国際協力が自分事になってきた。

早朝に東京に着いて、まだ時間に余裕があったからシャワーを浴びに行ったら、制限時間30分なのに32分で出てしまった。延長料金払わないとなあと思ってたら、おじさん店員さんが「時間内で大丈夫ですよ!」って言ってくれた。ありがとう優しい店員さん。

東京でも雪が積もるんですね。びっくりしたけど、特に滑ることもなく当たり前に歩行することができるのは、雪国育ちの特権かもしれない。
しばらく神戸にいても、雪が積もったら身体が自然に隠れたマンホールを警戒しながら歩いてくれる。

国際協力への関係人口を増やすっていうのが自分の最近のテーマだけど、そのために「相手にもリスクを取ってもらう」「そのリスクに見合うだけのインセンティブを提供する」っていう思考はまだまだ弱いなと感じた。
性格上かもしれないけど、相手にリスクを取ってもらうことがめちゃくちゃ苦手なんですよね…。遠慮しちゃう。

日本の国力は相対的に低下している一方で、先進国と言われる国々でも社会課題がダイレクトに生活に影響を及ぼすようになってきて、巻き込めるパートナーはどんどん多様化している。
途上国はもちろん、行政、地方自治体、民間企業、アカデミア、一般市民、みんな巻き込んでいかないといけない。
でも、やっぱりそれぞれ考え方・感じ方が相反する部分はあるわけで。相手が重視している部分が満たされるようにインセンティブを提供しながら、こちらが重視しているものが満たされるようにリスクを取ってもらう。
それを繰り返しながら、「支援」よりも「一緒に挑戦」する関係性を構築していく。
そうすれば、もっとインパクトを最大化させていくことができる。

難しいけど、きっと私がジェバレでやりたかったのもこういうことなんでしょう。
農家さんやお客さんと一緒に、お互いが何気ない温かい笑顔を向け合っている景色を一緒に目指していきたかった。

じゃあ、その多様なアクターの中で、ジェバレはどんな役割を担っていたんだろう。
国際協力業界の多様なアクターにおいて、日本はどんな役割を担っていけるんだろう。
頼られ、選ばれ、期待され続ける存在になるために、何ができるんだろう。

各アクターと徹底的に対話することで、全員が納得できる折衷ポイントを見つけていくこと。
その中で、最終的に目指したいゴールは忘れずに、そこに向けて引っ張っていくこと。
そんなことが大切なんだろうなと仮説を立ててみたけれど、まだ納得感は低いし、具体的なイメージも湧きづらいなあ。
明日ぶつけてみよう。

学部生の頃は、国際協力のことは「こうなったらいいのに」という第三者目線で考えることが多かったけど、院生になってからは「自分たち世代が創っていかないといけないんだ」という視点で考えることが多い。
別に学部生でもそう考える人はいるだろうし、学部のときの私のレベルが低かったんだろうけど、院に進学してよかったなとは感じている。

明日以降はよりハードになりそうなので、まだまだインプットしたいことあるけどしっかり寝ます。
国際協力にどっぷり漬かるのは楽しいですね。
漬かり過ぎて「国際協力が身近にない人」の目線がなくなってしまうのは本末転倒だけど、この1週間くらいはそうなってもいいくらいのめり込みたい。

明日電車動くかなあ…。
金沢ならこんな雪で交通機関止まることないのに、と思ってしまうけど、ここは東京。
雪に負けず元気に生きていきます。

週末は知り合いのカレー屋さんに遊びに行く予定なので、それを楽しみに頑張る。

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