【一筆】大人の算数、なんでそうなる?
Tanicoさん撮影
3+1=5。
初めての時は、こんな感じで、大人も間違える時がある。
単位は、秒、分、もしかしたら時間かもしれないし、年だったりする可能性もある。
正しい答えではないけど、一応、”3”より大きいし、また、”7”や”8”の様な、見当外れな数でもない。
頭の中で考えていると、どうしても、知らず知らずの内に、
1.誤字・・・文字が違う
2.脱字・・・文字が抜けている
3.衍字・・・文字が多い
等が発生して、考え違いを助長する。
そのため、思考過程で、意識すべき点のひとつが、前述の誤植を軽減するための”省みる”(校正や校閲)作業が重要となる。
但し、その作業結果の有無に限らず、どんな誤答であっても、部分的に正しい推論が少なからず有ると推定される。
そして、間違うことからしか、本当に新しいことは生まれてこない。
空論と実態を一致させる演習を、エラーも繰り返しながら実習していれば、何れ足し算くらいはできるようになる。
プラス「1」くらいズレる。
「それでいいかもしれない」ぐらいの感覚(バリエーション・余白等)を、大切にして行きたい。
そして、指を使わずに、足すという新たな一歩を、大切にしたい。
【参考記事】
【参考図書】
「子どもの算数、なんでそうなる?」(岩波科学ライブラリー)谷口隆(著)
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