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THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS UNIT LIVE TOUR ConnecTrip! 福岡公演 ライブレポ

お疲れ様です。
バウアーです。

2024年のシンデレラガールズのライブイベントは
過去を見てもかなり小規模なイベント。
2,000人単位のライブハウスや地方のイベントホール。
それによってチケット争奪戦が
かつてないほどに熱の高いものとなりました。

前回参加した大阪公演は特に熱が高かったです。
出演者、
選出されたユニット、
総合的に見てシンデレラガールズの強キャラを揃えてきた
印象が強い。
当然ながら自然と、
Pの皆さんのモチベーションの高さを上げていました。

今回のツアーを通じて、
知り合いのPとライブ現場でよく話をするのですが、
その中でお互いに認識したのは、
シンデレラガールズは引き出しの多さは
他ブランドと比べて一番ということ。
190人いるのだから当然な話でしょうが、
その当然をしっかりと自分の武器として使い、
多種多様なライブが開催できることが魅力であると。
だから各地のライブがこれだけ特色を感じられると、
お互いに確認し合いました。

会場はZepp Fukuoka。
みずほPaypayドームのすぐ横のショッピングモールの中にあり、
偶然にもその日は福岡ソフトバンクホークスの試合の日。
会場に向かう多くのホークスファンを見かけました。
その日は「ピンクフルデー」と銘打たれた試合で、
会場には乳がん検査に関するブースが設置されていました。
ピンクカラーで楽しさを強調すると同時に、
ピンクリボン運動としての側面も持たせる、
開催意義の高さを感じました。
詳しくは下記のFull Countさんの記事にて。

話をZepp Fukuokaに戻します。
会場の収容人数は、
スタンディング時で2001人、
椅子使用時で772人。
Zepp Osakaの時と同じく、
すし詰め状態の会場だったので、
動き過ぎるとすぐに隣の方と触れてしまうほどの
距離でした。
隣の方、
後ろの方に気を付けながら、
ライブに集中しました。

①ユニット個別衣装での登場

今回のツアーではユニット別の衣装を
演者の皆さんが来ているのが特徴。
これまでのデレライブでは
演者さんが担当するアイドルの個別衣装を着る、
或いはツアー共通の衣装を着るのが通例でしたが、
このツアーではユニット別衣装となっています。

これは的場梨沙役の集⾙はなさんが昼公演の
MCで語っていたことですが、
「ビートシューター」と「ヒーローヴァーサス」の
ペアユニットとしての方向性の違いを
衣装から考察されていました。
確かにビートシューターは二人で一体となる感じがある一方で、
ヒーローヴァーサスは二人が個別であることを前提にした上で
合わさっている。
衣装という表現方法によって感じた、
ユニット間の差異がそこにありました。

基本的にはCDジャケットの衣装をそのまま
現実に起こしたような見た目でしたが、
イメージのしやすさがありました。

②オールディーズなセトリ

今回自分が参加したのは昼公演でしたので、
そこを中心に書いていきます。

今回のライブツアーは個人曲多め、
かつ各ユニットの原曲中心のセットリストが
強い傾向となっています。
昔から参加している身としては、
安心できる楽曲多めなので歓迎です。

そんなセトリですが、
披露を待ちわびていた曲がありました。
まずは「ACE」。
2023年に放映されたU149のアニメにて
ようやく個人曲が付与された結城晴ちゃんの楽曲。
実際に見たいと思っていたので、
この公演で見ることができましたが、
まさかヘッドセットでダンス中心のパフォーマンスとは
思っていませんでした。
話によればリハーサルなどを通じて、
急に変更したとのこと。
この方のパフォーマンスへのこだわりはとても高いと
感じました。

やっぱりいつかSideMの「W」と組んで、
一曲歌ってもらいたいなぁ。

前々からソロパフォーマンスを見たいと思っていたのは、
Milky Mode」。
のぐちゆりさん担当の及川雫の個人曲。
前回披露されたときは新型コロナ流行中の
無観客ライブだったので、
ようやく有観客での披露となりました。
一度は生披露を体験したいと思っていた自分にとって、
こちらも待ちわびた瞬間でした。

③ソロ新曲とユニット新曲

自分が特に期待していたのは、
個人曲を歌う小関麗奈の姿を、
長野佑紀さんはどのように演じ切るのか。
青春のWanna!」は今回の公演で初披露。
小関麗奈の二面性を感じられた曲は、
いたずらっ子な面と、
一人のアイドルとしての面が感じられました。
是非ともCDでじっくりと聞きたいと思いました。
Xに投稿されるファンアートからも、
この曲への愛が感じられました。

そしてこちらは意外だった新ユニット曲。
セクシーギルティの新曲、
アッパレ♪Mahara★Japaaan!」。

セクシーギルティの楽曲の良さは、
頭を空っぽにできることです。
難しいことを考えず、
エンジョイ最優先で盛り上がる。
モーレツ★世直しギルティ!」は
シンデレラガールズだけでなく、
全ブランド通じても遜色ない、
ジョイフルな楽曲だと思っています。

アッパレ♪Mahara★Japaaan!」は
前作に負けず劣らずの楽曲でした。
「考えるな。感じろ。」
こんな言葉がピッタリな楽曲です。
正直なところ、
歌詞カードを見ても意味を読み取れるか自信がありません。
こんなに感覚優先な楽曲は久しぶりかもしれません。
トライアドプリムスやP.C.Sに続いて、
セクシーギルティにユニット曲2曲目が登場。
何度味わってもよいものです。

④やっぱり早苗さんは凄い

古き良きバブリーさを個人曲で引っさげて登場し、
会場のボルテージを毎回ぶち上げてきたのは、
片桐早苗さんとその担当声優である和氣あず未さん。
毎回出演者発表の時に自分はこの方の
名前を探しています。

新曲の「DYNAMITE FEVER MEGAMIX」を
聞いてやっぱり早苗さんの楽曲はこうじゃなくてはと
思っていたのですが、
その原点はやっぱり「Can't stop!!」でしょう。
シンプルに楽しい楽曲ですし、
ライブに必要な火付け役としての役割、
燃料投下の役割をこなせる楽曲は貴重。
早苗さんの偉大さ、
あず未さんの凄さを再確認しました。

おわりに

福岡までの道のりを考えると、
行くだけの価値は十分すぎるほどに
実りのあるライブだったと振り返ります。
ConnecTripの名前にふさわしく、
旅を通じてシンデレラガールズを再確認する。
それがこのライブのコンセプトだと
感じました。

人によっては原点回帰と位置付ける方もいます。
アイマスのゲームをたどっていけば、
最初は小規模会場からスタートして
徐々に開催規模を広めていく、
地道な活動がアイマスの原始的なライブと
言えるでしょう。
それを今になってやるのは賛否があるとは
思いますが。

この福岡公演で考えると、
メンバーを見てこれでもかとパッション色合い強め。
ならばその色に染まって、
エンジョイ最優先でライブを楽しむのが
一番理にかなっている。
実際に参加してみても、
楽しさがとても感じられるセトリと
ライブ内容でした。
看板に偽りなしでした。

次のシンデレラのライブ参加予定は、
リセールが運良く当選すれば東京公演。
既に握っているのは石川公演です。
7月に入ればSideM9th、
シャニのBeyond the Blue skyと、
他のブランドもライブイベントの盛り上げに
力を入れているのが見て取れます。

それでは次の現場で会えることと祈って、
ここで失礼します。
それでは!

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