【2023年振り返り】もう若者ではいられない

この記事は、株式会社マネーフォワードの福岡開発拠点が主催している Money Forward Engineering Advent Calendar 2023 19日目の投稿です。 18日目は hyunseok さんによる、[Flutter] BottomNavigationBarを探る: Material、Cupertino、Customの選択肢 でした。

こんにちは。

2023年も残りあと少し。この記事では、私の2023年振り返りを書きます。


先に総括

今年1年よくがんばったと思います。日々健康に過ごし大きな病気などにもかかることなく、こうして振り返りブログを書けているだけで十分です。

もちろんもう少しがんばれたなと思うところもありますが、もう少しのところは来年がんばります。伸びしろですね。

ここからは今年特に印象に残ったことを書いていきます。

英語

まず職場環境の面でとても大きな変化がありました。日本語話者と日本語を母国語としていない非日本語話者での開発チームが立ち上がりました。チームに関する詳細は こちらの記事 をご覧ください。

チーム発足に向けて、私は英語を継続して勉強していました(正確にいうと、発足する前からずっとちまちまと勉強していました)。ともあれ、ようやく真価を問われるタイミングが来たということです。

チーム発足以降は、業務時間における英語と日本語の使用比率はだいたい7:3、多い日は8:2ぐらいでしょうか。英語の読む・書く・聞く・話す、全ての使用率が上がりました。

そんな生活が数ヶ月経った今の変化を書いておくと、それまで英語を話すときは「頭で考える -> 言葉が出る」みたいな流れでしたが、反射的に言葉が出てくる頻度がとても多くなりました。

ただ反射的に出てくることが増えたものの「あ、この表現じゃなかった」や「違う違う、そうじゃない」ということもよくあるので、今後はその正確さも高めていくことが目標です。

このように書くと「仕事で英語を使うようになれば英語力は勝手に伸びる」のように捉えられそうですが、私は今も英語を勉強しています。つまり、日頃の努力の成果がちょっとずつ見え始めている、というのが正しいかなと思っています。

ちなみに、「ああ、英語で上手く説明できなかった」なんてことは2日に1回ぐらいの頻度で起きてますしその度に凹んでます。ただこれを解決する方法は、ひたすらに英語を勉強するしかないので、ぐぬぬぬぬとなりながらも英語学習を続けてます。踏ん張りどころですね。

来年は英語でこの振り返りが書けるぐらいに、私の中での感情・意見を英語で十分に表現できるよう引き続き勉強をがんばります。

よく寝ること

日常的に英語を使うようになってわかったことは「疲れているときは英語が出てこない」ことです。

まず、母国語以外の言語を使うことはメンタルを消費します(個人の意見です)。RPGでいうところのMPでしょうか。夕方になるとかなり疲れています。そして、この疲れに対する回復方法は、私の場合は十分な睡眠を取ることが解決策でした。そのため、とてもよく寝るようになりました。少なくても7時間、多いときだと平日で9時間以上寝ているときもありました。

反対に、十分な睡眠を取れずに朝を迎えたときは絶望です。人と会話しているときに頭が働かない経験をしたことは誰しもあるかと思います。日本語であればそれでもどうにかこうにかできなくもないですが、これが英語になると「相手(英語話者)が話していることが頭に入ってこない」・「会話を続けるための言葉すら出てこない」という最悪の状況になります。つまり、本当に会話が成り立たないのです。これは相手に対して大変失礼なので、その日以降は意識的に寝るようになりました。

もう1つ、よく寝るようになってから気づいたことがあります。たくさん寝て朝起きると「よし、今日も1日がんばろう」と清々しい朝を迎えることが多いです。「1日の始まりがこれって、この生活ってめっちゃよくない?」ということです。

「生まれながらのショートスリーパーだったらなあ」とこれまで何度も望んだことでしたが、もう諦めました(まだちょっと未練あります)。

たくさん寝ることをモッタイナイと感じにくくなったことは私の中で大きな変化となりました。

もう若者ではいられない

先にお断りを入れておくと、ここで使用する「若者」は「私って若かったなと思う自分自身」を指しています。一般的な定義および世間の若者に対する発言ではないことをご承知おきください。

「もう若者ではいられない」

ここ数ヶ月でとても強く感じるようになってきました。私自身が変わる時期が来ている気がします。具体的には、仕事などで何か目的を達成したいときの話です。

社会人になってから数年の20代後半は、単に自分の意見や不満を言うだけで終わっていました。つまり、「私が何かを実際にやる」ではなく「誰かに何かをやって欲しかった」のです。その意見・不満の正しさなどは置いておくとして、当時の(主に)上司には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

最近気づくのは、ただ発言するだけでは物事は変わっていかないことです。「言われてすぐできるようなこと」は、もうすでに行われていることでしょう。残っているものは「何らかの理由で、言われてもすぐできないこと」が大半な気がします。そして、「何らかの理由」を解消することは労力的に大変なことが多く、「誰か」がやっていく必要があります。

もちろん、発言もですが行動にも賛否は付きまといます。そのときには、他者とのやりとりなど一つ一つを丁寧に行い理解してもらえるよう、またこれも自ら行動しなければなりません。

発言だけでなく自ら行動していくことで、ようやく少しずつ動き出すようになる。そんな感覚をものすごく感じる今日この頃です。

なぜこれらのことを意識するようになったのかはあまり覚えていません。さらにいうと、20代後半の時点でも「ただ言うだけでなく行動もしていかないと」というのは気づいてた気がします。しかし、理由はよくわかりませんが、行動に移さなかったのです(おそらく「何となくそう思う」だけだったのだと思います)。

建設的に会話を重ねることには難しさを感じることも多いです。ですが、私がしたいのは「単なる発言」ではなく、「発言や行動によって生まれた目標の達成」です。ここに対する努力を惜しまず、また周りへの感謝を忘れることなく、どうにかこうにか頑張っていきたいと思います。

おわりに

私の2023年振り返りでした。みなさま、来年もそれぞれにとって良い1年になりますように。

明日は reimi matsumoto さんの記事です。お楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?