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【無料】 オールフレンズポケカBEST16 【ボムゲンダイナ】

☆はじめに

こんにちは。ばやり〜すです。はじめましての方ははじめまして。

 普段は北海道の札幌市でポケモンカードをやっています。数ヶ月前は東北の山形県でやっていました。sm2 君を待つ島々 アローラの月光 が発売されたタイミングでポケカを始め、競技として取り組むようになったのは2018年のCL東京辺りです。

 現在札幌市でポケモンカードの練習してくれる方を募集しております。もし誰かおりましたらお声がけいただけると嬉しいです。引っ越したばかりで調整仲間が近くにいなくて困っています。笑

 直近の大型大会ではシティリーグシーズン2 ベスト4 やシーズン3 ベスト16 ですね。

2020シーズン最終は155CSPです。2021シーズンはさらにポイントを稼げるよう上達していきたいです。

 今回は、先日開催されましたオールフレンズポケカに持ち込んだ【ボムゲンダイナ】の紹介をしたいと思います。結果は予選全勝決勝一没と大変悔しい結果になってしまいましたが、私自身大会の反省を兼ねてnoteを執筆致しました。最後まで読んでいただけると幸いです。


☆ムゲンダイナのデッキとしてのデメリットとメリット

 さて、ムゲンゾーン環境で今大暴れしているムゲンダイナ。なぜこんなに多くのシェア率を誇っているのか。自分なりに"現在流行っているムゲンダイナ"のデメリットとメリットを考えてみました。

デメリット

・動きが分かりやすい故、対策が容易である

 良い捉え方でシンプルイズベストという意味もありますが、ここでは悪い意味として考えます。ムゲンダイナデッキのメインプランは基本的にムゲンダイナVをVMAX進化させてドレッドエンドで相手の高耐久ポケモンに一方的に殴り勝つプランが多いです。ですが特性ムゲンゾーンの都合上山札のポケモンは悪タイプのみに限定されます。

 これまでのカードプールを参照しても、現環境で活躍できるスペックを持った悪タイプの強力なサブアタッカーが限られてしまいます。ブラッキー&ダークライGX、イベルタルGX、フーパ2種類、悪の戒めマニューラ等ですかね。ムゲンダイナVMAXで殴る方が火力、要求エネを考慮しても強力なのは自明でしょう。現環境のムゲンダイナで上位を占めているデッキタイプは手貼りで盤面を作っていくタイプが多いので、そもそも技を打たせないことが他のデッキに比べて容易です。例で言うとエネ破壊に寄せたLOデッキ(control)ですかね。PJNOでも多く結果を残したLO系統のデッキには非常に辛く厳しく、そして哀しい戦いを強いられると思います。

・展開のエンジンがほぼクロバットV

 ムゲンダイナのほぼ全てのレシピがクロバットVを展開のエンジンにしていると思います。クロバットVをベンチに出して各種サポートに触り、ベンチを広げたり山を進めていくことで早期のドレッドエンド270点を目指すプランをとっています。

これにより、

アルセウス&ディアルガ&パルキアGX(以下3神)によるアルティメットレイの狙い打ちに非常に弱い

●ボスの指令等のゲームを決めるキーカードを探しに行く際クロバットVをほぼ必ず経由しなければいけない関係上引ける枚数が少なくなりがち

●クロバットVに展開を頼る→ボール系でクロバットVに触る、つまりはボール系に触れないと展開が鈍る→クワガノンVのグッズロックに脆い

などが挙げられると思います。それでもなぜムゲンダイナがこんなに多く使われているのか。

メリット

・高火力高耐久の押し付けが強すぎる

 このメリットが大きすぎるからだと思っています。先行2ターン目で270点のドレッドエンドを決められる可能性が大いにあり、かつHP340というVMAXも驚きの高耐久。相手にしないという選択肢をとってもボスの指令を引き続けないといつかはバトル場を相手にしなければいけなくなり、そうなるとパワー負けしてしまいます。このカードパワーが高すぎる故にシェア率もトップクラスなのではないでしょうか。

 プレイ難度もLOやクワガノンVよりはシンプルだというのも魅力ですね。

 こういった理由で現在ムゲンダイナが今環境を牛耳っているのではないかと考えています。

☆使用デッキレシピ

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 メインプランはもちろん、ムゲンダイナVMAXのドレッドエンドでとにかく殴ることです。

先行を取り、【ムゲンダイナVに手貼りをする】ことをノルマとしてプレイを進めていきます。エネルギーを複数枚貼ることができないデッキタイプなので、中盤〜終盤のエネルギーの貼り先は慎重になりましょう。エネルギーに関しては不器用なデッキタイプになります。後攻をとってもめげずにパワーアクセルからの2面展開を目指していけるように立ち回りましょう。

・ムゲンダイナV 4枚

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 1進化ラインは4-3にする自分の拘りも入っていますが、この枚数が1番安定すると思います。ムゲンダイナVは極力必ずスタートしたいポケモンですので最大枚数、VMAXはサイド落ち考慮で3枚です。4枚入れると必ずどこかで腐ります。1試合に2枚ずつ山と盤面にキープします。3枚目のムゲンダイナVはドレッドエンドの打点上げで広げることも多々あります。VMAXはまず3体立てません。

 上技パワーアクセルは後攻1ターン目で打つと序盤から2面でアタッカーを展開できるので有用です。後出しハンマーでエネ破壊された時の復帰用で先行2ターン目使うこともありました。

 ダイマックス砲は知りません。VMAXにしてドレッドエンドを言った方が60倍強いです。ザマゼンタVが前に出てきても打つ機会は無いと思います。

・ムゲンダイナVMAX 3枚

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 このデッキのメインコンセプトのカードです。ムゲンダイナVMAXを2面で用意しておかないとバトル場のムゲンダイナVMAXが気絶した時にムゲンゾーンが解除され、打点が著しく低下してしまうことには気をつけましょう。

・フーパ(s3)1枚

 アサルトゲートでVMAXへの打点調整や非GX・Vに使います。都合良くハマると 3-1-3のサイドプランを押しつけれますがクロバットVがいるので厳しいイメージです。

・ガラルジグザグマ(sH1)4枚

 イベルタルGXのデスカウントGXを打つときのダメカン乗せや、ドレッドエンドで届かないHP280の3神、パワーアクセルを当てた低耐久ポケモンに複数乗せしてサイドを複数枚取るなど役割は多岐にわたる強カードです。この構築だと回収ネットも込で最大7点乗せることができるので よ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜く考えてかんしゃくヘッドを宣言しましょう。

・アブソル(sm8a)1枚

 悪タイプかつジラーチの動きを鈍らせる役割として雑に投入しました。実際、鳥使いでうまく避けられた試合があったので環境に相性がいいのかは微妙なところでした。環境によって変わる1枚です。

クロバットV 4枚

 文句なしの4投。このカードの特性による引き数で試合の命運を分けると言っても過言ではないです。

 クロバットVを置くタイミングですが、初ターンに手札を増やしたいからといって雑に投げることだけは大変危険です。もし手札を6枚にしてそれらを使うことができずにマリィで流されてしまった場合、置き損になります。この構築の初ターンのノルマは、【ムゲンダイナVに手貼りをする】ことです。これが初手で無理な場合のみクロバットVを置きましょう。

・イベルタルGX 1枚

 かんしゃくヘッドを複数投げた後にGX技で強引にサイドを取りに行きます。基本的にVMAXやザマゼンタV、ジュナイパーなどドレッドエンドで前のめりに攻めづらい相手を倒す役割として使用しています。

 今大会で1度も活躍しませんでした。

・クイックボール 4枚

 さすがにフル投入です。減らさない理由はないです。

・スーパーボール 2枚

 空打ちを可能にするサーチカード。クロバットVでデッキを回す関係上、空打ちできるグッズは大変重要なので採用しています。ですが3枚以上だとここぞといった時に狙ったポケモンを持ってこれないので2枚に抑えています。

・ポケモン通信 2枚

 3枚にするか2枚にするか一生悩んだカードです。ムゲンダイナVMAXに唯一触れるカードだったりクロバットVががさばった時に1枚戻せるカードだったり優秀な場面が多かった印象です。先週の弱い脳の僕では枠を捻出できず2枚にしました。3枚にすべきです。

・リセットスタンプ 2枚

 基本的にムゲンダイナVMAX1体目の気絶以降に投げ始めます。2枚しっかり投げて1ターン止まってくれると捲れる可能性がグッと上がります。

 対ズガドーンにはムゲンダイナVが倒されサイドを4枚にされた時から投げ始めます。

・回収ネット 3枚

 ガラルジグザグマを複数回投げてダメカンを稼ぐ&非GX・V専用ポケモン入れ替えのような感覚で採用しています。後者のプレイングはダメカンを一個置く数が減るので極力避けたい所です。

・カウンターゲイン 1枚

 後術するジャイアントボムとの兼ね合いも考えて1枚。ですがこのカードも相当強いです。劣勢に限り1ターンでドレッドエンドを起動できるデカチャンカード。他のポケモンに手貼りの権利を使える安心感は大きいですね。

・ジャイアントボム 3枚

 このデッキの勝率に大きく関わった強強強カードです。ボムゲンダイナの象徴。

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 タッグチーム環境よりも大きな火力(ブレイブキャリバー、ドレッドエンド、ライトニングストーム、キョダイヒャッカるなどなど…)が飛び交うムゲンゾーン環境で大躍進を遂げたカードだと思っています。 

 基本的にミラー意識で入れています。ボムなんてボスで避ければいいじゃねぇか!って考える方もいると思いますがムゲンダイナデッキに関してはその考えは厳しいです。

 上述していますが、ムゲンダイナデッキは山を進める手段がほぼクロバットVであるため、手札次第では細くできず、ナイトアセットの引き数が中途半端になってボスの指令を引けずに前を殴るシーンが多いです。ここでバトル場のムゲンダイナVMAXにジャイアントボムを貼っておくとバトルを殴って100点もらい返しのドレッドエンド240点圏内にされるか、パスして返しに殴られテンポロスを許すかの2択を迫らせる可能性が高いです。そういった理由によるテンポ勝ちを狙いたい為ジャイアントボムを厚めに積んでいます。

 他のデッキを重く見るのであればこの枠は別カードに変えても問題ないと思います。ですがこのカード、意外に多くのデッキに刺さってくれました。

●マルヤクデVMAX

→320−100=220(+おおきなお守り+ヒート炎2枚=280 ジグザグマ1枚+最大ドレッドエンド圏内)

●ズガドーン

→120-100=20 

 パワーアクセルで先に乗せておけば相討ちを狙うことができる。他にもかんしゃくヘッド2回で落ちる為、ベンチのポケモンを呼びながら複数枚取りできるチャンスも。

●ザシアンV

→220-100=120

単純にドレッドエンドの要求値が減る。リソースを残しながらサイドを稼げる。

●ジュナイパー

フーパで殴りに行った時に弱点込で180点もらう為、相討ちを狙えます。ですがこの構築はジュナイパーを切り気味にしているので勝ちに貢献できるとは限らないです。vsジュナイパーを厚くしたいのだったらフーパをもう1枚採用することを勧めます。

●パルスワンV、カプ・コケコV

→200−100=100(アサルトゲート+ガラルジグザグマ1枚)

 他にも多くの調整に使えるます。

 決まった時のジャイアントボムは すごくいいです(小並感)。

 余談ですが、、、

 デッキレシピ提出日にジャイアントボムが2枚しかなかったので2枚で提出するか悩んだのですが3枚どうしても入れたかったので前日にカードショップで購入できることにかけて3枚で提出しました。無事に1軒目で買えて良かったです。

・ツールスクラッパー 1枚

 あると便利な1枚。相手のジャイアントボムやエスケープボード、大きなお守りをはがします。

・ポケモン入れ替え 2枚

 ハイド悪エネルギーとナイトシティを採用しているのでグッズの入れ替え現物の採用は抑え気味です。グッズロックを少し意識しています。ですがLOデッキが増えるのであれば入れ替え札は厚めに積まないと詰みます。ツムツムです。


・博士の研究 4枚

 序盤にとにかく山を進めて終盤クロバットVからボスの指令を引き込むことができる山を作ることができるようにドローサポートは1度に多く引ける博士の研究をメインで採用しました。

・マオ&スイレン 1枚

 高火力ドンパチゲームの現環境でなぜこのカードを採用するのでしょうか。

●クワガノンVによるグッズロックやピカチュウ&ゼクロム(以下ピカゼク)による中打点パンチを無かった事にする

●グッズロック下でも使える3枚目のポケモン入れ替え

 正直ピン採用でタッグコールもないこの構築だと使いたい時に使うのが難しいのでこの枠は他のカードにしても良いと思います。

・エリカのおもてなし 1枚

 ミラーを踏んだ時に大幅な縦引きを期待できるカードです。縦引きが重要なこのデッキで最大9枚ドローは凄い。

・マリィ 1枚

 序盤に投げられるリセットスタンプのような役割を秘めたカード。1度も使いませんでした。そもそも引けなかったです。手札を流す回数を増やしたいのなら大胆に4枚SRで採用することを勧めます。

ボスの指令 3枚

 4枚入れたいくらい強力なカード。ですが序盤でのクロバットVでの引き数が減ってしまうことが怖いので3枚に抑えています。山に残っているボスの指令の残り枚数は常に把握しておきましょう。

・ナイトシティ 2枚

 ベンチのクロバットVを呼ばれクワガノンVによるグッズロックがハマってしまうとポケモン入れ替えを使うことができなくなり、そのまま数ターン盤面を作られどうしようもなくなることを嫌って投入しました。

 実際使用感はかなりよく、上記の状況以外にも盤面移動がスムーズにできるのでおすすめです。

・無人発電所 1枚

 基本的にリセットスタンプと一緒に使います。雑に投げません。

 止めたいポケモンの例:デデンネGX、オドリドリGX、マニューラGX、シルヴァディGX、ミュウツー&ミュウGX、ゼラオラGX

・キャプチャーエネルギー 1枚

 初ターンに貼ると強い1枚。ムゲンダイナVを2面展開できたりと優秀。ムゲンダイナV、ムゲンダイナVMAXの要求エネとの噛み合いも良いので採用しています。

・ハイド悪エネルギー 3枚

 盤面移動をスムーズにできる強エネルギー。特殊エネメタカード(アローラペルシアンGX、次元の鉤爪ギラティナ)があまり飛んでこない環境なので厚めに採用しています。

・基本悪エネルギー 5枚

 エネルギー総数は9〜10枚が引き込める可能性が高い枚数だと思います。実際手貼りできなくて負けた試合はありませんでしたし、カウンターゲイン(劣勢時に限る)もあるので困りはしないです。


☆環境デッキへの大まかな立ち回り

 大前提として、先行を取りムゲンダイナVに手貼りをすることを初ターンのノルマだと考えています。

・ミラーマッチ

 基本的に先行取って先に殴るのが有利ですがこのデッキには大正義ジャイアントボムが厚めに入っている為、相手の動きにボスの指令を要求させるか、殴らずにテンポロスを誘うか、100点受けるかの3択を基本的に迫らせることができます。

 ボスの指令で避けられても相手のリソースさえ確認できていれば捲れます。クロバットVから数少ないボスの指令現物を引き当てることは確率的に低いケースが多いです。序盤にボムを避ける為に使っているなら尚更です。リソース勝負に持ち込んで捲りましょう。

 イベルタルGXのデスカウントでしばかれるのだけは土下座してでも避けましょう。とにかく序盤にボスの指令を使ってもらうことを念頭においてプレイします。


・3神ザシアン

 1番手っ取り早い勝ち方はオルタージェネシスGX宣言後にドレッドエンド+かんしゃくヘッドで3神を気絶させる事です。

 ですがムゲンゾーン環境の3神ザシアンは後攻1ターン目にオルタージェネシスGXを平気で宣言してくるので先行2ターン目にドレッドエンド+かんしゃくヘッドでの気絶を決めなければいけません。それかクロバットVを置かずに殴るかです。後者はドレッドエンドの火力があまり見込めずアルティメットレイを許してしまいます。

 基本的にサイドが2〜3枚になったタイミングでリセットスタンプと無人発電所を投げることで相手が止まってくれることを祈るゲームになります。

・マルヤクデVMAX

 マルヤクデVMAXが要塞化(7〜8エネが貼ってある状態)する前に先に殴る必要があります。

 2面でマルヤクデV、VMAXが用意されている時は1体にかんしゃくヘッドでダメカンを置きつつイベルタルGXのデスカウントGXを狙い、もう1体はドレッドエンド+フーパのアサルトゲートで殴るプレイを心がけます。ジャイアントボムを起動させると要求値がかなり下がって勝ちに近づけます。

 対面性能が高すぎる故に強い後続を作りづらいデッキタイプなので2面で用意できていない時は全力で1体を倒すと1ターンビクティニVの広がる炎等で準備をしてくれるのでそこをボスの指令で狙い撃ちます。

 ムゲンダイナVMAX→クロバットVととられてしまった場合はズガドーンGXのバーストGXに細心の注意です。相手の要求値をとことん上げましょう(アブソル+無人発電所+リセットスタンプを押し付ける)。

 初ターンはマルヤクデVの熱放射でバトル場のムゲンダイナVのエネルギーが割られるのでベンチのムゲンダイナVにエネルギーを貼りましょう。終盤もリセットスタンプと絡めて熱放射でエネを割ってくるケースもあるので常にエネ枚数には敏感に。

・LO(control)

 クラッシュハンマー、フリーザーGX等をを駆使して相手の攻め手を削ぎ取って勝つデッキタイプですね。

 このレシピはエネ破壊に相当脆いのでクラッシュハンマー全裏を祈りつつ、フリーザーGXをサイドに埋めます(基本的にこの構築では勝てません)。

・LO(mill)

 ジュジュべ&ハチクマンで相手のデッキを積極的に削っていき、キーカードをポンポン落として攻め手を削ぐデッキタイプですね。ラストにマッグバンGXで締めてくるパターンが多いかと思います。

 メリープのふわふわまくらで眠っても動けるように入れ替え札を常にキープし続けることを意識します。ムゲンダイナVの進化権も非常に大切なので雑に進化させないように。そもそも進化させてムゲンゾーンで広げるほど高耐久のポケモンは多くないです。ピッピ人形をなるべく相手にせずにボスの指令でザシアンVやマグカルゴをとります。

 リセットスタンプやマリィを積極的に使っていき、1ターン止まることを祈ります。

 これだけやっても勝率は低いと思います。今のムゲンダイナ自体、LOタイプのデッキに不利をとると思っているので今回の大会では割り切って持ち込みました。ですが同日開催別大会でのPJNOではベスト16にたくさんのLOタイプのデッキが見られたので軽視できなくなってしまいましたね。

・ピカゼク

 基本有利マッチです。ライチュウ&アローラライチュウGXのタンデムショック+リセットスタンプによるターンスキップや不意に飛んでくるクワガノンVのグッズロックにさえ気をつければ難なく突破できるマッチです。ピカゼクのフルドライブの返しにドレッドエンドで気絶させることができるようにリソースを使いましょう。それができると勝率が高まると思います。

・コンボザシアンV

 先行を取られた際、2ターン目にボスの指令でベンチのムゲンダイナVが倒されることに注意しましょう。

 カウンターゲインのサイド落ちの確認をし、できればエネを貼ったムゲンダイナVにジャイアントボムも貼って次のドレッドエンドのベンチ要求を下げておく必要があります。これがうまく決まり倒せると次のザシアンVで殴るのに1ターンはかかるのでテンポ勝ちできます。

 ザシアンVを倒せなかった場合はジラーチ♢のサイドインチキに注意しましょう。ムゲンダイナVMAXを倒されてゲームが終わってしまいます。とにかく早い段階で盤面を作っておく必要があります。

・クワガノンV+α

 ボール各種からクロバットVにアクセスし展開することがメインのデッキタイプである以上、グッズロックに非常に弱いです。

 初ターンは必ずムゲンダイナをバトル場にだしましょう。ナイトシティを貼れると良いです。パラライズボルト2発くらいは許容範囲なのでそれまでにサポート、クロバットVの現物に触ってエネルギー手貼りを心がけます。

 ムゲンダイナVMAXが1体完成すればパラライズボルトのみでは止められなくなり、ライチュウ&アローラライチュウGXなどグッズロックをしない刺客が殴ってくるのでそこで一気に動いて勝ちにいきます。入れ替え札は大切に持っておきましょう。


☆当日のマッチアップまとめ

1回戦 不戦勝選手

2回戦 マルヤクデV MAX 先 6-0 ○
 ズガドーンGXスタート。この時点で大体リザードンかマルヤクデか判別がつく。現環境を見るにマルヤクデがやや多めなのでマルヤクデだと踏んで立ち回ることに。
 マルヤクデが要塞化(7〜8エネ)する前に倒せないと厳しいマッチ。
 ムゲンダイナ手貼りのノルマを達成する。前に貼ると熱放射でハゲるので後ろに貼ります。
 お相手後攻フレアスターターでマルヤクデVとズガドーンGXにエネを散らす。ボスの指令がハンドにあったのでマルヤクデVを呼んでドレッドエンドでワンパン。そのままテンポとって勝ち。

3回戦 ゼラオラパルスワン 6-5 ○ 先
 フルボルテージGXからの爆発力で破壊されるマッチ。とにかく早い段階でパルスワンVを連続で倒す準備をする必要がある。
 ムゲンダイナVへの手貼りノルマは達成。しかし後出しハンマーで号泣。だが送電から入ってくれたので準備に1ターンかけられる展開。仕方ないのでパワーアクセルで2面でムゲンダイナVを用意。次のターンにフルボルテージGXでエネだらけの盤面に。
 返しの番、エリカのおもてなしで6ドロー決めるもボール系に一切さわれず後ろのフーパにスイッチして90点やむなく乗せる。
 ボスの指令でムゲンダイナVを喰われ、ここからリセットスタンプを2回投げて止まってくれることを祈るプランに。1回目投げるとコケコ♢博士の研究みたいな宇宙ムーブを決められてムゲンダイナV MAXすらワンパンされる。だが最後のリセットスタンプで相手が止まって勝ち。序盤の展開で相手がボスを複数切っていたことが美味しい展開になった。

4回戦 ターボザシアン 後 6-2 ○
 ザシアンV不撓の剣エンドでバトル場に2エネザシアン降臨。ムゲンダイナVを一体差し出す覚悟。
 ジグザグマスタートでベンチにムゲンダイナを2面で用意。パワーアクセルは悪手なので後ろにキャプチャーエネルギーとボムを一体に集中させてボスでエネつきムゲンダイナが取られた際にカウンターゲインじんかけゲーミングに期待することに。

 クロバットVと博士の研究でしっかり引き当て返しのドレッドエンド(100点乗ってるのでそこまで並べる要求値は高くない)でザシアンV気絶へ。そのまま相手アタッカー用意できずにデデンネGX、ザシアンVと喰って勝利。カウンターゲイン最強?

5回戦 クワガノンV 〜ライライを添えて〜
先 6-0 ○
 クワガノンVが見えたのでハイド悪、ナイトシティ、マオ&スイレンのハンドキープを意識。ドレッドエンドとパラライズボルトの打ち合いができる盤面ができたので安堵。2回目のドレッドエンドでクワガノンV1体目を倒した時にライチュウ&アローラライチュウGXが殴ってくるのかと思いきやマリィ&パラライズボルト。そしてクロバットV素引き。 

 3回パラライズボルトが入ったナイスタイミングでナイトアセットからマオ&スイレンを引けたのでダメージ誤魔化してクワガノンVをワンパン。ライチュウ&アローラライチュウGXのタンデムショック&リセットスタンプをもらうも博士でいれかえを引き無事ライチュウ&アローラライチュウをワンパンで勝利。グッズロックはヒヤヒヤします。


6回戦 ズガドーン 後 6-2 ○
 手札にジャイアントボムがあったのでパワーアクセルでベンチのムゲンダイナVにエネルギーを加速させつつ火の玉サーカスでワンパンされたら相討ちになる盤面を作ることに成功。無事相打ちが決まり相手サイド4のタイミングで無人発電所がうまくヒット。リセットスタンプと混ぜて使いクロバットV&博士の研究でどんどんベンチを広げかかんしゃくヘッドで後ろのズガドーンに乗せつつ前のバイウールーVをワンパンできる数までベンチを並べる。 
 バイウールーVをとったターン相手の動きが鈍り200サーカスが飛んでくるもボスでオドリドリを倒してテンポ勝ち。ボムと無人が光るマッチだった。

予選全勝1位 決勝トーナメント進出

決勝1回戦 3神ザシアン 先 5-6 ×

 ムゲンダイナVに無事手貼りをして番を返せたので勝負ができると思ったが相手ぶん回して後1ターン目に追加ありボムつき3神でオルタージェネシスGXの宣言。展開に強いカードをトラッシュしていなかったのでかなりマズいと思い270ドレッドエンド+ジグザグマで倒しにいくために強引にデッキを回すことに。クロバットVでの引き数を増やす為にイベルタルGXベンチ置きやツールスクラッパーを切ってしまう。6枚&博士でぶん回してまさかの260点。なくなく番を返すもお相手グレートキャッチャーでイベルタルGXをアルティメットレイで喰った。さらにベンチのザシアンVにボム2枚目を貼られる。

 半ば涙目で番を貰う。ここでの勝ち筋はベンチのザシアンVをボスの指令で呼んで倒す&3神をかんしゃくヘッド2投げで倒して5枚取りを決め、かつリセットスタンプと無人発電所で相手が止まってくれることを祈ることである(相手の要求値はザシアンV&メタルソーサー2枚&ポケモン入れ替えの合計4枚)。

 このプランが決まり自分にとって最高の盤面で返したが、お相手ザシアンVとメタルソーサー2枚と博士の研究を引きそのまま風船を引かれて負け。ここで別のポケモンを倒してボスの指令を要求させるかという択もあった。クロバットVも使っていたのでこの説は濃厚だった。ボスの指令2〜3枚から現物を1枚引く可能性と上述した4枚の要求カードを引くことを天秤にかけずに早々に決めてしまったことが悔やまれる。ツールスクラッパーも序盤で切ることが果たして合っていたのか。プレイングの課題が多く残ったマッチアップでした。くやしい。

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☆終わりに

 上述したムゲンダイナのリスト、とても使いやすい構築になっていると思うのでムゲンダイナ入門として使ってみることをお勧めします。環境首位のデカパワーカードの力を使ってみてください。笑

 型の多いムゲンダイナデッキですが、これからの環境で強く出られるのは、複数回のエネ破壊に屈しない型だと思っています。カードだけ挙げるとダークライ♢とマニューラGXのシナジーですかね。あれらを採用していると安定感が相当増すと思います。試してみてはいかがでしょうか。

 悔しい結果で終わってしまったオールフレンズポケカでしたが、久しぶりの大型大会のような感覚があって楽しかったです。次シーズン開幕に向けて、まだまだ力をつけていきます。

 最後までこの記事をご覧頂きありがとうございました。なにか質問ございましたら私ばやり〜す(@goinonaihito)までDMをお願いします。

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