頭の良くなる思考術
頭が良いことに越したことはないですよね。勉強ができる、記憶力が良い、ことだけが頭が良いわけではありません。
今回は白取春彦さんの「頭の良くなる思考術」から紹介します。
思考術です。思考する技術です。つまり思考するということは、鍛えることで成長できます。鍛え方の前に、そもそもどうやって私たちはどうやって考えているのでしょう。それは、、、
言葉です
ぼんやりと絵やイメージを浮かべることはあると思いますが、思考するときは常に言葉を使って考えます。(一部の天才は置いておきましょう。)
そして言葉の精度を高めることで、状況をより正確に伝えることができます。次の文章を読んでみてください。
彼は泣いている。
彼は号泣している。
彼は慟哭している。
全部泣いているのは同じだけど、印象は全然異なりますよね。相手の意図を理解して、自分の思いを伝えるためには正確な言葉がとても役立ちます。
おススメの思考術は
言葉の意味を正確に知る
です。好きな小説を読んで、知らない意味の言葉が出てきたら調べる。また、知っている言葉が出てきても調べる。欲望と欲求、愛情と情愛の違いとか分かりますか?知っている言葉も意外と正確な意味は出てこないものです。
もう一つ、おすすめの思考術。
古典に知恵を求める
古典は読みづらいです。ただ、古典に紡がれる言葉は、物事の本質をとらえた言葉のオンパレードです。最後にパスカルのパンセよりこの言葉を送ります。
「現に味わってる快楽を偽りと感じ、まだ味わわない快楽のむなしさを知らないところから、移り気が生まれる」
思わず、カッケー!!って思っちゃいました。理解するのに時間を要しましたが。
それではまた。
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