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THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-3 R@ISE THE DREAM!!! ライブレポ

お疲れ様です。
バウアーです。

5週連続アイマスライブの第三週目。
ツアーライブ中のミリオンライブの第三弾です。

2023年のミリオンライブは10年分のネタを一気に
アニメで開放し、
沢山の方に触れた年です。
先行上映という形で早期にアニメに触れられる機会を作り、
Xではネタバレ関連のタグを使って拡散する方法を取りました。
結果的には沢山のPを巻き込み、
他ブランドの専任Pの方も巻き込むほどでした。
実際に現地に初参加された方の中には、
アニメからの流れで参加に興味を持った方もいました。

会場は西日本総合展示場新館。
九州では大きな箱としてのアニメ関連の
イベントがよく開催されていると聞きました。
THE IDOLM@STER SHINY COLORS 3rdLIVE TOUR PIECE ON PLANET / FUKUOKA」で初めて会場に行きましたが、
8,000人を収容できて、
小倉駅からのアクセスは抜群です。
手頃な会場と言えるでしょう。

そしてこのイベントのタイトル。
ミリアニの中で開催された劇場の杮落とし公演と同じ、
「R@ISE THE DREAM!!!」の名が冠されています。
つまりはアニメ要素多めのイベントになる。
分かり易い主張です。

ならば一体どんなライブになるのか。
演出が考えるアニメ要素多めのライブは何なのか。
とても楽しみにしていました。

①「アニメ」がテーマということ

繰り返しになりますが、
この公演のテーマは「アニメ」です。
直前ではミリアニはテレビ放送が
開始されていたので、
当然のチョイスです。

この予め「テーマが固定されている」点。
ここまでなら特に思うことはありません。
Act1からAct2は過去のライブの振り返りがテーマ。
ならばAct3は「アニメ」。
それは「ミリアニ」と思っていました。
全12話の中から選ぶと思っていました。

それがまさかの、
765ASのアニメまで及ぶものとは、
誰も想像していなかったのではないでしょうか。
当日の出演者からして、
ミリアニで披露された各チーム曲が披露されると
思っていた所で、
不意打ちで過去の765AS曲が歌われる。
これは思ってもいませんでした。

②両日同じ出演者

これまでのAct1, Act2では
土日公演で出演者が丸ごと変わっています。
過去のライブでもその傾向は強く、
両日で多くのキャストのステージを
提供する姿勢がありました。

それが今回は両日共通の出演者。
運営側のスケジュール調整の結果なのでしょうが、
ミリオンライブの過去を振り返っても、
それにしても珍しい。

③意外性のあるセトリ

今回のライブではこれまで積極的に
取り入れていれてはいなかった、
「ソロ曲を複数人で歌う」形式が見られました。

「チョー↑元気Show☆アイドルch@ng!」は
これまでずっと村川梨衣さんが
歌ってきました。
御本人の参加機会が少ない中でも、
御本人が歌う事だけはキープしていました。

そんな中で披露された今回の楽曲。
アニメでの杮落とし公演ではソロステージが
あったものの、
この公演では御本人の出演は叶わず。
そこで複数人で歌うこととなり、
意外性を演出したと感じ取れました。

「フェスタ・イルミネーション」は
「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE UNI-ON@IR!!!! SPECIAL DAY2」にてピコピコプラネッツとEScapeで歌った最後に、
諏訪彩花さんが登場するという演出があったので、
今回は特段驚くことはありませんでした。
今回は割合普通かなぁ。

④「①+②+③」=?

①は「テーマ」を決めたことに気付き、
②は「多人数で歌うセトリが多い」ことに気付き、
③は「意外性のある選曲」に気付きました。
この時点で自分の中に経験が蘇りました。

そう、
近年の「シンデレラガールズ」のライブスタイルと
似ているのです。

近年のテーマ決めの強いライブは、
シンデレラガールズの特色と言えます。
2023年で言えば、
燿城夜祭」は夏祭り、
Shout out Live!!!」は愛をロックで叫ぶのが
テーマでした。
楽曲もそれらに応じたラインナップとなり、
テーマに沿う姿勢があります。

また複数人で歌うステージが多いのも重なります。
シンデレラは両日で出演するキャストが共通する傾向が強く、
セトリも両日共通の曲目が多いです。
これが仕様といえばそれまでで、
合わない人には合わないかもしれません。

意外性のある選曲については、
各ライブのテーマごとに選曲する中で、
「この曲をこのメンバーで歌う」という
ギャンブル要素高めのセトリが見受けられます。
当たれば大きいですが、
外れるとリスクを受け付けることになる。
この意外性のあるセトリが、
シンデレラガールズのセトリの特徴だと思っています。

⑤応用?

④で書き綴った通り、
自分はシンデレラガールズのステージの手法の流用が
このAct3から感じられました。
考えて見れば、
演出はシンデレラガールズでもお馴染みのJungoさん。
ミリオンとシンデレラの両方を熟知している方です。
互いの現場の傾向は分かっているでしょう。

もしかしたらミリオンの現場慣れしている方を
驚かせることを目的として、
別現場であるシンデレラのライブ手法を
ミリオンに取り入れたとしたら。
そういう驚かし方を、
Jungoさんは狙ったのかも。

⑥Sentimental Venusの演出について

ライブにはトラブルが時に起こるもの。
バックステージなのか何なのか、
観客として参加している側は気付きません。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 2ndLIVE ENJOY H@RMONY!!」の
Sentimental Venusは、
当時を思い出すとよく乗り切ったなと
思い返す時があります。
いくら参加しているPの皆さんが合唱したとはいえ、
あのトラブルを乗り切った当時の夏川さん、
渡部さん、末柄さんのお三方は凄いです。

そしてあれは思い出であるものの、
掘り返していいかどうかに迷う思い出です。
確かに乗り切ったから笑い話にも
なるのかもしれませんが、
間違えばライブが台無しになりかねない事故。
当時はハラハラしたものです。

それがどうしてか、
Act3では”わざと”あの演出をしました。
ステージ上の三人の中には、
当事者の渡部さんもいました。
トークパートでは演出の経緯を説明していましたが、
仮に説明通りの演出を望んでいた人が
裏にいるとしたら、
あれはもう笑い話の領域に入ったのではと
思う時があります。
こっちの受け取り方は色々あるでしょうが、
裏側の捉え方にも変化が起こったのではと
受け取りました。

終わりに

2023年は沢山のライブに参加してきましたが、
もしかしたらこのライブが2023年で
最も困惑したライブかもしれません。
これまでの予想しやすい、
安定感を感じていた傾向から、
意外性を優先したセットリスト。
裏切られた人も沢山いたでしょう。
自分もそんな一人です。

これは「バウアー視点」の感想記事です。
独自視点が多分に盛り込まれています。
なので当記事の内容に同意して頂く必要は
一切ありません。
「こんな感想を持った人がいたんだ」
そんな風に受け止めていただけたら幸いです。

次のAct4はツアーファイナルのライブ。
Kアリーナ横浜で39人が一堂に会する。
4thライブで叶わなかったミリオンスターズ全員が揃うライブ。
ここに大きな期待を、
皆さんも抱いていると思います。
自分も同じです。

久しぶりの参加が実現した方々、
皆勤賞レベルで参加されている方々、
皆さんが揃う。
こんな嬉しいことがあるでしょうか。
この事実が嬉しいです。

今回はここで筆を置きます。
次のライブレポはU149のトークイベントです。
お楽しみに!

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