見出し画像

オリジナルのオンライン学力テストを作ろう

新型コロナウイルスの影響で、今までの当たり前が当たり前ではなくなってきている。

一時的なものであって欲しいと願っていたが、どうやらそうはいかないようだ。つまりこの環境の変化に対して、我々も変化していかなければならない。変化に対応できなかったものたちがどうなったのか。生物の歴史を見ればそれは明らかだ。

そんなわけで、コロナ前に戻れればいいなどというタラレバ話をしている場合ではなく、真剣にコロナ渦の世界でどう生きていくのか、やっていくのか考える必要がある。

そんな大げさな前フリが始めてみたが、一介のシステム屋ができることはそれほどない。今回、私が取り上げたいのは、学校のテストのプリント、これをオンライン化してみようというお話。

コロナも一旦落ち着いて学校での授業が再開されてきており、もうオンライン化は不要なのでは?と思うかもしれない。

ただ、これからコロナ禍での初の冬を迎える中、いつ感染者が増えて活動が抑制されるかわからない今だからこそ、備えておくべきと考えている。備えあれば憂いなし

現在の紙媒体は対面がベース

まず第一にオンライン化は避けて通れない。世間でもハンコはやめよう、という動きが加速しており、紙媒体からデジタル媒体への移行速度がより加速するだろう。

今までは、テスト問題を作って、それを紙にプリントし、生徒に配り、解答し終わったらプリントを回収し、それを手で人数分丸付けをしていたと思う。

これをどうデジタル化すればよいのか。一つ簡単な方法を紹介する。

Googleフォームを使って実現する

Googleフォームを使うことで、これらを簡単にオンライン化することができる。Web画面で動的に動くテストプリントが作れるイメージである。

百聞は一見にしかず。ちょっと作ってみたので、興味のある方は触ってみて欲しい。

動かしてみた感じはいかがだったろうか。これはGoogleフォームを使って作った学力テストのサンプルである。

ちなみにプログラミングは一切不要。Web画面上で問題と解答を入力するだけでこれが完成する。

あなただけのオリジナルの問題を作ってオンラインで実施できる。解答は自動で記録され、あなたには解答の結果と問題の解答の傾向がグラフや表になって提供される。

プリント配布から丸付けまでのアナログな業務から解放されるだけでなく、採点の自動化、解答一覧の表作成を自動でやってくれる。

画像2

表だけではない。問題の解答傾向のグラフまで自動で作れてしまう。これはなにか特別に集計ツールを組み込んだわけもなく、問題と解答を登録しただけでここまでできてしまう。

画像1

機械がここまでやってくれてしまうと、手が空いたあなたは何をするのか。

そう、人間にしかできないことをやればよいのだ。

解答正解率の分析結果をもとに、どこに不正解が集中しており、教え方をどうすればそれを解決できるのか、という本来の問題解決に労力を割けるようになるのだ。これは機械にはできない。

これもICT活用例の一つ。

面倒くさい定形業務はすべてコンピュータにやらせてしまえばいいのだ。彼らには飽きや疲れなどという概念がない、まさにマシンなのだから。。。

どうやって作るのか

詳しくは私のブログで紹介していますので、作ってみようという方は是非参考にしてみてください。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?