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オフィクレイドの論文を書きました。

昨年の夏ごろ手がけた論文を「洗足論叢」第49号に掲載いただきました。

「オフィクレイド教則本の比較研究」

現在ネットを通じて入手できる19世紀フランスのオフィクレイドの教則本約20冊から、特徴的な部分を取り上げて比較検討しています。同じく19世紀に出版されたアーバンの金管楽器のための教則本とは少し違ったアプローチも多く、たとえば細かい替え指が検討されていたり、音階練習に対して(おそらく先生が吹く)第二声部がついていたり、教会で使用する場合の教則本だったりと、なかなか興味深いものが残っています。リンク先からダウンロードできますので、お手にとっていただければ嬉しく思います。

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