ミナミの好きな店
結構大きなテーマが続いて、書くのにも割とパワーを使った。
文字に出来てスッキリしたけどちょっと疲れたような。軽い話題にしてみよう。
以前大阪のミナミの辺りで働いていたので、個人的に好きだったお店を思い出して書いて行こうと思う。
数年前なので、もう無くなった店もあります。
①四川麻辣牛肉麺(宗右衛門町)
一緒に働いている中国人の人達のおすすめの店だった。
牛肉麺以外にもメニューはあるが、私は牛肉麺しか食べた事が無い。
店員さんもお客さんも中国人。まぁミナミ自体がそうだけど、日本と思えない異国感。
各テーブルにティッシュが置いてある。辛くて鼻水がズルズル出るので、それでかなと思う。
風邪の引きかけによく食べに行った。
スープが特製の漬け込み薬膳みたいなのを使っているのと辛さで、風邪が治る気がする。
あと、麺の形状がすごく特殊だ。
手打ちで、平べったい耳みたいなのがスープに入っている。
あれが好きで、引っ越した今も無性に食べたくなる。
日本で他に、あんな形の麺を出してくれる店が見つからない。作るしかないかな…
②饃道MAIDOU(道頓堀)
ここも、四川牛肉麺の近くにある。こちらは西安の料理らしい。
ここも、店員さんもお客さんも中国人ばかりだ。
店長さんが日本語で親切におすすめ品や料理の説明書をしてくださって、西安バーガーみたいなのを食べた。
中華街でよくあるのは肉まんの皮に角煮を挟んだようなやつだけど、それとは違っていて生地がサクッとして肉もおいしかった。
初めてその店に行った時、席が空いていなくて、ここで良ければと店長さんのお子さんが宿題をしているテーブルに一緒に座らせて貰って食事した。それもアットホームで良い思い出になった。
③餃子王(道頓堀の西の方)
コロナ禍で閉まっていたのだが、今調べたら営業再開している事が分かって嬉しい。
それまで餃子は王将が一番ジューシーで具沢山でおいしいと思っていたけど、ここで食べてから、ここの餃子が一番好きになった。
タレじゃなく塩で食べます。
特製のリンゴを漬け込んだハイボールもここでしか飲めないので楽しみだった。
大阪王という会社が母体で、餃子だけなら阪急百貨店でも売っているのだが、あの店の方がおいしかった気がする。
④肝どん(ちむどん)
これもチェーン店なので、ミナミじゃなくてもあるんだけど、当時の仕事仲間と何度か行った思い出の店。
その頃は生中がいつでも100円で懐に優しかった。今調べたら、さすがに料金システムが変わっていた。
豚のアバラ軟骨を炙ったやつがすごく好きだった。
⑤中国茶房8(エイト)
ここも思い出の店。やっぱり職場の中国人の人に教えて貰ったと思う。
道頓堀にあった店舗は閉店してしまったけど、まだ難波にもう1店舗あるらしい。
内装がシュールで、だだっ広かった。24時間営業していて、深夜は色んな人達が色んな理由で時間を潰しているなと思った。
夜は真っ暗になる田舎の出身なので、何もかもが真逆の世界だった。
カオスだけど、どこの誰でも詮索されず受け入れてくれる繁華街はホッとした。
夜通し明るいし、外国人観光客は買い物したり飲み歩いたりするので、人通りも多いし、逆に田舎より怖くない。
隣近所の人との繋がりが全然無いので気楽に暮らせる。
夫は都会育ちなので、逆に田舎暮らしに憧れているみたいなのだが、私は田舎は人も自然も厳しいからおすすめしないよと夫に言っている。
話がそれてしまったが、ここはメニューが本当に沢山ある。
私はよく葱油餅を食べていたと思う。
⑥メトロクリニック(宗右衛門町)
ここは飲食店じゃなく病院だ。
夜10までやっているので助かった。大体の体調不良はここで診てもらったり、ニンニク注射を打って貰ったりした。
ホテルの1階にあるので、外国人観光客の患者さんも多いらしく、翻訳機など使って対応しているらしい。
ニンニク注射は元気が出るというより、打った後ふーっと力が抜けてよく眠れる感じがした。
⑦アダムスキー(なんばCITY)
昭和の中古おもちゃやレコード、何かのおまけなどのグッズが売られている。
そんなに高値じゃないし、見ているだけで楽しかった。
⑧いろりや(道頓堀)
ここもチェーン店。
ボックス席で仕切りがあって、注文もタッチパネル。お手頃な値段なので、ひとりで焼肉を食べたい時に行っていた。
⑨きしな屋(堺筋本町)
鶴醤という真っ黒い醤油が好きで、なかなか売られていないのだが、ここで買える。
一人暮らしをしている時、自分の為だけにわざわざ料理や洗い物をする気が起きず、めったに自炊せず不健康な食生活をしていた。
でも鶴醤を買って使ってみたら、ただの野菜炒めがおいしく出来て、初めて自炊が楽しくなって来たというおすすめの醤油。
お店の人も商品知識が豊富で色々おすすめしてくれて楽しい。
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