秋山勝

株式会社ベーシック代表取締役。事業の0→1専門家。マーケティングメディア「ferret」、マーケティングSaaS「ferret One」、簡単フォームSaaS「formrun」、他にもライフイベント比較サイトなど複数事業を運営。上場企業を中心に事業売却を計8回経験。

秋山勝

株式会社ベーシック代表取締役。事業の0→1専門家。マーケティングメディア「ferret」、マーケティングSaaS「ferret One」、簡単フォームSaaS「formrun」、他にもライフイベント比較サイトなど複数事業を運営。上場企業を中心に事業売却を計8回経験。

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    ベーシックのメンバーが書いた全てのnoteです。「入社エントリ」「取り組み」「カルチャー/マインド」に限らず、ベーシック社員が考えていること、熱い想いが詰まっています。ぜひご一読ください。

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10回事業売却した男がたどり着いた真に熱狂するビジネスとは

こんにちは。株式会社ベーシックで代表をしている秋山(basic_CEO)と申します。 本日プレスリリースにて発表があった通り、この度One Capital様をリードインベスターとして総額11億円の資金調達を行いました。後述する昨年の事業売却を合わせると、この1年で25.5億円の資金を集めたことになります。 これまでもnoteはいくつか書いてきたのですが、この資金調達も踏まえた大きな挑戦を迎えるにあたり、改めて決意や背景、そして今後何をなし得たいのかを備忘もかねて書き連ねたい

    • 会社は社員を「育成」すべきなのか?

      こんにちは。ベーシック代表の秋山(@basic_CEO)です。 久しぶりにnoteを書こうと思います。きっかけは、知人の経営者が従業員の「育成」の観点について語ったことです。 ”社員の長期の育成は、どの程度会社に依存しているものなのか?” 何をもって長期とするのかは意見が分かれそうですが、育成という観点では、会社は常に社員を育成すべきかと言えば、それは違うと思っています。 もっと言うと、近視眼的にとにかく社員は育成すべきと考えてしまう思考は、プロ思考ではなくアマチュア思

      • 成長が止まるのは何故? 考えられる7つの理由

        こんにちは。ベーシック代表の秋山(@basic_CEO)です。 ベーシックでは「挑戦者は賞賛される」という文化があります。 大いに失敗して結構です。その学びを皆で共有できれば最高です。 ですが、逆にそれを阻害するような行動は、私にとって注意する対象になります。 今回は、社員の成長を第一に考えた場合に、「私が注意をする7つの場面」についてお伝えしようと思います。 1. 妥協する 取り組む前からブレーキを踏んでしまうことほど、無意味なものはないと考えています。 「このくら

        • 「守破離」と「素直さ」があれば100%の確率で成長できるという話

          こんにちは。ベーシック代表の秋山(@basic_CEO)です。 今回は私が人の成長において大事だと考えている「守破離」と「素直さ」について書いていきます。 こちらは、ベーシックのとある社員(以下、Sさん)を例に、実際にあった話が元になっています。 Sさんは当時、異業種から転職してきて3ヶ月が経った頃で、チーム内で唯一目標を達成できておらず、目標と結果の間にも大きな乖離がありました。 その彼が、あることを実践してチーム内で成果を残せるようになり、チーム内でも、たびたびNo.

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          『ferret』と『ferret One』で目指す、「Webマーケティングの大衆化」

          こんにちは。ベーシック代表の秋山(@basic_CEO)です。 先日Webマーケティングメディア『ferret』のリニューアルを行いました。 この度のリニューアルに対して、多くの方から好意的なご意見をいただきました。改めましてありがとうございます。 さて、今回はそのリニューアルに絡めまして、 ・なぜ私がWebマーケティングメディア『ferret』とオールインワンマーケティングツール『ferret One』を構想するに至ったか ・2つのサービスを通じてどのような問題を解

          『ferret』と『ferret One』で目指す、「Webマーケティングの大衆化」

          「遠慮」は成果を遠ざけるという話

          こんにちは。ベーシック代表の秋山(@basic_CEO)です。 今回は、組織で生じる「遠慮」について書きたいと思います。 以前、部下から「すみません、メンバー間でやり合っちゃいました。」 と、そんな声をかけられました。 詳細を聞いてみたところ、事業の計画を詰めていく過程で、掲げる目標に対して、チームメンバーに高いレベルかつ多くの要求を求めてしまったため、結果として議論がヒートアップしてしまったということでした。 私はそれを聞き、「大変だったね。でも、とてもいいことだね」

          「遠慮」は成果を遠ざけるという話

          面倒くさがらずに「言語化」することが、成果を出すための最短経路だという話

          こんにちは。ベーシック代表の秋山(@basic_CEO)です。 今回は、私がマネジメントにおいて大事だと考えている「言語化すること」について書いていきます。 私が特に気をつけていること、それは「曖昧にしないこと」です。 人によって「心像」は異なる皆さんは、心像(しんぞう)という言葉をご存知でしょうか? 「過去の経験などから、心に浮かぶ姿」を指す言葉であり、実はこれが結構厄介なのです。 例えば、 ・車 ・マック この2つを聞いて、あなたの心に浮かんだイメージはどのよう

          面倒くさがらずに「言語化」することが、成果を出すための最短経路だという話

          「圧倒的に結果を出す人」は何が違うのか?共通する5つの素養

          こんにちは。ベーシック代表の秋山(@basic_CEO)です。 最近は社員が増えてきたこともあり、過去の出来事を振り返り、現社員に共有する機会がたびたびあります。 ただ単に懐かしい話もあれば、現在に活かせるものも多くあると改めて感じています。 今回は、ベーシック立ち上げ時を振り返ってみて分かった、「圧倒的に結果を出す人」に共通する5つの素養についてお伝えしようと思います。 1. リーダーの思想を汲み取ることができる まず第一に必要な素養、それはリーダーの思想を汲み取る

          「圧倒的に結果を出す人」は何が違うのか?共通する5つの素養

          意見の最大公約数で結論づけても何も生まれないという話

          こんにちは。ベーシック代表の秋山(@basic_CEO)です。 突然ですが、私は「合議」というものが嫌いです。 なぜなら、合議(人が集まっての相談を経ての決定)によって良い経験を、これまでしたことがないからです。 今回は、私が「合議を善しとしない理由」について述べたいと思います。 合議の3つの問題点 「人が集まり、合議を経て、多数決で物事を決めること」ことについては、いくつかの問題点が含まれています。 1. 責任の所在があいまいになる 合議での決定を行うと、誰も責任

          意見の最大公約数で結論づけても何も生まれないという話

          「今までのやり方」に固執すべきではないという話

          こんにちは。ベーシック代表の秋山(@basic_CEO)です。 突然ですが、私の知り合いには、新たな取り組みや方法を避けたがる人がいます。 彼は決して不真面目なわけでなく、一生懸命仕事には取り組んでいるけれど、行動に変化が見られず、結果も著しいものが見られません。 浮かんだ興味やアイデアも話してくれますが、それを実際行動に移すことはしません。 ただ、本人にはその自覚がないようなのです。 先日もその彼にアドバイスしたのですが、本人は「なるほど」と唸り、私が紹介した本を「読

          「今までのやり方」に固執すべきではないという話

          日常生活で感じる「小さな違和感」を大切にした方がいいという話

          こんにちは。ベーシック代表の秋山(@basic_CEO)です。 我々ベーシックが重視している価値観の一つに「問題解決」があげられます。こちらについては、以前のエントリーでも紹介させていただきましたので、よろしければ合わせてご覧ください。 さて、今回はその問題を発見するために必要な「心の機微」について綴っていきます。 「心の機微」とは 心の機微とは、「日常生活を過ごすなかで、まれに『おやっ?』と思うような違和感」を指します。 そして、世の中に存在する事業やサービスの多く

          日常生活で感じる「小さな違和感」を大切にした方がいいという話

          未曾有の時代だからこそ、これからは「問題発見能力が大事」という話

          こんにちは。ベーシック代表の秋山(@basic_CEO)です。 今回は「問題発見能力」の大切さについて書いていきたいと思います。 これまでのやり方ではうまく行かない時代今も昔も、私たちはありとあらゆる問題に囲まれていて、それらを様々な手段で解決してきました。 ただし、これまでのやり方ではうまくいかなくなり始めています。 現代に生きる私たちは、情報革命やAIの目覚ましい発達によって、これまで人類が経験してきたことのないパラダイムシフトの真っ只中にいることは間違いありません。

          未曾有の時代だからこそ、これからは「問題発見能力が大事」という話

          本気で働き方を改革するためにSaaSのイベントを開催しようと思ったワケ

          こんにちは。ベーシック代表の秋山(@basic_CEO)です。 ベーシックは、来たる2019年7月9日(火)に、SaaSに特化したイベントである「SPIC2019(スピック2019)」を開催します。 おかげさまで事前予約でほぼ満席、たくさんのお申し込みをいただいており、まずはホッと一安心。ありがとうございます。 今回も、このイベントのコンセプトに賛同・ご快諾いただいた、素晴らしいソリューションを提供している企業様と、各セッションでご一緒できることになりました。 昨年の2

          本気で働き方を改革するためにSaaSのイベントを開催しようと思ったワケ

          なんとなく過ごした日々は一週間前のランチに等しいという話

          こんにちは。ベーシック代表の秋山(@basic_CEO)です。 突然ですが、みなさんは、一週間前に食べたランチを覚えていますか? 恐らく覚えていないのではないでしょうか。 今回はこれに関する話をしていきたいと思います。 記憶に残ることと残らないことの違いは何なのか以前、社員に向けてこんな話をしました。 「なんとなく働き、なんとなく過ごした日々は一週間前のランチに等しい」 これは、当たり前のことは、ごく最近のことでも記憶に残らないという例えです。 一方で、例えば、通ってい

          なんとなく過ごした日々は一週間前のランチに等しいという話

          「理想」を持たないリーダーのチームからは凡庸な結果しか生まれない

          こんにちは。ベーシック代表の秋山(@basic_CEO)です。 先日公開した1本目のnoteに対して、すでに多数のスキを頂いており、反響に驚いていると同時に、ますます執筆に励んでいかねばという気持ちになっています。 さて、今回のnoteでは、私自身が大事にしている「理想」というものに関連して、「理想」を持たないリーダーのチームからは凡庸な結果しか生まれない理由について述べていきます。 チームで出す結果が凡庸となっている もし、あなたがリーダーとしてこのような感覚を持っ

          「理想」を持たないリーダーのチームからは凡庸な結果しか生まれない

          このたびnoteをはじめることになりました

          株式会社ベーシックで代表取締役を務めている秋山(@basic_CEO)です。 このたび、私もnoteをはじめることになりました。 まずはベーシックという会社をご存じない人も多くいると思いますので、会社と私自身の紹介、そして事業の根幹となる問題解決という方針をなぜ定めているのか語りたいと思います。 ベーシックとはベーシックは、2004年創業のIT企業です。 引越しの一括見積もりから始まり多数の比較メディアを運営、その後、多角化の一環としてSaaS事業、マーケティングメディ

          このたびnoteをはじめることになりました