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インタビュー上手になりたい

こちらの本をおすすめいただいたのでこの冬休みに読んでいました。

まえがき

第1章 調査的面接法とは何か
第2章 調査的面接法の分類
第3章 データ収集法の組み合わせ
第4章 調査的面接法のデザイン
第5章 調査的面接法のガイドライン
第6章 相互信頼形成の技法
第7章 ノンバーバル・コミュニケーションの技法
第8章 異文化比較における調査的面接の技法
第9章 データ処理の技法
第10章 インフォーマントの権利を守るために

文 献
付 録 シミュレーション面接 ―面接者の自己評価―
索 引

https://www.nakanishiya.co.jp/book/b134304.html より目次

>構造化面接法
質問の仕方、シナリオ、回答の記録など標準化されたやり方をとるので、面接者による評価やバイアスが少なく信頼の高いデータを収集できる。ただし、面接者がそれに忠実に従うのであれば。

>非構造化面接法
形式は仮定されておらず構造をさぐっていくのにふさわしい。聞き取り調査。主観的ではあっても内容が豊富で深い。面接者の熟練と経験が必要。多数の事例について客観的に比較することが難しい。

>半構造化面接法
構造化と非構造化の中間。構造の強いものから弱いものまである。構造化のみではとりにくい自由回答による質的データを求められる。

構造化でも非構造化でもシナリオ作成の解説があり、それぞれ大事なことやしてはいけない質問についてのことがあり、また面接のガイドラインも解説があり、採用シーンでもそのまま活用できそうに感じます。
また、面接者のストレスを最小限にとどめるスキルについても解説があり、また面接者の共感性として対人的反応性指標(IRI)というものが紹介されており、その高低でどのようなことに面接者として注意が必要かが書かれていて、面接者へのレクチャーやケアを講じる大事な教えになりました。

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