刺さる
心に刺さる
とか、よく云ふけど
文は
舌鋒鋭く…の
ベロなくて
そこに
そこに一言でも
書けば…

あゝ男娼、
ぢやなかつた←わざとらしい
断章よ
刺さる
譯でもなく
茫洋と
あれ、
わが魂の
孤児院よ
永遠に!
〈土塊を擦り硝子越しに春、暮、捏ねて 仁悟良〉©都築郷士
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