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第4章.カイト、トレジャーハンターになる。

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”何か自分の力でプロダクトを生み出したい” 一人海外で孤独と不条理の荒波に完全に飲み込まれてしまったカイト。 悶々としていた日々を打開すべく、 不可能と言われた新たなる困難にチ…
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伝説の香料「シャム安息香」カイト、トレジャーハンターになる。Season1-Ep.3

前回までのお話 シャネルNo.5に使われている伝説の香木(勝手に誇張表現) の手がかりを得るべく北の街にやってきた安息香探検隊(隊員2名)は拠点と足を確保し、 周辺調査に乗り出す。 予定では本拠地(空港のある町)から車で移動するはずだったのが、 急遽バイクになってしまったことで今後の方針を改める。 事前情報では、 町から町、村から村へ通ずる道は、 舗装されておらず、 土がむき出しで、 かつ山越え谷越え、 +山賊出没!?笑 と外国人には危険と聞かされていた。 目的の村ま

伝説の香料「シャム安息香」カイト、トレジャーハンターになる。Season1-Ep.2

結局あれから2日も無駄した。 出発を決めた翌日、 まさかの残席がなかった。 ←前日までは確かにあった。 何故かカードが使えなかったので、 直接空港にいかないといけなかったのだが、 夜だったのでチケットカウンターは閉まっていた、、 仕方がないから、さらに翌日の便を調べる。 がその日はフライト自体出てなかった、、、。 結果、 2日無駄にし、 3日目にしてようやく出発することができたのだが、 これは無計画さのせいなのか?? カイトはいつも思い立ったら行動する。 行動した

伝説の香料「シャム安息香」カイト、トレジャーハンターになる。Season1-Ep.1

キッカケはすごく単純だった。 『何か自分の手でプロダクトを作りたい。』 現在ラオスでの仕事はサービス業ばかりなので、 熱中できるような“何か”を自分の手で生み出したいと思うようになっていた。 思い立ったら吉日。 早速何かあるか考える。 のだが、、、 考えても浮かばなかったので、 お世話になった方に電話(笑) カイト「ラオスに何か面白いモノはありますか?」 唐突な質問だ。 お世話になった方 「そうだね〜。ミャンマーの不動産市場がラオスより進んでいるから勉強のため