5.幻の2018.11.03
2018年。
僕の人生において激動の一年だった。
町役場や市役所、大手企業に掛け合い、場の提供を求めた。
作ったことのないウェブサイトをつくった。
たくさんの本を読んだ。
成功するためのアイデアをメモしまくった。
キャンプはあまりできなかった。
そして
ムスメが産まれた。
今まで感じたことのない感情も生まれた。
結局、場所を確定できたのは2019年の3月。
ついさっきである。
つまり、当初予定していた2018.11.03にイベントは開催することができなかった。だからその日にスタッフを集めてキャンプをした。
フォークダンスを踊って、料理をシェアし、酒を酌み交わした。
僕はこの瞬間に涙が溢れそうだったが我慢した。
なぜ、みんな僕みたいなやつに構ってくれるのか、とてもありがたかったからだ。
僕は焦っていたのかもしれない。
開催が目的になっていたのかもしれない。
開催すること自体は手段であり、目的ではない。
結果として、一年の準備期間が増えた。
増えた間にまた知識をインプットした。
この時代に適合したマーケティング方法などを知ることができた。
僕の目的は、ゲストの笑顔だ。
ゲストを主人公にすることだ。ゲストが、このイベントで楽しめるものにしなくてはならない。
行動することも重要だが、焦ってやっつけになっては元も子もなかった。
なにより、2018.11.03だと僕の大切な肝心なメンバーが揃わなかった。
そのメンバーは息子を連れ、より強力になってサポートしてくれている。
イベントの開催日が決定した。
2019.11.16
詳細は、拙いホームページとインスタグラムアカウントでお知らせしようと思っている。GWまで、予定がパンパンだ。
リンク先に、その様子をムービーに収めた動画を貼っておきます。
この動画は、四月から新たな夢に向かい挑戦する2人の男が撮ってくれた。
https://vimeo.com/302548277
僕は1人では何にもできない。でも、僕ができないことをみんながやってくれる。だから僕は全力でこのイベントを届ける努力をする。
四年前は考えられなかった、そんな非日常みたいな日常が動き出した。
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