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【好きな番組】TVアニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」

第22回鮎川哲也賞を受賞した、青崎有吾さんによる「アンデッドガール・マーダーファルス」のTVアニメーションです。

先に、原作を読んでから、TVアニメーションを観てみたのですが、

「アンデッドガール・マーダーファルス 1」(講談社タイガ)青崎有吾(著)

推理小説が好きな人の間では、一際有名な存在である青崎有吾さんであり、

「体育館の殺人」(創元推理文庫)青崎有吾(著)

TVアニメ「アンデッドガール・マーダーファルス」と同時期に放送されているドラマ「ノッキンオン・ロックドドア」の著者でもあります。

本アニメは、

・吸血鬼

・人狼

・怪盗ルパン

・シャーロック・ホームズ

・切り裂きジャック

など、2次元のレジェンドキャラクター達も登場。

そして、異能力バトルを繰り広げながら、奪われた体を取り戻すために、ヨーロッパを巡る、謎に満ちたロードムービーです。

アニメーション制作(作画)は、なんと「劇場版 輪るピングドラム」等のラパントラックが担当していたんですね(@@)

本作でも、クオリティの高い映像を表現していました。

また、演出は、「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」シリーズや、

「昭和元禄落語心中」など、

確かな演出力で話題作を担当してきた畠山守さんが監督なんですね。

そして、「キングダム」や「ゴールデンカムイ」等のヒット作を多数手掛けてきた高木登さんがシリーズ構成を務めています。

さらに、キャラクターの原案は、新進気鋭のイラストレーターである岩本ゼロゴさんが担当。

美麗で繊細なキャラクター達が物語を彩っています。

簡単に、物語の概要に触れておくと、19世紀末、吸血鬼・人造人間・人狼など、異形な存在が、まだ暮らしていた世界。

首から下のない不老不死の美少女探偵・輪堂鴉夜が、体を取り戻すため、鬼殺しの異名を持つ、半人半鬼の真打津軽と、彼女に付き従うメイドの馳井静句と共に、怪物専門探偵<鳥籠使い>として、数々の事件を解決しながら、ヨーロッパを巡る笑劇<ファルス>であり、聴いてて飽きないリズミカルな会話劇から繰り広げられる作り込まれた世界観とガッツリしたミステリが魅力的な作品です(^^)

ミステリ要素がメインであるため、笑劇(ファルス)要素が少なく、推理より戦闘シーンをメインに観たい人には、オススメしにくいのですが^^;

推理するにあたり、必要な情報が散りばめられているので、推理するのが好きな人や、ミステリが好きな人にオススメの作品になっています。

原作の評価はもちろん。

アニメとしての評価も高いので、気になった方は、是非、観てみてください(^^)

【音楽】
「アンデッドガール・マーダーファルス」ノンクレジットOP/CLASS:y「Crack-Crack-Crackle」

「アンデッドガール・マーダーファルス」ノンクレジットED/Anna「reversal」

【参考記事】


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