チリも積もれば|7/27 15回戦を振り返る

ご覧いただきありがとうございます。
気になったところ振り返っていきます。

試合振り返り

試合前に気になっていたところ

・先発ヤスアキからのリリーフ運用
 →平良が緊急回避となり、急きょヤスアキがスターター、森唯斗が昇格とバタついた試合前段階。
まずどのように試合を成立させるのか、計算通りどころか計算すら出来ない状態で臨機応変な采配をできるかどうかに注目したかった。
正解の択を全部引けるとは思えない、というかプランが立てれない中でベンチは相当キツくなるはずなので、マシなところに着地出来るかというイメージ。

・昨日の今日でフォード
 →昨日のnoteに書いたように選球眼は伝わったのでゾーン勝負をされた時に捉えられるか、さらにいえば今後ゾーン勝負をしたくないと思わせるインパクトが出来るかどうかに注目したかった。

・山本祐大の疲労感
 →実質レギュラー1年目でオールスターにも出て疲労感を感じる部分がある。
特に昨日は珍しく股を通すバッテリーミス。
下半身の動きに懸念があるので乗り越えられるかどうかに注目したかった。

気になったところ

まずは投手陣です。
今日のような展開で2失点は超絶上出来かなと思います。
特に京山ですが、前回登板からフォークを有効活用できている印象です。
今までのお祈り的な部分ではなく、中川虎に似たフォークで空振りも見逃しストライクも取れるような片鱗を見せているかと思います。
ストレートが抜けがちなところがよくない部分である一方、フォークであれば多少抜けてもリリースが安定しなくても使える球としてモノにできるのではないかという期待をしています。
また、相手打者の狙いとしても選択肢を増やさせることでより一層の攻めやすさに繋がると思うのでこのあたりに今後注目していきたいなと思います。
バレるまではフォーク中心で見たいです。

運用に関しても、ヤスアキ2イニング、森唯斗3イニング、ウィック2イニング、京山・森原1イニングずつと成立させることができたのは良かったと思います。
森原のところに関しては堀岡でも良かったかなと思いますが、森原自身が調整で投げたがっていたりなど裏事情が分からないのでなんとも言えないかなというところです。
ただ個人的には今いるリリーフ陣はどんどん使っていった方が良いのかなと感じています。
というのもどうせ今年勝つためには下からリリーフを復活させなければならない中で、仮に上手く調整が進まなかったとしても最終盤のイニングを食うのは今下にいるメンバーだと思っているからです。
どちらかというと先発投手の方がシーズン最後まで投げてもらいたいのでカバーしたいですし、森原はともかく、勝ちパターンに入るかどうかくらいのメンバーであれば今のうちにどんどん起用して早め早めの継投でも構わないのかなと。
人によるとは思いますが個人的にはそう感じています。

次にフォードです。
見事に自分の打つべき球を仕留めてのホームラン、さらに痛烈なヒットと言った通りのインパクトを残せたと思います。
肩口からのスライダー2つを仕留めたので、おそらく今後の対左投手は抜けるのを恐れて外スラ系の攻め方は減ると思いますし、内側の真っ直ぐ多めの攻め方をされるんじゃないかなと思います。
次はそれにどう対応出来るか、また右投手に対しても自分のツボを仕留められるかどうかというところに注目していきたいなと思います。
加入直後で相手は短期的なスパンで攻め方を変えて弱点を探ってくるはずなので、一つ一つ潰していって打つ手を消して欲しいなと思います。

次に祐大です。
懸念通りバッテリーミスとスローイングの握り変えミスと目立ってしまいました。
握り変えでいうと側から見て感じることができるものは少ないですが、握力等の疲労は心配です。
またバッテリーミスに関しては身体で止めに行くよりもハンドリングで取りに行くことが多いので本人のやりやすい形として一概に身体で止めに行くべきとは思いません。
しかしどちらにせよ下半身の動き、柔軟性や俊敏性は重要ですし、ハンドリングといっても手だけで取るものではなく足首から股関節、腰から肩、肘、手首と連動して繋がっていくものだと思うので、多少疲労からズレが生じているのかなという心配はしています。
ここまで丁寧に休養日を作ってきたシーズンでしたが、ここから先は祐大に懸かっていると言っても過言ではないと思いますし、防具をつけて暑さがしんどい今の乗り越え方を見つけて欲しいなと思います。
レギュラー1年目で今後も付き合っていく課題だと思いますし、伊藤光や戸柱、相川コーチなど先人の経験談なども聞いてはいると思うのでそれを自分に合う形で落とし込めたら良いなと思います。

最後に代打ですが、昨日大和を代打で起用した部分がピックアップされていましたがあれは枝葉の部分。
松尾昇格以降は積極的に良い場面で使っていますし、今日に至っては対巨人戦の打率が1割台前半である山本にバントをさせてまで森敬斗、代打度会に託していました。
もちろんベンチに残っているメンバーを考えてもその次の9番投手に代打京田を使うなら残りは柴田と戸柱だけになるので仕方ない部分はあると思いますが、順番に関しては実績問わず起用しているなと感じます。
今後もこの辺りには注目したいかなと思っています。

終わりに

離脱者が増えて、運用を丁寧にしてきたのになという無常感は否めませんが、やるしかないと思うのでなんとか食らいついて欲しいと思います。
まずはTAとリリーフの帰還まで我慢。

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