詩）都築郷士『ぶうつく』呟きの如く・３８　附・詩人の為の秋冬ワードローブ集

年が明けて1981年になってもヒマな役者であることに変わりはなく、わが祖国がドコかの属国であることにも変わりはなく、かわらないことはいいことだッ!!　どうでもいいか、-『三文役者の待ち時間』殿山泰司

(トノタイさんの文体は、極端に息が長くしかもあつちこつちにふらふら、固有名詞バシバシなので、引用には向かないなあ..、都築。)

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一藝や煙草の遠き國になるべき　郷士

酒を絶つ、のはシンドイ。まして煙草はや。でも禁煙はいゝ。今煙草喫ふ人はファシスト・リジームの..XXXXだ。逆に禁煙はリベラルを感じさせる。藝ですよ藝。

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【秋は】

暖房に己の舌は引つつれ
それでもと元氣に眠りこけ
まあまあ今夜も
健康な病人なのが己の｢まこと｣。

ときめきし炮ろく蒸しや菊の酒　井月

まことの人・伊那の井月さんに
きつと重陽の酒は利いたゞらうな
なんでも正直、詩もオネストがよしと
畏友・北沢夏音が言つてたなあ..

ひと皆の懐かしきなら愁ｼｳ晴れる　郷士

秋は溜め息　日本列島のなー
あのコ沖縄のリゾート化に與ｸﾐする会社の
OL*になつて変はつたな、
新自由主義ファッショの番犬 -

牝犬だつて番をするよ、
ケルベロスみたいなおつかない！
背ｾﾅのワセダが哭いてるぜ
あゝ、she's not the same -

正調のじよんがらを聴く秋深し　郷士

現状維持できたら
大物だ、絶句！

©都築郷士

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鼻面を羽箒にてくすぐられその間の夢の酒池肉林よ
（©都築郷士）

をかしな歌。自註としてはそんだけ。

【ずらかれ】

何も土地としての國に
しがみつくことないよ。

誰も彼も自由かつジェントルであれば -
わつはつは、片腹いてえ

(哲人政治なんて
原則幻想に過ぎぬ。)

ずらかれ！

©都築郷士

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ぢやまた。アデュー。

高嶺咲く花みなかよわに見せかける　郷士

*今どき、OLは差別語。どうも済みません。陳謝。