直感に従うとどうなるか実験してみた結果〜物件を直感だけで決めた話。Vol.2

直感と条件、どっちを選ぶか問題。
ーこれって部屋探しだけではなくて、恋人選びや就職活動でも起こり得る事態ですよね。
物件を内見するとき、条件ではなく、部屋に入った瞬間に感じたことが、直感の下した判断のすべて。
それを実体験した私の話の続きです。
部屋にものすごくこだわりのある私は、引越しのたびに譲れない条件を
細かく書き出しています。
そして今回部屋に入った瞬間に歓迎されている!と感じた物件は、
その条件を8割満たしていました。

条件から外れていたのは、駅から遠いこと、東南向きだけど南には向かいの
建物があることなど。

だけど収納はものすごく広くて水回りの設備は完璧。
床暖房も付いていて快適に暮らせそうです。

右脳は部屋に入った瞬間から「ここに住みたい!」と言っていた。
だけど左脳が、「条件」に当てはめようとする。

いい部屋だけど、やっぱり最初に決めていた南向きで眺望が抜けている
って条件は、譲らない方がいいんじゃないか。
そう左脳が囁いてきます。

だけど半年間も内見していて、今までピンと来る物件はここしかなかった。

大きなマンションだったので、「南向きで目の前が抜けてる別の部屋が出てこないかな〜」と思っていると、なんとその翌日にそれに該当する部屋が出てきました。

早速見に行くと、こちらの部屋の方が南よりの東南向きで目の前は開けているし
寝室も日当たりがいい。

だけどね、部屋に入った瞬間、肩にずしっと重いものが乗っかった感覚があったのです。霊感はゼロだけど、直感には(たぶん)優れている私。
感覚がOKを出している部屋と、条件がより良い部屋。
どちらを選ぶべきか、ここから死ぬほど悩みます。

・日当たりがいいのは後から出てきたB
・部屋のバイブスがいいのはA

悩める猶予は2日間。その間にいろんな人に相談しまくって
部屋ももう一度見に行って、最終的に決め手になったのはふたつ。
信頼するキネシオロジストのリンダさんの言葉と、
自分の直感でした。

リンダさんは直感派だと思って相談したところ、なんとリンダさんも
今住んでらっしゃる物件は、日当たりはそこまで良くなかったけど直感で
ここだ!と思ったから決めて、毎日旦那さんと「この部屋に住めて幸せだね〜、
良かったね〜♪」と毎日言い合っているとこのこと。
リンダさん曰く、「全身から湧き出るイエスの感覚があるなら、その部屋が自分を幸せにしてくれる部屋」。
そしてAの部屋には、その感覚があったのです。

もうひとつの決め手。それは、仮申し込みしていたAをBに変えたあと、
Aが再び市場に出されそうになったときに、「他の人に取られたくない!」と
強く思ったこと。Bの部屋はいい部屋だけど、Aの部屋は自分のための部屋だと感じる。だから誰にも渡したくない。
そう思ったときにもう一度それぞれの部屋の画像を見返してみると、全く同じ間取りだと思っていたふたつだけど、明らかな違いがありました。
それはAの部屋の方がリビングのベランダのサッシが広いということ。
恐らく30センチほどの違いだけど、何よりも抜け感を大事にする私にとって、
窓の大きさというのは、ものすごく大きなことだったのです。
つまり直感は、私の顕在意識が気づいていないような小さな違いも察知した上で、私がよりハッピーに感じる答えを出していたのですね。

途中、考えれば考えるほど正解がわからなくなり沼にハマった私。
でもこの経験が、思考の罠について気づかせてくれるきっかけになりました。

左脳って損得で考えるけど、実は自分にとってベストな答えは潜在意識が知っている。それを感じるのは身体と五感。
なんか嫌な匂いがするなあ、とか、部屋に入ったら胃がムカムカする、っていうのは、気のせいではなくて大事なサイン。
今回の私の場合、部屋に入った瞬間、ホッとするような安心できる感覚に包まれたのが、部屋にウェルカムされているサインだったのだと思います。

リンダさんは言いました。「部屋にウェルカムされていると、その部屋がもゆるさんを幸せにしてくれると思いますよ〜」。

で。最終的にAを選んで引っ越したのですが、住めば住むほど、内見では気づかなかった部屋のメリットが後からわかり、「直感で選んだけどこの部屋にして本当によかったなあ」と思うことだらけ。
私もリンダさんのように、毎日、部屋に対して「この部屋に住めてよかった、私を待っててくれてありがとね」という気持ちで暮らしています。
ちょっと気分が落ちることがあっても部屋に帰れば守られている感じがあるし、部屋が大好きだから家にいる時間も楽しい。
部屋が自分の最強パワースポットになった、という感じ。

私はコンサルでもよく、「まずは自分の部屋を自分の気にいるものだけで満たしてください」というのですが、部屋ってすべての基本です。
安心して暮らせる部屋は、自分の安全基地(セーフティゾーン)になってくれる。そうすると、変な相手は自然と選ばなくなります。自分には帰れる場所があるし、いつも過ごしている心地がいい場所と違うバイブスに、敏感になれるから。

快適な居場所があるのにわざわざ自分に合わない場所は選ばないよね、ということで。

長くなりましたが、恋愛や婚活で悩んでいる皆さんも、まずは自分の居場所=住む部屋を居心地がいい場所にするのが大事。
そのために物件選びは直感を研ぎ澄ませて選ぼうね、というお話でした。

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