塾の中の人の読む「二月の勝者」

今日は土曜日。午後から渋谷教室で授業です。

早めに帰ってマリノスのJリーグも楽しみですが、こちらもお楽しみ。

ドラマ「二月の勝者ー絶対合格の教室ー」

今日から始まりますね!

もともと漫画の原作を読んでいたのですが、原作ファンとしてもドラマ化は楽しみです。

塾の中の人のタカバタケですが、中学受験のリアルを描いているこの漫画、業界人から見ても本当に「あるある」が満載で面白いです。

ドラマ化の話は昨年の早い時期に出ていましたが、コロナ禍もあってようやくのスタートですね。柳楽優弥さんも井上真央さんも好きな役者さんなので、そういう意味でも楽しみです。

特に、生徒一人ひとりの個性が細かく描かれていて、「いるいるこういう受験生」が網羅されているのが面白い。保護者もそうですね。「いるいるこういう保護者」が満載です。

中学受験は、小学生の個性それぞれに合わせて学習指導をしていくこと、個性に合った学校を一緒に考えていくことが、大変さでも有り面白さです。本当にみんな個性豊かですし、伸びしろいっぱいですから。クールそうに見えて黒木先生が生徒をよく見てきめ細かい指導をしているのが伝わってきて、佐倉先生が生徒と向き合いながら悩んでいるあたりは、本当にリアルだなと思います。

そして、この漫画は受験生と受験生の保護者の方にも読んでほしいですね。中学受験を通して、どのように成長していくのか、登場人物に自分(わが子)を重ねてみても良いかもしれません。

あと、「やってはいけない」事例も、特に保護者側には満載ですので、そういう意味でも参考になるはずです(笑)

原作の方は13巻を数え、いよいよ受験直前の12月。緊張感が高まってきました。個人的に、黒木先生の「最後の保護者会」の話はたいへん参考になりました。そうか、直前期に学校を休まない方が良い理由、そういう理由もあるのか、メモメモ。

中学受験という過酷な戦いに12歳で挑む中学受験。合否ももちろん大事ですが、生徒の「成長」につながるような受験体験をさせてあげること、中学になってから「あのとき勉強しておいてよかった」と思ってもらうような指導をすることが、指導者の役割だと思います。

今回のドラマ化を機に、「前向きな中学受験」の世界が広がってくれるといいなと思います!


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