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【雑記】batta_近況20/09/24(アクションゲーム論とか麻雀とかスダチ猫)

 最近ろくすっぽ文章を書いておらず、出力機関の錆付きを感じるため最近の自分のお話でもしようと思い、筆を取った次第(どうでもいいけどPCやスマホで文章打つときに「書く」とかこういう紙に書く前提の表現使うことに抵抗感があるのでなんか新しい日本語を作らないか?)。

ぬるま湯にのぼせる

 ところでおれが文章を書く場所といえば一番はTwitterだった筈だが、最近は全然現れていない。別に基底現実が忙しくなったとかそういうわけでもなく、単にDiscord見る時間が増えまくっただけです。気心知れたオタクと内輪でコンテンツの話したり一緒にゲームしたり映画とかアニメ見てると楽しいのでなんか浸かりっぱなしになってしまって……これ自体はまぁ良いことだとは思うんだが、それはそれとしてやっぱりオタクとしての人格の軸足はある程度オープンな場所に置いておきたいという気持ちがある。こう……広がりの余地……なんか新たな……ある程度風通しのいい場所で活動するのもオタクとしては大事じゃないかと思うんでTwitterの方にも現れるようにしていきたいなぁと最近思っています。Twitterとかいうスラムで毒も食らう、居心地のいいサーバーで栄養も食らう、両方を共に美味いと感じ血肉に変える度量こそ云々____

最も有意義な連休の過ごし方とは?

 こたえ:朝昼晩とゲームしまくる
 スーパーマリオ35周年記念『スーパーマリオ3Dコレクション』を一生やってた。別に連休ずっとゲームだけやってたわけじゃないけど大概やってた。
 そういうわけで今や芸歴35年の大ベテランであり最も有名なスターの一人であるおっさんのゲームをガチャガチャ触ってるとゲームのオタクとして思う所あったので少しその話。
 この連休で3作全部を遊んだが、3次元的奥行きがあるステージでのアクションゲームという同じコンセプトのゲームを時代の順に遊ぶと、ゲームの進化というものが身に沁みて分かってくる。グラフィックとかそういう話ではなく、もっとプリミティブな……プレイヤーを楽しませるという目的への洗練というか……
 話は変わるようで変わらないのだが、連休前にSwitchのスーパーファミコン作品アーカイブで「スーパーマリオブラザース」を遊んだ。無印、初代、第一作。横スクのマリオも結構プレイ経験があったが、実は原典を触ったことはなかった。シリーズの原点であり、ゲームの歴史に名を残す最も偉大なゲームの一つに「触れておくべき」というオタク特有の義務感が発生し触り始めたはいいものの、これがやたらムズい。その難易度を舐めていたおれは、逆にその人を舐め腐った理不尽に晒され絶望した。いやまぁ、ゲームのオタクの沽券に賭けて必死こいてクリアしたんだけど、これ、ムズくないか???
 一度クリアしてしまえばまぁ、そんな時間かかるものでもなかったし、アクションゲーム慣れしたオタクにとってはヒーコラ言いつつもちょっとした時間でクリアできるスナック感覚のボリュームではあった。しかし当時の、最新のゲームソフトとしてマリオを遊んだ昔のガキにとっては、そんなすぐプレイが終わっても困るだろうし、じっくりと遊ばせんが故の高い難易度ということなのだろう。なんなら続編の2は、この1を擦り切れるまで遊んでマリオのコントロールがタツジンめいたガキに対して、今で言う高難易度DLCみたいなノリで出たものだと聞いたことがある。
 実際難しかったが、この名作を遊ぶことができてよかったと思う。しかし、しかしだ。おれは当然、当時のガキではなく2020年を生きるオタクなので気に触るところは気に触る。その極めつけと言うか象徴めいた存在が、WORLD8-4、最終面である。やったことある人間ならわかると思うけどそもそもあのノーヒントでひたすら虱潰しにループ脱出の正規ルートを探させる迷宮構造自体癪に障るのに、あの、あのブロックは何なんだ。

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 ↑お前だよお前!!!!!!!!!マリオのジャンプ力で届かない土管にどうやって入る?という問いの答えが本当に、何度やってもわからないし横にいるパタパタ踏んで入るのかとか本当に色々と悩み尽くした挙げ句、現代の叡智、先人の知恵に頼ったおれは(攻略検索した)、A:この土管の横に見えない隠しブロックがあってこれを叩いて出現させて上に乗って土管に飛び込む、という回答に触れ、憤死。
 ハァ~~~~~~~~~~~????????おま……こんなお前……いやそんなん知らんが~~~!?隠しエリアへの道とかなら全然わかるけどこのブロック(見えない)叩かないとクッパに会えないとかどういう了見!?こんなもん……こんなわかるわけねえだろが~~~~~~~~~~(憤怒)
 当時のガキには、成長したかつてのマリオプレイヤーであるオッサンには、おれの言ってることはちゃんちゃらおかしいと感じられるのかもしれないが、おれは本当にこれは理不尽だと思ったし、これこそが洗練されていない、ゲームとしての”粗”であると思う。そしてこういう……こういう不親切さから来る理不尽が、時代を経て目に見えて減っていく、そのプレイ体験こそ……『3Dコレクション』を通しで遊ぶことの意義だと、そう考えるのだ。話が戻ってきましたね。
 64、サンシャイン、ギャラクシー、この順で遊ぶことで味わえるのは、プレイヤーを楽しませるために洗練されていく、ゲームとしての質の変化である。上で述べた、ああいう、「ハァ~~~???いやそんなん言われても知らんが~~~???」という体験をいかに少なくできるか……そこにアクションゲームとしての本質があるように思う。いやそんなん知らんわ!!となるのは別に隠されたオブジェクトだけではなく、なんか視界外からいきなり殴られて死んだり、所謂初見殺しと呼ばれるギミックであったり……つまり、プレイヤーの預かり知らぬ理不尽によってゲームがなんかうまいこといかないと楽しくないのである。もちろん理不尽を売りの一つにした高い難易度のゲームというのもあるが(ソウルズボーン系とか)、それはそれでいっぱい死ぬことを前提とした、そういう作りをあらかじめされており、最適化されているので楽しく遊べるわけ(腐れ谷はカス)。アクションゲームっていうのは製作者とプレイヤーの知恵比べではなく、製作者の行ってほしいとこにプレイヤーは自分の意志で誘導され、やってほしいことをやる、そういう関係があると思う。それこそ隠しエリアだって、製作者はそれを見つかる場所に隠し、プレイヤーには自分で見つけたと満足げになってもらわなければいけない。プレイヤーはいつだってワガママだ。達成感はある程度に難しく、でも難しすぎるとおもんない。それがゲームである。つまるところ、いかに操られていると自覚させないようにしながらプレイヤーを操るか、というのがアクションゲームの肝なんじゃないかとおれは思うんですよね。
 そういった意味での、プレイヤーの誘導の上手さが、3Dコレクションを古い順から通しで遊ぶことで、時代が新しくなっていく毎にどんどん上手くなっていくのを実感できる。プレイヤーにこっちの道を通らせたい、そういう製作者の考えの伝達率がどんどん上がっていく。抵抗なく操られていく。ステージは直感的で、かつ、隠されたエリアは見つけようと思えば見つかり、嬉しくなる程度の塩梅で絶妙に隠され、ステージごとの難易度曲線のカーブは理想値へと近づいていく。64やサンシャインをプレイし、光るところと腹立つところを噛み締めた上で、ギャラクシーをプレイしたときの感動といったらもう。その上で、最後に最も新しい『オデッセイ』を最後に遊ぶことで、3Dマリオが完成形へと至るまでの道のりを全て追うことができるのではないだろうか。というわけで3Dマリオ、非常に実りあるゲーム体験ができたのでアクションゲームのオタクは触るといいよ。昔やったことあっても今触るとまた感じ方も違うので……(おれ昔こんなめんどいことやらされてたのか!?ってなったりする)
 最後に、3作それぞれに対してのちょっとした所感というかプレイ後の感想を添える。

 ・64
 リメイク版である64DSを相当にやりこんでいたのでサクッとクリアしに行ったらえらい目にあった。あれは当時の最新携帯機であるDSソフトとしてめっちゃブラッシュアップしてたんやなって……。革新的だったのは分かるし凄さもよく分かるんだが、それはそれとして2020年に触るとあまりに荒削り過ぎて怪我する。色々とあるがカメラワークが本当に良くないと思う。カメの息がかかったジュゲムがカメラ抱えてるせいなのか?お前もっとこっちから撮れよ!この角度でこの狭い足場登らせるのか!?それと弟の靴間違えて履いてきたのかっていうレベルで滑るのも困った。スターはコンプせず逃げるようにサンシャインへ。この雪辱はいずれ晴らすけど今はちょっと……こ……心が折れちゃった……

 ・サンシャイン
 流石に今やっても楽しい。64からゲームキューブへの進化だ。楽しい、楽しいが、このゲーム難易度曲線おかしくないか!?64もギャラクシーもどうしてもむずいとこは積んだままで一応はED見られるようになってるけど、サンシャインに関してはおおすなどりとかで詰んだ当時のキッズはどうしたんだろう……。カメラも64よかマシとはいえちょっと……なんか謎の硬さがある。あと残基制、この時代から明らかにいらないの確定。1UPキノコをステージの最初に置いておけば無限にリトライできるから難しくしてもOKって理屈はわかるけど、そもそも残基とかいうシステムがいらないという発想はコロンブスの卵的ななんかなんだろうか……。ヒミツステージは手応えあったし達成感もあるんだけど自分がガキの頃やってたら無理だったろうな……って感じの操作を要求されていた。最イライラポイントは渓流下りでもヒミツでもなく、港でヨッシー乗ってプクプク踏んでいくやつ。そもそもギミックがあそこでしか使われない上にジュースの色で足場変わるのは知るかって感じだし(辛うじて自力で気づいた)まずあの果物出すとこの操作が直感的でない上に(もっとヒップドロップしてほしそうな台を作って……)果物ランダムなのもあってヨッシーが水没すると深い溜息が出る。青コインから苦行の香りを感じたので一旦預けてギャラクシーへと逃げるように去る。

 ・ギャラクシー
 流石におもろい。進化の軌跡。サンシャインの反省あってか、ED見るだけならわりかし簡単でそれ以上を目指すゲーマーには歯ごたえを、という棲み分けも成されていてこの辺は素晴らしい。操作性、ステージの作りも特に文句がない。ギミックも直感的だ。あんまり道に迷うということがないのは作りの良さの証である。ところで、残基制の形骸化がいよいよ著しい。残基は一度のプレイでアホみたいに増える割に、一度ゲームを終了して再びセーブデータ開くと一律残基5からスタートするのは正直……意図はわかるけどどうせこれやってりゃすぐ増えるしさぁ……。相変わらず難しいステージにはやたら1UP置かれるし。残基制実はいらなくね?ということにマリオが気づくにはオデッセイまで待つ必要がある模様。あとはまぁ……だいたい良い塩梅のゲームだとは思うんだけど……あのテレサとレースしたギャラクシーのパープルコイン、あの青い星伝ってコイン集めるやつな、ただでさえ時間カツカツで数度の挑戦の末残り4秒で100枚集めきって一息ついたらスター取るまでタイマー止まらなかったのは流石に目を疑った。これマジ!?残り1秒切ってギリ間に合ったけどあれ今年一番焦ったね。

 (なんか都合上負の方面の感想が多くなってるけどどれも総じておもろいゲームです)

世界で一番のクソゲー

 それは麻雀。世界一のアクションゲームのシリーズをやってる一方で麻雀をよく打った連休だった。
 何故かDiscordの内輪上で麻雀ブームが到来し、昔ネト麻をちょいちょい打ってたおれは久々に卓を囲むことになった。あの頃と違うのは、知ってる人間と打てるということ。知らんオッサンと回線越しに打つより知ってる人間と(回線越しに)打ったほうがおもろいのは事実。今流行りの雀魂を用いて友人戦をやりまくった。アレ、あまりにもみんなやってるから一抹のしゃらくささを感じてたんだけど(オ、オタク~~!!)流石に流行ってるだけあってなかなかようできとる……フレンドが打ってる卓いつでも後ろから覗ける機能付いてるのとか便利ですね……。

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 別に世界一のヒゲのオッサンのゲームと違って麻雀のゲーム性についておれが語ることなんか皆無なのでなんか画面を貼っておく。こいつなんかすごいの上がってるな。気心知れたフレンドとしか打ってないので友人戦しか戦績が存在しない。

 あと関係するようで関係ないんだけど、どこぞのサイト()がIP漏らしてえらいことになるまで楠○○の麻雀配信ちょいちょい観てたことを笑い話として消化してしまいたいのでここに書いて供養しときます。

ペンを握れ

 お前は絵を描くオタクだった筈では?最近絵を上げる頻度が酷い。ちょっと壁に当たってからはただでさえTwitterに出没しないのに絵も上げないわでおれのアカウントのメディア欄の密度が今年入ってからスカスカになっている。
 でもなんもペン握ってないかと言えばそういうわけでもなくて……

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 先月からこういう感じでデッサンとかの練習をしている。Twitterには上げてないけど画力向上に向けて訓練はしてるんで花開くことを祈っています。
 とはいえ最近はそれもやってないんやけど……いや三日坊主とかではなく単にAoMシーズン3終わった記念にアケチ・シテンノ全部描き始めたらなんか時間がめちゃくちゃかかり始めて……ペン握ってはニンジャ描いてるので今は研鑽できないんだよな……ペンは握ってる!!

明智堕つ、スダチ猫

 そう、終わったんですよね、ニンジャスレイヤー第4部エイジ・オブ・マッポーカリプスシーズン3……。オタクとしての軸足は依然としてニンジャに置いてるつもりなんで触れておくんですが、やっぱすげえおもろかったっす…………。一番好きだったニンジャはクワドリガ=サン、次いでモモジ・ニンジャ=サン。今描いてるやつが無事終わったらAoMシーズン3のウキヨエまとめでも作ります。いやぁこれからも目が離せないシリーズだなぁワッハッハと満足し、なんならシーズン3の話をもうちょいしてもいいんですが、

https://diehardtales.com/n/nb166fa7f9ebc

 致死球が回避不能な角度で飛んできて即死。誓って言うがおれは2018年時点でスダチ猫可能性を掲げてきたし【クルセイド・ワラキア】note連載時のソニアとツインテイルズがなんか和解した辺りからもうこの二人の同棲エンドに全ツッパして死装束に身を包んだんですよね。無謀ともいえる賭けをしたんですよ。そしたら本当に猫が棲み着いてしまい、おれは膝から崩れ落ち、勝利の美酒に酔いながら暖かな涙を流していたわけですが……なんかソニアがどつきあいしてるスレイトも来てたし、こういう感じのなんか程よい公式供給を待ちながらゆっくりと咀嚼して穏やかな余生を送ろう……とオレンジ農園で安楽椅子に揺れていたところに、爆撃を食らった。ハアハアハアハアハアハアハアハアボンドとモーゼズはおれを殺す気だ衛星から監視を受けているアルミホイルを頭に巻くんだ
 とりあえずの言及としましては、このスレイトのツインテイルズくん全然語尾使わないんですよね…………最初のスレイトだと「ジャンキー女」という呼称をされてた猫ちゃんとご令嬢が1年の間に……どういうやりとりをして……そういう日常を……またか、また「空白の1年間」なのか……百合のオタク、行き着くジャンルで推しカプが1年間の語られぬ空白を生じがち。 

心の栄養

 映画観るのが好きなのに今年は全然観られてない。とりあえずTENETは観たい。夏頃にAKIRAの4K版が梅田でやってたので観に行ったのが最後。映画自体はDiscordで上映会を何度もやったりして摂取できてるんだけどやっぱ劇場で観てこその芸術なんですよね……映画って……
 あと映画じゃないけど思い出したんで書くんですが、ザ・ボーイズ:シーズン2もおもしれおもしれおもしれおもしれおもしれ。ストームフロントくんをどうやって倒すんだろうね……

未来へ……

 というわけで思いつく限りの近況。健康で元気に生きています。って文字打ってたら思い出したので語るんですけどこの現状、ライブとか中止になりまくってつらい(プリパラのノンシュガー単独ライブの払い戻し行かなきゃなぁ……)んですが、遠隔配信無人ライブという新たなライブの形が興隆してて、これ自体はとても良いですね……。表現者側も、配信という形を最大限に生かした、逆に配信でしかできないようなライブを魅せてくれるのが非常にありがたい。クリエイターのタフネスを感じられて、消費者としては嬉しいんですよね。平沢進の無人ライブは予想不可能で、配信ならではの遊び心があるものだったし、プリパラの無人ライブはドローンや手持ちカメラでもって、普段観られないアングルと距離で楽しめる非常に見応えあるライブだったし、ザ・リーサルウェポンズはスト2の背景をグリーンバックに映してライブしてた。
 そんな感じでステイホームしててもコンテンツの火は絶えることなく、ゲームしたり映画観たりアメドラ観たりライブ観たり絵描いたりして楽しく過ごせてありがたい。なんかいい感じにまとまったのでここで筆を置く。という慣用句をタイプして記事の作成を終える。以上です。

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