信仰、祈りと幸運についてのメモ書き

上の記事は以前書いたやつ

以下、頭の中の情報や考察をただ吐き出してるだけで、文章としては読みづらい記事です。スマソ

祈りが幸運パーセントで発動すること、またウォーロックやダークナイトなど黒魔法系の兵種には加わらない幸運成長率が、ビショップやホーリーナイトなどの白魔法系兵種には加わること。
同じ魔法でも、信仰技能を要する白魔法系統に幸運が関わってくること。

幸運というステータスは、信仰技能の得手不得手とは関係なく伸びるし、兵種補正で言えば弓兵種にも補正がかかります。弓兵は全体的に幸運が高く感じますね。イグナーツとシャミ姉が突出してるだけかもしれんが。

でも、祈り発動率が幸運の値だったりビショップに幸運成長率補正があったり、信仰と幸運に何らかの関係があることは確かで。

白、黒、闇魔法の違いについての仮説

同じ理学技能で習得できる黒魔法と闇魔法、基本的にふたつの魔法を両立して習得することはできません。
唯一エーデルガルトが黒、闇魔法の両方を習得できますが、彼女はアガルタの最高傑作で炎の紋章を持つという特異性があるので。

黒魔法と闇魔法の差異は持って生まれた魔力の性質に依るとも考えたのですが、メイジになれば誰でも黒魔法(ファイアー)が使えるしダークメイジになれば誰でも闇魔法(ドーラΔ)が使える。
闇魔法は魔法陣の様子が異なり、作中では古の魔法といわれる。

黒魔法と白魔法は魔法陣の様子が同じですが、白魔法は黒、闇魔法とは異なる技能が必要です。

シルヴァンとアネットの支援会話Cより、魔法の術式はコードや数式のようなものであると考えています。プログラムすることによって魔力を操作する……といったイメージです。

これらの情報を組み合わせて考えたのが、闇魔法は黒、白魔法とは異なる言語で術式を組んでいる、そして白魔法は数式、コード以外の別の要素が必要になる、ということです。

黒魔法、闇魔法は異なる言語で術式を組むが根底の組み立て方は同じ。正しく式を組まないと正しく発動しない。だからこそ座学が苦手そうなキャラは理学が苦手であると設定されています。カスパルとかアッシュとかラファエルとか。
アプローチの仕方が同じなので、同じ理学のお勉強に入るんですね。

白魔法は、黒魔法と使用言語は同じです。が、理学が得意でないユニットも白魔法はより速く習得できることから術式の組み方が異なるのかも、と考えます。
座学苦手組も白魔法の習得は苦じゃない、ということは、論理的な考えよりもっとふわっとした何か。

かっちりと術式を組まなくても、ふわっとした何かが術式を補完することで無事に魔法が成立、発動する。
私はこの『術式を補完するもの』が『祈り』ではないか、と推測しました。

そも祈りとは?

祈りとは何か一般的な意味を調べたところ、自身の決意を神に見守ってもらう、その点が願いとは異なると出てきました。
神から言葉をいただくために祈る、神の加護を得るために祈る。

なんのために祈るのでしょうか。祈る人々は何か成したいことがあるのではないでしょうか。
○○という状況あるいは状態を明確に想像し、そのために何かを起こしたい、そういったときに『祈る』のではないでしょうか。

白魔法は黒魔法と比べて効果が多岐にわたります。生命力を与え傷の治りを早くする、体の不調を取り除く、魔法耐性を上げる、相手の魔力を封じる、味方の転移、そして攻撃魔法。そしてユニットによって個性が見える習得魔法。
術者が白魔法を使ってどうしたいかという意思が関与してるように見えます。

白魔法を扱う際に必要なのは、イメージ。
難しいことを考えるのが苦手でも、ザックリとイメージすることはできます。カスパルやアッシュやラファエルにも「傷を癒す!」というイメージはきっとできる。
「傷を癒すために力を貸して女神様!」というようなことを魔法を行使する度に考えているわけではないでしょうが、治癒のイメージを魔法に落とし込む技術が『祈る技術』と言えるのかな?

信仰技能とは、祈る技術である、というのが私の出した結論です。

フォドラの民の多くは、セイロス教を通じて女神に祈ることに慣れています。日々の安寧を祈り、今日も一日頑張る自分を励ますために祈るのです。
『祈り』という概念は宗教の種類問わず世界中で通じるものですが、それでもフォドラ外出身者が信仰苦手であるのは単純にフォドラの女神に祈ることに慣れないからでしょう。
セイロス教を通じて祈るのがフォドラでの常識だし、少なくともフォドラ人にそれ以外の発想は中々出てきません。

「女神様ではなく先生に祈る」と、信仰技能を開花させるドロテア。なによりセイロス教に疎い主人公が信仰の才能開花をする。
女神やセイロス教に関係なく、祈りのコツをつかんだが故の才能開花ではなかろうか、などと考える。
主人公は生徒を、民を導く存在。皆を導くという自身の決意に祈っているかもしれない。

多分だけど祈る対象は女神じゃなくてもいいのかもしれない。
こうしたい、こうありたいと自分の未来を願えば、それが祈りになるのかもしれない。
カトリーヌが自身の正義を主に委ねたように、修道士の多くは自身の決意を教義に委ねているのかもしれない。

幸運

信仰技能が単純に祈る技術だとして、祈りの技術と祈りの成果は異なるものではなかろうか。
信仰の得手不得手と個々人の幸運の伸びには関連性がありませんので。

祈りが成果に結びつく過程というか、祈りの効果って実際どのように現れるのか、よくわかってないんですよね。
女神はもう地上にいないけど、運があれば祈りは結ばれる。なんかそういった不可知のシステムがフォドラには組まれているのかもしれん。

シャミアやクロードは豪運な方ですが、彼らは祈る技術がなかなか身に付きません。でも、祈ることができればかなりの確率で成果が出ます。
逆に祈るのが得意なフレンは、その成果が出ることはあまり無いのでしょう。

とはいっても、祈りは自身の覚悟の表明という側面が強いので、祈りの成果なんてのはほんのオマケ。それこそ「運が良かった」と捉える程度のものでしょう。運も実力のうちとはいえ、実力の種類なんて他にも色々あるんだから。

白魔法に組み込まれた祈り

祈り自体は運の良さが関係してるかもしれませんが、白魔法に組み込まれた祈りは必ず発動する、といったプログラムが組まれているのではないかと考えます。

白魔法は難しい理論が無くても最低限発動するけど、それでも理学が苦手だと高度な白魔法は習得できません。
なんやかんやで白魔法も黒魔法と同様の『術式によって引き起された現象』である、と。

白魔法の場合、組まれた式の中に『祈りを代入、祈りの内容によって現象が変化する』みたいなのが入ってて、そこにラファエルが「傷よ治れ~」と代入したら術が発動……。
祈りパワーである程度は理論をごまかせるけど、転移の魔法みたいな空間捻じ曲げ系はさすがに祈りゴリ押しじゃ無理なのかも。
マヌエラ先生は理学苦手なのにワープ使えるじゃん?でもマヌエラ先生医者だから、頭の良さの素養はあるんじゃないかな。ズボラ故に理学メンドイってなってるだけかもわからん。

とにかく、祈りの成果は不確定だけど白魔法を使えば確定で祈りは成就するよ、この場合の祈りの成果は術式によりある程度定まるよってこと。

幸運成長率

成長率の数値、どこからが多幸でどこからが薄幸なのか微妙にわかり辛いんですけど、この運の良さって体質みたいなもので、変えられるものじゃないんじゃないかな。骨格によってちょっとした向き不向きがような。

んでもって、ビショップやホーリーナイトの幸運成長補正は何べんも何べんも祈ることによって祈りが通じやすくなってるとか。
これは草原の同じところを毎日歩いてたら草が踏み倒されて道ができたような、同じ場所に水が流れてそのうち川になるような話です。祈り慣れて祈りが結ばれやすくなる。その分のプラスです。
生まれ持った運の良さの方が影響がデカい。

ちなみに信仰得意(祈る技術が高度)なユニットで多幸と言えるのは主人公、リンハルト、ユーリスの45、次いでドロテア、マリアンヌ、マヌエラの35です。
最低はリシテア、フレンの15です。聖人なのにセスリーンちゃんさぁ……。
成長率45はイグニーシャミアの55に次ぐ豪運集団になります。

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