俊寛と龍之介
「俊寛」を琵琶で語る。
芥川龍之介が「俊寛」を発表したのが1922年。ちょうど100年前のこと。冒頭第一段で「琵琶法師」という言葉が8回も出てくる。要約すると「琵琶法師が俊寛のことを語っているが嘘ばかりだ」とのこと。
何がどう嘘だと言うのかはちゃんと読まないとわからない😅(読んでないんかい)けれど、100年前の日本ではこんなにも琵琶法師が俊寛を語っていたとは驚き。
そういうわけで、来週日曜日2022.11.13に100年の時を超えて「俊寛」語ります。
しかも場所は両国(門天ホール)
なにが「しかも」なのかというと、ななななんと、芥川龍之介が18歳まで過ごした場所!!
あーもしかすると聴きにいらっしゃるかもしれないと思うと緊張する‥。
それからもうひとつ付け加えますとね、
日曜日は昼夜2回公演なので、
「龍の口」もどちらかで語ります。
日蓮の話です。
ちなみに芥川龍之介も日蓮宗やったそうです。タイトルにも龍入ってるし僕も辰年だし日曜日は本当に龍之介さんこられるかも‥。
昔、レッドシューズという西麻布のバーのイベントで何度か琵琶を演奏させていただいたことがありましたが、演奏後に「いま最前列でえーちゃんが聴いてたよ」って。吉田栄作?と思ったら矢沢永吉だっていうんで後から緊張した覚えあり。
いやとにかく無心で琵琶の音と、
物語に集中して「嘘ばっかり」って言われないような演奏をしたいな。