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5.5th前にルカから読み解くコメティック予想

こんにちは。本日10月21日11時半ごろ、シャニマス5.5thDay1の5時間前ぐらいです。

本日の5.5thではなにかしらコメティックに関するいろんな情報が出るだろうなーと思っています。
何せ初登場で、今までライブにチラ見せとかもなかったのに、いきなり登場の上に歌唱です。しかも2Days、しかもユニットの分け方も新規組と初期組と何やら意図的な分け方。
ライブの中心となって動くことはまず間違いないでしょう。

なので情報が出る前ギリギリですが、コメティックがルカにとってどういう存在になるか予想をまとめておきます。

こういう予想系って、まあもう次の情報出ちゃったら意味がないのですが、逆に言えば5.5th見る前どう思ってたかの感想は今しか出ないのでめちゃくちゃ貴重になるなと思ってわざわざ大阪から朝入りしといて物販にもいかず近くのネカフェで書き込んでいるところです。

主にルカの心情を読み解いていく方向性から、
ルカにとってコメティックがどういう存在であるといいかな、という視点で考えてみています。


・はじめに:初見の感想

最初コメティックの発表を聞いたとき
ルカは孤高の存在じゃねぇのかよォ!??!?!??!?!?!?
と厄介オタクムーブ全開で心ざわざわしていました。
てっきりそのまま一人でいくかSHHisと合流かと思っていたので。
てゆーかルカの隣は美琴じゃねえのかよ!!
寝取りだ寝取り!!!!
美琴さん寝取られてますよ!!!!!!!

美琴「え?別に私には関係ないけど…」
美琴「ルカがやりたいならいいんじゃない?」

美琴「私には関係ないでしょ????」

・・・。


まあともかくルカファン的には、美琴とうまくまた仲直りするにはどうしたらいいだろう?と考えていて、それににちかはいい感じの緩衝材になると思ったんですよ。
にちかは美琴に憧れる存在。けど美琴と横並びで実力が拮抗しているわけじゃない。逆にルカは美琴と横並びで張り合えるけど美琴にあこがれている。
二人とも少し似てて少し違うんですよね。
だから喧嘩しつついい感じに三人仲良くなれるイメージを考えていたので、
「はい、ルカのSHHis参戦はありません」
ってはっきり公式から言われてしまったのでいったんはダメージをグワーーーーッと受けることになりました。
その時に書いた文章は見てられるものではないので封印しました。
そうしてゆっくり考えているうちにルカに対するいろんな整理がついてきたので、まあ今ぐらいが逆にこの文章書くのにちょうどいいのかもしれないと思いました。

はい、ここまでは自分の感想パートなので口語体でしたが、ちょっと感想パートとがっつり切り替えて、文体変えて考えていくことにします。

・美琴との関係性について

美琴とルカの関係性について改めて細かに整理はしないが、お互い幼いころから実力を高めあってきた同士だということはわかったが、ユニットが破綻した理由、二人の間のはっきりとした”亀裂”はまだ不明である。
しかし、”亀裂”と言いつつも、セヴン#スのトリビュートギグでは言うほど衝突はなく、むしろ終始にこやかに共演していた印象だった。

そこで改めて感じたのが、もともと思ってはいたが
ルカ側の問題があまりにも大きい
ということである。
つまり、二人が激突したのは二人それぞれにいろんな事情があるという考え方だったが、どちらかというとルカが一方的すぎるというか…。
ルカが一方的に美琴好きすぎるし、一方的に依存しすぎているような感覚。
特に、トリビュートギグで自分の知らない美琴が見えたからと言って病んでしまうのはあまりにも美琴に依存しすぎているきらいがある。

逆に言えば、セヴン#スでは、「今のままSHHisにルカが合流してもうまくいかない」ことを示したかったのかもしれない。
にちか側の問題も残りはするが、にちかと美琴はまだ前進しているのでいいのだが、ルカはにちかとの軋轢もある上にそれが余計に美琴への厄介感情を加速させてしまうような状況になり、互いが互いを嫉妬しているような状態…。
これが二人がもっと精神的に余裕ができればただの「いいライバル関係」で済むが、正直今のままだと美琴が何もしなくても二人が勝手に何かを見出して二人が勝手にダメージ食らうっていう、3人グループ組んだだけで常にデバフかかってる状態になってしまう。

にちか・美琴LPを見る限りはにちかはだんだん自分の役割に自虐的になるのではなく前向きによりよい方向に受け入れようとしている。
にちかはそうやって「ルカや美琴さんと自分は違うんだ」とはっきり認知して、二人とは違う形で表現活動を行うことで、それは美琴のプラスにもなっていく。そして、ちゃんと自分も美琴さんのプラスになっているんだという実感がじわじわとわいてくるだろう。

なのでにちか側については、まだ先行きが見えている分マシだが、
ルカについては先にも挙げたように、美琴に思った以上にあこがれというか、”そこにないもの”を見てしまっているような気がしていて、それは距離を置いたからかもしれないが、ルカが根本的に人との接し方があまりに苦手すぎるところが原因であると思う。

・ルカの不安

・裏切られる怖さ

『線たちの12月』では、せっかく仲良くなった灯織を283プロというだけで一蹴してしまう場面がある。

灯織が283プロ所属だと明かした場面①
灯織が283プロ所属だと明かした場面②

当然ながら、灯織自身には何も悪意はないし、当然ルカもそのことは多少は頭ではわかっているのかもしれない。
ただ、283プロ全体に対する嫌悪感は異様に強く、
それだけですべてをはねのけ、拒絶してしまっている。
283プロ(というよりおそらく天井)との因縁が根深いというのもあるのかもしれないが、だからと言って灯織を拒絶する必要はなかったはずだ。
たぶん、ルカは根本で人を信じ切れていなくて、裏切られるのが怖いというのが一番大きい不安なのだと思う。
こちらから人間関係に深く踏み込むということは、関係性が破綻したときにそれだけ失うものも大きい。
それは人間関係において当たり前のことではあるのだが、それがとても怖くて、踏み込むこと/踏み込まれることそのものをとても怖がっているような印象が感じられた。

・幼少期のトラウマ

特にほかに気になった点としては、『バイ・スパイラル』における記者対応である

おびえるルカ

文面だけでは伝わりにくいため該当部分(『バイ・スパイラル』エンディング)をぜひ読んでほしいが、文章以上に声に不安がこもっている。
ただルカがつっけんどんなだけな人間であれば、記者対応なんて突っぱねて無視すればよいだけな気もする。
ただここまで異様におびえて逃げ回るのは、ルカマネへの申し訳なさもあるのだろうが、記者が怖いんじゃないんだろうかという仮説が一つ立つ。

八雲なみの娘であれば、おそらく八雲なみが隠れている情報を当時記者は欲しがっただろう。特に、天井がうまくやった…というような情報もあったから、情報がうまく公開されておらず、記者たちはあの手この手で八雲なみを探そうとしたんじゃないだろうか。
その時に、ルカも少なからず被害にあっている気もする。

純粋に仲良くしようとしてきたと思っていた大人の人々が、実は自分のお母さんに群がろうとする記者たちで。
大人の言うことを素直に信じてお母さんのところに連れて行ったら、それがお母さんの迷惑になってしまって。

そういうことが、あったんじゃないかという気がする。

そういう、ほかの人ではあまり経験しえないような、人を信じれなくなるような経験がいろいろと幼少期から積み重なっているのだろうと思う。
ルカの拒絶の原因に関してはもっと根深いと思っているので、これだけではないとは思うが、一つの要素には間違いなくなっていると思っている。

・ルカに必要なもの 素直な人

じゃあ、今のルカにとって必要なものとはなんだろうか?

おそらく、隣にいるべきは素直な人間だと思っている。

今ルカは非常に人におびえている。疑っている。信じきれない。

であれば、それを少しずつ誤解を解いていかないといけない。
すべての人間を疑う必要はないと。

そういう意味での、コメティックなんじゃないかと思っている。

いくつか「コメティックの二人はルカのファンなんじゃないか」という指摘があったが、おそらくそれが一番ルカにとってもいいんじゃないだろうか。
ルカは実際面倒見はいい。『線たちの12月』でもかなり灯織に対して事細かにダンスを見てあげていた。後輩や、自分を慕う人にはそこまで拒絶的にはならないはずだと考える。

そしてポイントは、「羽那とはるきが”狂信者”(依存者)ではなく純粋なアイドルとしてのファンである」ことだと思う。
これがコメティックが、ルカにとっていい存在になる条件だと思う。
ルカの狂信者が横にいて
「ルカ。何も見えないの。ルカ」と言われることがルカにとっていいことかというと絶対にそんなことはない。
先ほど美琴との関係性の項目で述べた、互いが互いを不安にさせるような状況が生まれるだけで、むしろ悪化してしまう。

ルカのいったことを、過剰に肯定するわけでも、否定するわけでもなく、そのまま受け入れる。

そういう素直さを持った存在が隣にいればいいんだと思っている。
そういった人々と接していくうちに、少しずつ、ほんとうに少しずつではあるとは思うが、ルカは一歩ずつ警戒を解いていくだろう。

そして、この「ファン」であることがなぜそんなにいいかというと、適切な距離感を保てるからである。
ファンとアイドルの間には絶対に距離感がある。
その距離感が、今のルカには必要である。

当然ながら、あまりにもルカにおびえておじけづくようなファンであればあまりよくない。
そうではなくて、ルカを純粋に尊敬し、ルカのファンとして、しかして隣で踊るアイドルとして恥のないよう挑む、そういった存在であれば、ルカは自分のペースで少しずつ距離感を図ることができると思う。

樹里ちゃんの言う「開けておくから」という接し方。

ルカはたぶん、自分の中に踏み込まれるのが苦手だ。なぜなら怖いから。
だから、ルカは自分のペースで人間に踏み込んでいきたいんだと思う。
そうなったときに、いつでも扉が開いている状態――相手が常に受け入れようと開いている状態――なのがちょうどいいのである。
大丈夫?ルカ何かしようか?と常に声をかけるのではなく、
何かあったら声をかけてくれ、といい、何もこちらから能動的にはしないが常に隣にいる。
そういう立ち位置が必要なのである。


・終わりに:コメティックは、扉を常に開けている

つまり、結論から言うと、ルカにとって最善な存在としてコメティックは出てくると自分は思っているので、コメティックの二人は

・ルカのファンである
・かつ、狂信者、依存者ではない、純粋なファン
・ファンであるため深入りはしない
・けれども隣にいる

そういった存在になると思う。
なので、これはコメティックにより劇的にルカがいきなり変わる話ではない。おそらく、SHHisよりも相当時間のかかる関係性になると思う。

だが、それでいいのだ。

逆に言えば、ルカにとっての劇的な存在であったり、とても根深いエピソードがあったり、といったことはないと思う。
素直にただのいちファンであること。それが重要だと思う。

例えば、
・バイスパイラルのAちゃんが羽那ちゃんはるきちゃんどちらか説
などがTLでたまに見かけられたが、
結局こういった存在だと、二人の中であまりにもルカの存在が大きすぎて、ルカに対して素直に当たっていくことができなくなってしまう。

現実の人間関係で、一度のイベントや大きな衝撃で、何かが劇的に変わるということは絶対に起こりえない。

起こったのだとしたら、それは片方の思い込みによるものであり、それはひどく脆く、いつしか崩壊するだろう。

より良い人間関係、よりよい人間性というものは、地道な積み重ねでしか生まれない。
逆に言えば健全でない人間性というのも、積み重ねでしか生まれない。
同様に、地道な積み重ねで改善されていくのである。

シャニマスはずっとリアリティを重視してきた。
特にこういった人間の感情の細かなゆらぎを、丁寧に描いてきた。
であれば、ルカについても丁寧に、長く長く描いていくだろう。
なので時間がかかるとしても、コメティックは、ルカにとっていいものになると信じている。

そしてこれは繰り返しになるが、ルカ側の問題なのである。

扉を開けている側の努力があったとしても、ルカが踏み入れてこなければ意味がない。
ただ、自分はルカは本当にやさしい人間で、ただ不安なだけであると信じているので、時間をかけて、ゆっくり、ゆっくりと警戒を解いてあげれば、おのずとその足は前に進むだろうと信じている。


といった感じで、締めさせていただこうと思う。

ここまで書いたわりに無難な予想になったが、繰り返しになるが、ファンといっても狂信者ではない(作中に出てくる掲示板に書き込むようなファンではない)ということが非常に重要なポイントであるため、そこは注視していただきたい。

というわけで、ライブいってきまーーーす。


おまけ
ネカフェでペンラ準備してるやつ

いくぞ英雄王。ボタン電池の貯蔵は十分か。

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