霊長類最強！

GWは何もすることがなくただボーッとテレビを見る日々になりそうな予感。最近は忙しすぎてテレビを見る余裕すらなかったので逆に新鮮だったりする。

NetflixやPrimeVideoが流行ってからは「CM」というものと縁が遠くなった気がした。昔から、特にドラマの最中CMが挟まることに対して物語がぶつ切りになるようなきがしてあまりCMというものに良い印象を持っていなかった。

Youtubeも無料登録だと途中途中に広告が挟まるが、プレミアム会員（月額1,500円？）を課金することでカットしている。

実家に帰り、一家団欒の時間についている地上波テレビというものを久々に（半分仕方なく）見ている。

するとCMにこんなローソンの15秒広告が映された。

おにぎりを2つ買うとお茶がついてくる、というキャンペーンCMに吉田沙保里さんが起用されており「お茶」と書かれた巨大な置物にタックルをした後「霊長類最強！！」と王琳さんが声をかける。

吉田沙保里さんといえば言わずと知れたレスリング選手で、バラエティ番組などでも男女問わず果敢なタックルで盛り上げるシーンをよく見かける。

そのあまりに凄まじいタックルに「霊長類最強」というなんともキャッチーなネーミングが染み付くようになった。

「霊長類最強」

よくよく考えてみればこのワードは現代にとてもマッチするのではないだろうか。

男らしいね、とか女らしいね。とか男女を性別で分ける言い方は好まれない時代。ましてや「男だからこうあるべき」「女はこうありなさい」なんて強要はNG中のNG。

女性なのに力強いよね！という現代では表現ができない言葉も「霊長類最強だね」と男女を超越した人類として褒めることが一番無難なのかもしれない。

男として、女としてではなく「人類として」褒めてみてはどうだろうか。