仰っていました(苦笑)。

『Gootimes &Badtimes』TOURは
私にとっての人生2度目のスタレビ
でして、宮城県民会館は勿論初めて。
約30分にも及ぶディスコメドレー含めて
自分のスタレビ史の中でも上位に来る
素晴らしい内容でした。その公演の際に
主催のキョードー東北さんから
頂いたのがこのチラシでした。

1998年4月、G&B宮城県民会館の際に頂いた先行予約チラシ

この日のライブから約4か月後に再び
スタレビのライブが見れるなんてと喜び
この先行予約をすぐに申し込みました。
(チラシに既にサムエルの名前が‼)

先行予約で購入したチケットと、同封された愛あるお手紙。仙台駅からバスで行きました。
開催直前、FM仙台に大量に置いてあったのを貰いました。今は無きプレイガイドが名を連ねてて遠い昔の事さ~♪と歌いたくなります。

当時はラジオ大好きでよくFM仙台を
聴いていましたが、スタレビのこの
ライブの告知CMはガンガン流れて
いました。「8月22日・・・晴れ」
というナレーションだけエコーかけて
CMの最後に言ってたのが印象的でした。

そしてライブ当日、臨時バスに乗って
どこをどう走っているのかも分からぬまま
会場であるスポーツランドSUGOに
到着いたしました。当時はカメラなんて
持って出かけることも無かったので
写真は1枚もありません。

覚えているのは当日は晴れではなく
曇り空で、8月にしてはやけに肌寒い
天気でした。この会場も山あいに
ある事を考えれば仕方ないかなと
思いますが、雨が降らなかっただけ
良かったです。

場内に入るとブロック別区分だけで
原則芝生の上でずっと立ちっぱなし。
レジャーシートみたいなのは持って
行かなかったので、直座りとか
してたかもしれません。

ステージ上には鉄骨で作られた
星形の大きなオブジェが組まれ、
その解放感と非日常な空気感に
感激していました。このセットは
後に香川県のテアトロンでの
公演を考慮して撤去されたので
ある意味貴重だったと思います。

オープニング・アクトで出演した
サムシング・エルスは3曲くらい
やったと思います。途中リーダーの
伊藤さんが長年のスタレビファンで
ある事をカミングアウトしてたのと
「レコード」という曲を演奏したのは
覚えています。正直この日はパッと
しませんでしたが、このツアーの
終了と同時に電波少年に拉致され、
あの「ラストチャンス」誕生に至るわけ
ですからビックリしました。

以下、スタレビの当日のセトリと
印象的だった箇所のみ記憶力レポート。

字が小さくて、読み辛くてすいません😅

1曲目はララララ♪のコーラスを要さんが
歌いだしてコール&レスポンスから始まり
演奏が始まるバージョンだった気がします。
かなり盛り上がりました。

3曲目の「今夜だけきっと」まで終わりMC。
ご挨拶に加え、G&Bツアーでやらなかった
曲という説明から「大切なあなた」が演奏
されたように思います。

6曲目の「トワイライト・アヴェニュー」
からバラード系が続きます。すっかり
日も暮れて来た頃、11曲目の「木蘭の涙」が
始まる頃は暗くなっていたのですが、
この曲の冒頭の要さんの歌が終わり
イントロが始まるタイミングで、
ステージの背景に照明が一気にライトアップ。
ステージの後ろがスポーツランドSUGOの
林になっていて、照明が林に向けても
照らされたことで林が「出現する」感じ
となり、お客様からもどよめきが
起こりました。この日の
ハイライトの一つだったと思います。

とは言え6曲続けてバラードもしくは
ミディアムテンポの曲が続き、山あいの
気候も相まって観客は寒気を覚える
状態に。

そんな客席を見て要さんはお客様の
寒さに耐えてる状況を気遣いつつ
「では次もノリノリのバラードを」
と言って悪ふざけ(苦笑)。
ようやく立って身体を揺らして
観ることが出来る「少年」へと続き、
ゴーゴータイムへとなっていきました。
これは本当に助かりました。

アンコールではウクレレにアロハの
アラモアナショッピングセンターズが出演。
夏の夜に心地よい音を聴かせてくれました。

そのほかの事は殆ど記憶にございません。
ただ、物凄く楽しかった事と、要さんが
東北ではなかなか野外コンサートが実現
できなかったけどやれて嬉しい。
毎年のように東北でも野外コンサートを
やりたいと仰ってくれて、翌年の福島県
楢葉町での野外コンサートに繋がった事
がありました。その後、野外ライブは
東北では数えるほどしか実現せず、
貴重な時期にこのライブを見られたなと
感じます。

レポートというよりも感想ですが、
当時の雰囲気が少しでも伝わって
くれたのなら幸いです。

お読み頂きありがとうございました。

東北ツアーはサムエルのラストチャンス大ヒット後の日程だった事もあり、会場は三階席まで満員。サムエルの出番だけで帰る方も結構おりました😢


この日のライブは開演直後に楢葉町長がズーズー弁で挨拶してバンド名が上手く言えず笑いを取ったのと、観客が要さんの写真を見て葉加瀬太郎みたいと言われた日でした。GLAY20万人コンサートのあった夏の日の1999


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?