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インビテーションステージの提案

お疲れ様です。
バウアーです。

これまでアイマスブランドの垣根を越えて
現場に参加してきました。
ブランド違いはあれど、
声優さんのステージはどれも素晴らしく、
甲乙つけがたい。
どれも良いとしか言えません。

そして一方で思うことがあります。
X(旧ツイッター)で繋がる方と自己紹介すると、
各ブランドの専任Pの方が散見されます。
どのブランドにしろ、
そのブランド一筋の方がいます。

Pの方にはお財布事情があります。
アイマス以外の趣味に割いている時間の事情が
あります。
各々の環境のお話は避けて通れないでしょう。

しかしながら思うのです。

やっぱり他ブランドの魅力を知ってもらいたい、と。

①比較することによって好きなものが何故好きなのかが分かる

今年はバウアーにとって、
「アイマス越境」がMAXレベルで高い年です。
元々コラボについてはかなりの肯定派で、
MOIW2023のコラボステージでさらに加速しました。
やっぱりこれだけのアイドルを
抱えるコンテンツならではの、
アイドルが越境するという魅力に
改めてやられてしまいました。

そして今年のアイマスライブ。
改めてブランド別のベクトルの違いに気付き、
ライブをより楽しむことができています。
デレはライブごとにテーマを設定して世界観を形成。
ミリは10年目を迎えての集大成としてネタを散りばめながらのライブ。
シャニは変わらずのユニ路線を見せながらも
ソロも展開して挑戦の姿勢を崩さない。
SideMは今年のライブでしっかりとした主張を
見せようという姿勢がある。
見逃せない要素があるわけです。

もっと個別に見れば、
ユニット曲の演出、
個人曲の演出の違いなど沢山あります。
中には独特さが目立った曲もあり、
そのブランドでしか見られないような
ステージもあります。

それを見ていないなんて勿体ない!
知って欲しい!
是非とも会場に足を運んで見てもらいたい!

そう強く思い始めました。

②サプライズ演出の活用

では別ブランドのライブに足を運んでもらうには
どうしたら良いか?
バウアーが考えたのは
サプライズステージの活用です。

これまでのアイマスライブにおいて、
サプライズはそこまで多いとは言えないでしょう。
使うにしてもタイミングを見計らい、
ここぞという所で使う。
サプライズに頼らない方法で
ライブステージを形成してきました。

ただこのサプライズ、
賛否両論が起こりやすいものです。
デレでは「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story」にてサプライズがありました。
神戸公演では出演予定の無かった安野希世乃さん、
福原綾香さん、原紗友里さんが登場。
SSA公演Day1では竹達彩奈さん、久野美咲さんが。
Day2では早見沙織さん、東山奈央さんが出るという、
てんこ盛りのゲストでした。
ただあまりにも豪華すぎる点と、
サプライズ出演したこと自体が反感を買い、
サプライズ演出に怒ったPもいたとか。

ミリオンでは「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 4thLIVE TH@NK YOU for SMILE!!」の3日間公演でサプライズがありました。
ゲーム内投票企画のユニットがでたり、
コミック展開のゲッサンミリオンの
コミックス特典CDの楽曲だったりがオリメン披露されたりと、
こちらもてんこ盛り。
結果的にサプライズステージも含めて、
3日間出ずっぱりの方もいらしたので、
全公演完走したかったと
後悔するPもちらほらいたとか。

これら前例には共通点があります。
それは「同じブランド内の声優さんのサプライズ」という点。
デレ、ミリのケースは両方とも、
「出演予定の無かった声優さん」が織りなすステージでした。
出演者によってライブ参加を決めるPがいる中で、
サプライズ出演は裏切りと捉えられかねないかもしれません。
もちろん運営側はそんなつもりはないでしょうが、
身銭を切ってライブに参加される方々の
意気込みはどの方も凄い。
それ故に、
サプライズという裏をかいた演出に、
どこか卑怯さを感じたのかもしれません。

ならば、
「別ブランドの声優さんが出演する」サプライズは
どうでしょうか?
先のケースでは「同ブランド」の声優さんの出演が、
反感を買う原因だと仮定します。
ならば「別ブランド」ならば、
そこまで反感を買うことはないのでは?

デレの「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR Special 3chord♪ Funky Dancing! 」では、
ライブテーマに合わせてDJ KOOさんがサプライズ登場したのが
大きな話題となりました。
Day2にも出演し、
まさかのTRFメドレーを披露するなど、
想像の外のサプライズでした。
また「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Twinkle LIVE Constellation Gradation」では、
Day1にももいろクローバーZさん、
Day2には広瀬香美さんがサプライズで登場しました。
ももクロさんはカバー曲で関わりがあったものの、
広瀬香美さんは全くの予想外。
何故?どうして?の気持ちが大きかったです。

上記の公演ではアイマスコンテンツのライブには
まず出ないであろう方々が出たことにより、
大きな話題が作られました。
まさにサプライズと言えるでしょう。
当時はこの出演に肯定的な方が多かったと覚えています。

ならば「別ブランドの声優さん」が
サプライズで出るとどうなるでしょうか?
アイマスライブに参加される方々は
アイマスだけではなく、
ゲームやアニメなどのエンタメ作品に
精通されている方が多い。
となれば声優さんの知識が高い方が多いと考えます。
女性声優、
男性声優のデータが頭に入っている状態で、
出演予定の無かった声優さんが出られるというのは、
オタク向けのサプライズとして分かり易い手法。
しかもそれが「別ブランド」で
活躍している声優さんなら、
サプライズステージで見られてラッキーと
思うのでは?
とバウアーは考えます。
アイマスコンテンツ内の別ブランドの魅力を、
サプライズの形で届ければ、
未来の兼任Pになる種を心に植えることが
出来ると信じています。

③候補となる方々

上記のサプライズステージを、
他ブランドからアイドルを招く意味合いを込めて、
「インビテーションステージ」と名付けました。
色んな方を招いて、
ステージパフォーマンスをしてもらい、
各ブランドの楽しさを伝えてもらうステージです。

では仮にインビテーションステージを
実現するとして、
誰を起用するんだ?
という声があるでしょう。
ここに関しては自分の独断と偏見で選んでみます。

まずピンと来るのは歌唱力の高い声優さん。
どのアイマスブランドにも、
歌唱力の高さに定評のある方々います。
曲にも恵まれ、
ブランド内のポジションを築いている方も。
そんな方がインビテーションステージに出られたら、
きっと素晴らしいステージになることでしょう。
これに関してはどの方も素晴らしいステージなので、
選出基準として難しいところがあります。

次に考えるのは演出の独特な曲を持つ声優さん。
バウアーが例に挙げるのは、
シンデレラガールズの三村かな子役の
「大坪由佳」さん。
楽曲は「おかしな国のおかし屋さん」。
現地参加された方、
或いは円盤で確認された方々なら、
あのステージ演出は独特だと
思われていることでしょう。
何とこの曲で大坪さんは歌唱中に
スイーツを食べるという
異例の演出をやってのけました。
歌唱中に食事ってやれるものなのですね。
さらにこの曲の終盤には、
王子様が登場するという演出があります。
シンデレラではその時の公演の中の声優さんが
王子様役を務め、
これも独特な演出となっています。
下記はYouTube上にある円盤の宣伝映像です。
6:13頃でおかしな国おかし屋さんの
ワンシーンが流れ、
スイーツを食べてからの青木志貴さんが
登場するシーンがあります。

これを他のコンテンツに当てはめてみましょう。
スイーツ演出までは共通として、
王子様役は別ブランドのイケメン枠の声優さん、
或いはアイドルで考えれば、
候補が幾つか挙げられます。
シャニなら「白瀬咲夜」役の八巻アンナさん。
SideMなら「Cafe Parade」のアイドルの
担当声優さん総出でお出迎え。
ミリなら「オペラセリア・煌輝座」、
或いはイケメン枠のアイドルから選ぶなんてのは
どうでしょう。

上記の例は独特過ぎるかもしれませんが、
サプライズというのは驚きを与えるべき場所。
これくらい独特な方が、
参加したPの方の頭に残るというものです。
登場するだけでも大きいですが、
更に加えるなら独自色も見せるとグッド。
そんな頭に残るサプライズが、
別ブランドへの興味を持つきっかけとなるのではと
期待します。
ライブは人を巻き揉む力があるので、
ここは声優さんの腕を信じて巻き込むことに
期待します。

④他ブランドの魅力を知る意義

この記事では別ブランドの声優さんが
サプライズ出演することで、
別ブランドの魅力を知ってもらい、
願わくば兼任Pになってもらいたいという思いが
込められています。
良さを知ってもらいたい。
魅了を分かって欲しい。
そんな気持ちです。

しかし現実問題として、
Pの皆さんの懐事情と時間事情があります。
自分みたいに全部のブランドに手を出しているPは
少数派でしょう。
ゲームやライブにまで手を出しているかとなると、
自然とお金と時間がかかります。
そこまで熱意を持って触れられるかは、
熱意の話に発展するでしょう。

だからせめて、
ライブやゲームに参加しなくても、
コンテンツの概要だけでも知って欲しいと
思っています。
別ブランドはどんな色があるのか?
どんなアイドルがいるのか?
それを知って欲しいのです。

そしてそれを知ることで、
自分の担当アイドルが別ブランドの
同ジャンルのアイドルとはどう違うのかを、
言語かすることが出来ます。
人に良さを伝えるためには、
可能な限りの言語化が不可欠。
担当アイドルの魅力を伝える中で、
言語化するための手段として、
別ブランドのアイドルの比較と言うデータ分析をするのは試す価値があります。

願わくばライブに足を運んでもらいたい。
しかし金銭的に時間的に無理なら、
こっちから行ってしまおう。
地方の料理を出張で
お届けするキッチンカーのごとく、
こっちから仕掛ける時が来ているのではと
個人的に思うのです。
そしてPの皆さんはVoy@ger(航海者)のごとく、
アイマスという広い海を航海してみては
どうでしょうか?

別ブランドの面白さをお届けする、
インビテーションステージの構想。
運営陣に届くといいなぁ。

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