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チリも積もれば|今年の注目選手③「小園健太」
ご覧いただきありがとうございます。
今回はエースナンバーを背負う高卒3年目の小園健太投手について書いていきます。
小園選手ってどんな選手?というお話
まずは小園選手の簡単なプロフィールからです。
![](https://assets.st-note.com/img/1707789565573-KjwOH7XuUJ.jpg?width=1200)
小園選手は2022年にドラフト1位で入団した大型右腕投手です。
高校時代は甲子園でも活躍しその年のBIG4の一人として話題を集めていました。
2球団の競合となりましたが、三浦監督がくじを引き当てると、準永久欠番となっていた三浦監督の現役時代の背番号18を受け継ぐなど、鳴り物入りでの入団となりました。
1年目は体づくり、2年目の昨シーズンはファームでローテーションを回り、チーム最多の先発数をこなすなど紆余曲折ありながらも着実にレベルアップをしています。
今シーズン期待されるのは「確立」というお話
そんな小園選手ですが、今シーズンも春季キャンプでは一軍に帯同し、アピールを続けています。
当然開幕ローテーション争いに加わっているわけですが、個人的には一軍での活躍を期待する一方で、今はまだそれ以前の部分に期待をしています。
先ほどの紆余曲折という話になりますが、チームは小園選手の入団時に成長が止まっていなかったことから、慎重な成長プランを選択しました。
実際に1年目のほとんどを体づくりに費やし、終盤には投げる予定であったものの、コロナ感染の影響もあり十分な投球機会が得られませんでした。
そのため現在でもフォームを確立するための取り組みを行い続けているという面があります。
一方で昨シーズン後にはアジアウィンターベースボールリーグに参加し表のような好成績を挙げました。
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オフに何かをつかんだのではないかという期待をさせる成績ですが、この春のキャンプでもブルペン投球、ライブBPと力をしっかり伝えられるフォームで投球できている時と、紅白戦のように以前のフォームに戻ってしまう時の両面を見せています。つまり今の段階は自身のフォームを確立しかけており、大事な確立期にあるという認識です。今シーズンは一軍での活躍はもちろんですがそれ以上にフォームを確立しきり立場を確立していくという1年になることを期待しています。
終わりに
鳴り物入りで入ってきた以上は毎年一軍での活躍を期待されるのが妥当ではあるのかもしれませんが、まだ21歳になる若き投手です。焦らずに自身のスタイルを絶対的なものとして、今後の野球人生を良いものとするための転換点にしてほしいと思います。
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