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シングルS18 最終10位 カバサンダーミミエスバ対面

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1.構築経緯

 アローラキュウコンが襷枠として優秀だと考え、そこから構築をスタートしました。キュウコンが環境メタとして十分に機能していると考え、残りはキュウコンできついエースバーン、ポリゴン2に対する動きを考えつつ、スペックの高いポケモンで固めました(その時の並びがカバサンダーミミエスバ+襷キュウコン、エスバがきつい地面に強い?スカーフ水ウーラ)。

 最終日はドランとジバコが増えて氷の一貫がある構築がほぼなかったため構築が崩壊してしまいました。また、カイリューやレヒレも多く水ウーラでダイマを切る動きの通りも悪かったため、この2枠をいろいろとっかえひっかえ使って模索しながら潜ってました。結果的にハイスペックなポケモンで固めた、柔軟に動かせるスタンパのような並びになりました。

2.個体紹介

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エースバーン@命の珠 リベロ キョダイマックス
陽気 155-168(252)-95-×-96(4)-188(252)
火炎ボール 飛び膝蹴り 思念の頭突き ギガインパクト

 ポリ2環境で強いダイマエースで、対面+ポリドヒドみたいなのに自然に選出できるのが強い。
 技はポリ2意識の膝、隣にいるドヒドに打つ思念、サンダーに打つギガインパクト、非接触で性能が高く、非ダイマ時にサンダーに打てる火炎ボール。
 中盤までめちゃくちゃ刺さってて選出率ほぼ100%とかだった気がするが、ウオノラゴンやランドが増えたことで選出はかなり落ちた。

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サンダー@鋭い嘴 静電気
控え目 189(188)-×105-194(252)-110-129(68)
放電 暴風 身代わり 羽休め

HB:陽気鉢巻水流連打が43.7%の乱数1発
 身代わりがラグラージのクイックターンで37.5%の乱数1発
S:ジェットでアーゴヨン抜きライン+1

 エースバーンと対をなすダイマエースで、エースバーンと弱点を補完しあうような関係になっていることが多く、お互い非ダイマ時の性能も高いため同時に出しても強い。
 対ラグラージを、初手ダイマやミラコカウンターのやばいやつまでケアしようとなると襷にフリドラを仕込むか身代わりが必須だろうと考えて身代わり型で採用。ちなみにアローラキュウコンもその思考の残骸である。ついでに対ドヒドイデもかなり安定する型となっている。
 調整はCを削ってBに回すことで色々いい感じに耐えるようになるが、ダイジェットのダメージが思ったより伸びてくれたおかげで楽に勝てた対戦は多く、特化が活きた場面は多いと考えてこの配分で使用。ここは多分好み。
 特性は、この構築ではプレッシャーの方が、ランドレヒレの型を絞り、ポリ2の冷bなどに圧をかけることが出来て強い。しかし、最終日に初手で最速切って鉢巻水流で突っ込んでくるやつらにことごとくサンダーを落とされて負けたので泣きながら静電気。
 

 エースバーンに強いポケモンが増えるということはサンダーで勝てる相手が増えるということで最終日付近の選出率はめちゃくちゃ高かった。特に今期のラグラージは立ち回りで身代わりを切ってることが多くほぼ全部拾えた。

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ミミッキュ@アッキ 化けの皮
意地っ張り 135(36)-154(236)-116(124)-×-126(4)-130(108)
影打ち じゃれつく ドレインパンチ 剣の舞

S:遅いサンダー意識

 ダイマ枠で崩した後に裏から投げる詰め筋。ドラパルトに対して強く出れる点はエースバーンとの相性がいい。技構成は、キュウコンがいた頃の名残で特にドレインパンチは対ポリ2で強い技である。サンダーへの打点がないのはまずいのでじゃれつくが自然と入る。ゴースト打点も欲しいことは当然あったが枠がないので今回は切り。

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カバルドン@オボン 砂起こし
腕白 215(252)-132-165(92)-×-113(164)-67
地震 欠伸 ステルスロック 吹き飛ばし

HB:陽気鉢巻暗黒強打が1.1%の乱数2発
HD:サンダーの控え目珠ジェットが確定2発

 構築で必須な地面枠の中で、サンダーエスバミミと相性のいいクッション枠。受け系統に選出できるのも偉い。
 そもそもサイクルを回したい構築ではないのと、吹き飛ばしがないとこの構築では色々ケアが効かなくなるので吹き飛ばし。特性は砂起こし一択だと思います。

 バトンパやアシパ組にある程度耐性のあるこのポケモンの評価は個人的には高い。地面枠に明確な役割を求めないのであれば取り敢えずカバルドンを採用してみることにしている。

ここからの2匹が違い過ぎる

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カプ・レヒレ@スカーフ ミストフィールド
臆病 145-×-136(4)-147(252)-150-150(252)
波乗り ムーンフォース 挑発 トリック

 上の4匹では勝てないコスパ瞑想などの詰めに強いポケモンで、ついでに水の一貫も切っている。
 そこに勝つためにはトリックが無くても挑発があれば何とかなるけど、スカーフの有無で対ウーラやノラゴンは大分変わるのと、レヒレでダイマを切る展開もたまにあってその時に強いのはスカーフかなあ、と考えて取り敢えずこの型で採用した。

 悪くはない気もするが、レヒレを絡めた立ち回りとかが詰め切れなかった気がする。実際選出した対戦はやばいことばかりしてたので割りと違うのかもしれない。

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悪ウーラオス@気合の襷 不可視の拳 キョダイ個体
意地っ張り 175-200(252)-120-×-81(4)-149(252)
暗黒強打 インファイト 挑発 不意打ち

 エスパーワンウェポンのクレセなど、明らかにこのポケモンを切って採用されているポケモンを見かけたこと、そもそも悪ウーラが弱い理由が考えてもわからなかったことを踏まえてキュウコンの代わりに採用。2枠で対ウツロは埋めないといけなく、そこにある程度強ければなんでもいい話はあった。

 実際はカイリュー多すぎて使い物にならなかった。出した対戦はほぼ負けたし、勝った対戦は別にゴロンダでも勝てた。なんだお前は。画像もこいつだけ右向いてるし。

 この6匹で重いジバノラゴンに割と出していけて、元のキュウコンが担っていた氷打点も採用でき、ウツロイドのストッパーもこなせる?ことを考えると、地面のタイプ被りが若干気持ち悪いものの、マンムーとかはありだったかもしれない。

3.結果と感想

 組み始めのポケモンが消えたものの、何とか対応して最低限形に出来たのがよかったです。構築の見た目もやってることも割と好きで、結果もついてきたのでいいシーズンになりました。
 対面寄りの構築に限らないことと思いますが、スペックの高いポケモンを並べたような構築はきつい並びはあっても頑張ればなんとかできることが多く、対戦を重ねることで選出、プレイングに関するいろんな発見があって、それが潜るモチベーションになっていいですね。

結果

tn ソノダチヨコ 10位 2114

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