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練習日記 Vol.132

noteを更新しなければという気負いもなく、放ったらかしにしていたら夏がやって来た。

生活は大きな変化もなく、ギター練習と作曲の仕事、読書、以上!という感じで、横には広げずに縦に深く掘り進んでいるけど、小さなスコップで掘っているイメージ。
今はそういうスタイルは流行遅れだけど、流行物は苦手なので気にしていない。

流行と言えば、近年は元気や勇気のやり取りが流行っているらしく、「元気を与えたい」「勇気を貰いました」等の言葉が飛び交っている。いつから与えたり貰ったりするものになったんだろう。

あまり深くは考えずに、どこかから持ってきた定型分のように使っている感じもあるので、気にしなければ良いのだけれど、どうもあの雰囲気は苦手だ。
例えばアスリートであれば、「良い記録を出して歴史に名を刻みたいです!」とか言ったらダメなんだろうか。

春に京都の恵文社で見かけた時は買わなかったものの、気になって仕方ないので後日購入した吉増剛造の「火の刺繍」を少しずつ読んでいる。1244ページもあるので、しばらく楽しめそうだ。
頭から順番に読む必要がない内容なので、気が向いた時に気が向いたところを読むつもりだが、今のところ頭から読み進めている。

他にはメイ・サートンの「独り居の日記」も読んでいるが、難しい文章表現というわけでもないのに、集中して読まないと頭に入って来ない。というわけで移動中に読むのはやめにした。
移動中は、「生死を分ける数学」を読んでいる。自分のように、数学どころか算数レベルで怪しい人におすすめの内容だ。

小説は岸政彦の「リリアン」以降読んでいない。
前から感じていたのだが、小説でも映画でも、特殊な設定のものが苦手らしい。
宇宙人、超能力、謎の○○、不思議な○○が出てくると醒めてしまうことが多い。
「リリアン」はそんな特殊なことが全くなく、これといった事件もなく、淡々と進み静かに終わるのでとても良かった。

ギター練習はあらためて書き記すようなこともなく、日課としてやっている。
1年近く筋トレ的なメニューをやっていたので、以前よりは指の動きが良くなったようではある。
今見えている理想には程遠いけど、1年前のことを思えばかなり進んだ感じはある。

6年ちょっと使ったスマートフォンから機種変更した。
流石に速度が遅く、キャッシュレス決済の時に店員さんに向かって「少々お待ち下さい」と言わなくちゃいけないことが増えていたので、替え時だったのだろう。
新しいスマートフォンになったと言っても、いじり倒すつもりは無いので、noteの更新もボチボチになりそう。

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