依存という夢から覚めて


noteで尊敬している人がラジオ的なものをやっていて、久々に書いてみたくなった。

この数ヶ月、仕事が安定したからか、情緒が大分落ち着いてきた。
こんなに長い間、落ちついているのは初めてで正直驚いている。

一度反動が来て家族にぶつけて暴れたが、なんとかなったし、次はそうならないようにしたい。

タイトルに沿った話をしたい。

自分は、ある人に依存してある種全てを捨ててその人と幸せになりたいと思っていたし、少しまだそう思う日もある。

ただ、さまざまな要因が重なって、誰かに依存しないと生きていけないメンタル状態から、「自分から」1人で生きる。と決めることが出来た。

この1人で生きるという意味は、他者に対して精神的依存を辞めるという意味である。
生きていく上では、誰かと関わるし、関わるバランス調整が大事だと思った。

きっかけは些細なことだったが、パズルのピースを自分でずっと拾い集めていたことにも気づいた。
ただ、自分の世界の全てだった人、人生の1/3を一緒に過ごした人を数ヶ月で手放せるほど、強くはない。
だから、堕ちそうな時は自分に負けそうになるし、ずっと一定ラインを保てているわけではない。

依存は甘いスイーツであり、薬であり、毒。
依存している自分が好きだし、依存している自覚は何年も前からあった。
依存は楽しい。相手の一挙一動に浮き沈みし、刺激があるからだ。
刺激によって心がすり減ってもだ。

しかし、人は変わる。
変わり始めた自分のなかで、驚いたことが
好きな漫画の中ででてくる依存キャラクターに共感できなくなった。
気持ちは理解できるけど、冷めた気持ちになってしまうようになった。
もちろん、作品は面白いからよく読んでいるし、勇気づけられる

ただ、依存の部分に関しては、作品の中に入り込めなくなった。

さらに驚いたのが、その状態を淡々と受け入れて、自分が更新したと思った感情だ。
「成長」だと思った。
素直に嬉しかった。

毎日が必ず輝いているわけでも、楽しいわけでもない。苦しい日もある。
それでも、自分は依存から覚めた自分を少し好きになって受け入れた。この事実は変わらない。
多分、そうやって良くも悪くも変わるのだろう。

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