チリも積もれば|7/26 対巨人14回戦を久しぶりに振り返る
ご覧いただきありがとうございます。
約1ヶ月ほどnoteを休んでいました。
今日から復活します。
試合振り返り
試合前に思っていた事
・TAが離脱、脳震盪特例で1週間ほどか
→ 心配だし痛いけど、フォードを試すチャンスと思いたい。形はなんでも良いから凌ぐだけ
・フォードが初昇格、スタメン
→ゾーン管理、長打力に期待、少ないスイングで強く飛ばせるかを見たい。
・度会が久しぶりに2番
→役割を与えて多少縛った方がその打席の目的を定められてシンプルに打てるタイプかもしれない。なんでも打ちにいけちゃう分、任せると複雑に考えすぎるかも。
こんなことを思っていました。
やっぱり見たいのはフォードがどんな感じなのかなっていうところだったのでそこを中心に振り返っていきます。
気になった事
早速フォードの話からです。
今日は7番ファーストで出場。
4打席立って三飛、一ゴ、空三振、四球でした。
また、バント処理でフィルダースチョイスからの転がるあざとさも見せてくれました。
これだけ見るとすぐに良い結果は出なかったように思えますが、内容を見ていくと割と安定感あるかもなという印象は受けました。
打席ではファーストゴロはまあまあ捉えた当たりでしたし、四球のように誘いに乗らずしっかり見極める良さも出せていたと思います。
結果として安打が出れば理想だったとは思いますが、あまりガツガツしすぎていないというか、落ち着きがあるので渋めの活躍が出来るかもしれないです。
ただ今日だけで感じた課題の部分で言うと、ボール球を見極めて自分有利のカウントを作ったとしても、ゾーンにきた球を捉えて弾き返せるかどうかはまだ分からないなと感じました。
結局ゾーンに入れたら強い当たりを高確率で打たれるという恐怖からボールゾーンに投げてくるわけなので、ポンポンゾーン勝負されないようなインパクトは近いうちに残して欲しいなと思います。
守備の方も足の速さの感覚の違いとすこし気持ちが入りすぎた故のようなミスはありましたが、スクーピングは上手かったですし、一塁手としての範囲も思ったよりいけそうだと感じたので問題ないかなと思います。
次に8回の中川虎です。
ジャクソンが無死1,2塁とピンチを招いたところで登板。
岡本に対してワイルドピッチがあり2,3塁にしたところから連続三振も、二死から失点し降板となりました。
ここを深く見ていくと、まず岡本に対してはフォークと真っ直ぐで追い込んだ後の決めに行ったフォークがワイルドピッチになりました。
これは正直祐大も腰を上げすぎて股を通してしまったので珍しいミスだったかなと思います。
ベースに当たって跳ね上がるイメージが一瞬過ぎったのかもしれません。
しかしその悪いイメージを跳ね除けて次の球でフォークを今度はいいところに落として三振。
さらに続く大城はフォーク3球で三振と素晴らしいピッチングでした。
さらに坂本の初球もフォークで空振り。
この時点で6球連続フォークと打者坂本の頭の中にもフォークが強くあったと思います。
ここでこの次の球は振ってこないであろうということで真っ直ぐでカウントを取りに行ったのですが決まらず、その次の真っ直ぐも手が上がらずボールが先行。
ヒッティングカウントとなったことで坂本としては打ちにくると予想してまたもフォークで攻め追い込みます。
ここからは打者目線何がくるかわからないのでかなり投手有利になりました。
しかしここから連続でフォークをゾーンに投げるも審判の手が上がらず四球となってしまいました。
正直駆け引きとしては完全に上回っていて、バッテリーは裏をかきまくって相手の狙いを外しまくっていた完璧な配球だったと思います。
ただ勝負には負けてしまったというか、四球の後の余力が無かったのかなと感じます。
投手としては気持ちをフルに高めたフォーク2球だったと思いますし、あれが決まったと言ってもらえないのであれば…という気持ちになってしまったかもしれません。
戦術的にも岡本大城への配球を伏線にして坂本の裏をかけていたところがありましたが、それがリセットされた上でさらにフォークが決まらなかったという逆の伏線を張ってしまった上で岸田への真っ直ぐ入りにならざるを得なかったかなと思います。
岸田もそれをわかって真っ直ぐ一本待ちでしたし、もし勝機が残せたとしたら全く頭に無いであろうカーブだったかなと思いますがそれはもう結果論でしかないとも思いますし、全て込めた一球が決まらなかった故の失点だったかなと思います。
悔しいですが良い勝負をしていたと思います。
次に打線ですが、やはり2点じゃ勝つのは難しいかなと思います。
ただ佐野、TAと好調の主軸を2枚欠いたらそうなるのは当然なので、ここ最近のような理想的な攻撃は今は望めないと思います。
ただ森梶原度会で足を使ってチャンス作って得点していたのでこんな事態でも引き出しはあるんだぞというところは見られましたし、こればかりは得点と失点を噛み合わせて勝っていくしかないのかなと思います。
8回の攻撃のように相手のミスとはいえ絶望的なところからでもワンチャンス作り出せるのは今のチームのいいところですし、最後まで諦めずに我慢して欲しいなと思います。
まとめ
勝負をかける前の勝負って感じの時期だと思います。
あともう少しだけ我慢するしかないと思うので内容は問わないですし、結果的にゲーム差が希望ある状態で主力の復帰、エンジンをかけられればそれで良いので頑張って欲しいなと思います。
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