天皇賞秋 つれづれ

 天皇賞秋。これはすごいメンバー。先週のように私の昔話などしている場合ではない。書きたいことが山のようにある。あるのだが、ここでは2頭の馬を取り上げたいと思う。

 その前に、ペースについて。逃げ馬が揃った今回、ペースが一つ鍵。まあいつでもそうだけど。ペース予想はズバリハイペース。みんなそう思ってると思うが、いくらなんでもスローの切れ味比べにはならないはず。スローになると言われていてハイペースになるパターンはけっこうあるが、その逆はあまりない。そもそもハイペースとはなにかという話にもなるのだが、基本的に競走馬は道中ゆっくり走ってキレを活かしたい馬か、道中から終盤まで同じペースで持続していきたい馬かに分かれると思う。ざっくりだよ、ざっくりね。

 では持続したい馬とキレたい馬が戦ったらどうなるか。持続したい馬がどの程度のラップで持続したいかにもよるが、普通は持続したい馬がペースをつくるはず。はっきり言ってキレたい馬は遅ければ遅いほど良いわけだから、ゆっくり走りましょうよ〜。持続したい馬は、そんなのに構ってられん、ついてこい!。こんなイメージ。違ってたらごめん。まー、キレたい馬の中でも、どのくらいの追走ペースまでなら最大限キレられるのかは違うし、その辺が幅というか、グラデーションみたいな感じになってるのだと思う。

 ということで、今回は持続したい馬が目立つ(そもそも、ぶっ放してみんなバテましょうみたいな馬さんがいる)から、推定するペースは12.5-10.5-10.9-11.7-11.9-11.8-11.9-11.8-11.4-11.7=1:56.1。レコードで行きましょう。妄想なのでね(笑)。ちなみに、今日の8R、同条件の1勝クラスで道中の最遅が12.0という鬼ペースで1:58.5という時計が出てるのであり得なくもない数字。

 ここで紹介したいのが、ノースブリッジとレッドガラン。この2頭、今年に入って勝利した重賞のラップが似ている。写すのめんどいから自分で見てね。あ、レッドガランは新潟大賞典の方。で、これを上に書いた推定と並べるとけっこう面白そうな気しない?しないか。

 で、ノースブリッジの方は、前走もなかなかいい競馬してて。スタートがカエルみたいな出方で、それで2馬身くらい出遅れたのがなければワンチャンあったんじゃないかと。毎日王冠のあのラップを経験したのは間違いなくプラスで、スタートさえ出ればジャックドールと並んで戦えるんじゃないかと。そんなふうに思っているわけであります。でもなんとなく、頑張ったけど5着みたいな感じもする。

 レッドガランは前走2400使ったのが余計で。速い流れ経験させての延長ならもうちょっと面白かったかなと。この馬は、有力馬が追走頑張りすぎて脚なくなりましたみたいな展開なら。1%くらいなら可能性ありそうだから期待値とれてる!とは言えないんですけど、少なくともバビットよりは勝てる可能性ある。

 まー、見る人が見たら全然違うよ!って言われる内容かもしれませんがね。だらだら思ったことを書いてるだけなんで許してくれるはず。もうめちゃくちゃにクオリティが落ちているわけでありますが、ラップって見てるとすごい面白いですよってことを伝えたかった。

 ノースブリッジ、カエルスタートさえ乗り切れば楽しめる。レッドガラン、なかなか強い。緑帽の2頭に期待する天皇賞秋です。あ、勝つのは多分シャフリヤール。

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