2019年バスパズル一年目

こんにちは。
最初の更新でお取扱店の紹介をして以来、ほったらかしにしてしまいました。すみません。
グラスピースについて書こうと思っていたんですが、つかじーさんみかんさんのインプレ記事のクオリティーがあまりに素晴らしく、もう私の出る幕ではないと引っ込んでおりました(ご好意に甘えておりました)。
とは言え私だって何もしていなかった訳ではなく、連載させて頂いてるウォルトンさんに、4000字にわたる熱量高めのグラスピース四方山話を寄稿しております。
ようやく発売されたそうなので、是非チェックしてみてください。

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さて。
11月半ばにグラスピースをリリースした訳ですが、発売のタイミングとしてはあまり褒められたものではありません。
冬に向かうタイミングでワイヤーベイトって、何やっとんじゃい、と。
その点に関しては返す言葉が無く、各方面に申し訳ないのでせめて自分ぐらいは釣ってみせようと12月に入ってからもちょくちょく釣りに出掛けました。
そしたら思った以上に釣れています。

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今年はシャローにまだウィードが多く、グラスピースが活きるシチュエーションが残っています。加えて強烈な寒波が来ず、水温が割と安定していたのもプラスに作用したのだと思います。
グラスピースのコンパクトなサイズ感と、強すぎないバイブレーションも低水温期にマッチしているのかもしれません。
かと言って「グラスピースを巻けば釣れます!」と言えるほどの強い釣りではないのが難しいところ。
私は少々バイトが無くても、絶対に釣れるという感覚がすでに沁みついています。
グラスピースと信頼関係が築けているから、巻き続けられる訳です。


ルアーと信頼関係を築く、という事を最近はよく考えます。
我々が「爆釣ルアー」という煽り文句に弱く、ふらふらと引き寄せられて新しいルアーを買ってしまうのは、不安の裏返しとも言えます。
何が正しいのか、どれが釣れるのか、分からないから情報を求めてしまう。
全てではないにしても、そういう側面はあるように思います。
それはそれで楽しい遊び方ですが、じっくり腰を据えて一つのルアーを投げ続けたらその不安は少し解消されるよな、と老婆心ながら考えてしまうのです。


私の発信やインプレは、あくまで取っ掛かりです。
それで分かった気になって満足しないで欲しい、というのが本音です。
自分で投げ込まないと、本当のところはいつまでたっても分かりません。
でも時間を掛ければ、少しずつ理解が深まっていくと思いますし、それに応えられるルアー作りをしているつもりです。
来シーズン、グラスピースと仲良くなってもらえたら嬉しいです。
2020年もどうぞよろしくお願い致します。


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