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明星大学 不合格の試験に質問してみた

こんにちは! ばっつもさっちもです。
現在、国語の教員免許を取るべく勉強に勤しんでいるのですが、この前、自信のあった科目終了試験が不合格でした。

不合格通知を受けて、教授に質問をしてみたので、その手順や内容について紹介していこうと思います!



科目終了試験に不合格になると、つまり単位を落とすと、次の試験へ繰り越されるので、結果としてスケジュールに遅延が発生してしまいます。

対面の授業であれば教授にアポを取って、直接伺うことができるのですが、通信課程の生徒は許されていません。どこが悪くて不合格になったのかが分からないということです。

通信教育はそこがネックですよね。質問ができないのは、学習する上でかなりデメリットだと思います。自身で考えて改善したとしても、また不合格になる可能性があります。

(一昔前は、単位が落ちても教授に花束を持って直談判すれば、単位をくれる……といったこともあったようです。大学生にとって重要な三つのこと:金・恋愛・単位。単位が取れなくて卒業できない……なんてことは意外とありますからね。)

なので、分からないことは聞く! これは厚かましくても、自分のためであり、学生の正当な権利なので積極的にしましょう。もちろん、単位が取れなかった「怒り」をぶつけてはいけませんよ! おそらく、そういった怒りは文章に表れます笑。

・テスト形式

在宅受験です。

事務に確認したところ、在宅受験に時間的制約はありません。何時間かけて解答を記載しても問題はありません。提出期限はありますが……。

2024年4月より会場受験になっているため「問題文」と「自身の解答」は手元に残りません。試験が終わったら、スマホのメモ欄等にすぐに記録しておきましょう。もし不合格だった場合、次の対策になりますし、結果におかしい点がある場合は質問もできます。

また、昨今の目まぐるしい環境変化を踏まえると、いつ在宅受験に戻るか分からないので、いつかこの記事を参考にしてください!笑


・質問方法

質問するためには、以下の2枚を印刷して使用しなければなりません。

1. 質問用紙(A4)

入学した際にもらえる「履修の手引き」に載っています。形式はレポート用紙と思ってもらえたらいいと思います。

2.郵便物ラベル

質問用紙を発送する際に送る郵便物ラベルです。こちらはインターネットに公開されていました。

これらを入手して、発送します。回答は手書きでなく印字だったので、スキャンしたものやダウンロードしたものに文字を印字してもいいと思います。手書きは時間がかかりますので……。


・質問内容


どの大学も共通していると思いますが、「試験の書き方」などの相手任せの質問は受け取ってもらえません。

ほかにも、「学習のポイント」や「課題の内容」などの抽象的な質問、「模範回答」や「出題内容などの答えを誘導する質問は取り合ってもらえません。

加えて「何点でしたか」という質問も受け付けてくれないようです。


なので私は、問題文で求められていることを自分なりに分析して、その求められていることに対してどれだけ答えられているかを提示したあと、「教授の評価基準」について伺ってみました。

以下、実際に送った内容を載せておきます。情報をぼかしてますが……。

・導入

 お世話になります。◯◯年の◯月に受験した科目終了試験の結果に関する質問をさせていただきたく思い、お送りしております。よろしければ、試験の評価の基準を具体的に教えていただければ幸いです。今回、「科目名」では、以下の問題が課されていました。

「問題文」

・内容

この問題文では、次の3つの課題が設けられていると考えられます。「①◯◯◯あるべきかを論じる」、「②◯◯◯の視点から論じる」、「③信頼できる情報源から必要な情報を引用する」の3点です。私が提出した試験用紙には、上記の内容が含まれていたと思います。まず◯◯◯という前置きのもと、◯◯◯のデータを引用し、◯◯◯を指摘しました。その後、◯◯◯焦点を当て、◯◯◯が確立されていないことから、◯◯◯という問題点を指摘しました。結果として◯◯◯だと主張しています。◯◯◯するべきだと論じています。

・結び

以上を踏まえますと、拙い内容ではございますが、試験評価の「可」には達していると考えられます。大変お手数をおかけしますが、試験の評価基準を具体的に教えていただければと思います。何卒よろしくお願いします。

・回答までの期間


郵便局に出して、返ってきたのがおおよそ3週間でした。目安は1ヶ月と書かれています。


・返答内容


懇切丁寧に回答をいただきました。

結果として、信頼できる情報源を適切に引用できてなかったのことでした。

今回、インターネット上の情報と指定テキストの情報の2つを解答に盛り込んだのですが、引用元を記したのは「インターネット上の情報」のみでした。

レポートで使うテキストで得た情報は、お互いが知っているものと思い、そこで学んでいた内容を引用元の掲載なく使っていました。もちろん、「写す」のではなく、自分の意見として活用した程度になりますが、自分の「情報リテラシー」に関する態度が甘かったです。

そもそも試験なので、「書籍を見ながら何かを引用して解答する」というよりは、学校の試験のように「授業で学んで頭にあることをアウトプットする」という認識が強かったため、意識が働いてなかったのだと思います。

引用するということは、文中に情報元を掲載するだけでなかく、レポートと同様に文末に<参考文献>の記載も必要と指摘があったので、在宅受験の場合はそうすべきです。

結果、「試験」というよりは「レポート」です。いつも通りレポートを書く際に気をつけなければならないことを、「科目終了試験」ですれば良いのです。一つ、学ぶことができたので、これを元に次回も挑戦しようと思います。

単位を落としてしまった方へ


あと1科目で、教員免許状や特定の資格を取得できる場合に、単位を落としてしまった人には「再試験」制度があります。

特に資格は働き始める際に持っておかないと採用ができなくなるので、生活にも影響が出てきますね。

状況によっては再試験を受けられるかもしれないので、調べてみましょう!

See You!

こちらのマガジンに大学についての情報を発信しているのでぜひ!


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